小説『殺人鬼・友達としての使命』
作者:夜御()

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〜キーンコーンカーンコーン♪〜



「はい、それでは今日はここまで。」


「起立、礼、」 「「ありがとうございましたぁ〜」」






百田・「あ、岡崎さんお見合い相手の方々が来ましたよ?」


岡崎・「ん?・・・あぁ。・・・って、聞き込みだっつってんだろっ!」


百田・「?・・・岡崎さん今、考え事してました?」


岡崎・「あぁ、少しな。それより、聞き込みしに行くぞ〜」


百田・「?・・は〜い」
















―――――――――聞き込み―――――――――




岡崎・「あ!ちょっと君、少し聞きたいことあるんだけど・・・いいかな?」


生徒A・「だ、誰ですか?」


百田・「あぁ、ごめんね。いきなり」
「(チョット岡崎さん、いきなり話しかけたらビビリますよ〜)」


岡崎・「(しょうがねーだろっ!ガキに話し聞くなんて普通ねーだろ)」


百田・「(ハァ、しょうがないですね)」
「僕達は警察のもので・・・」


生徒A・「あっ!!もしかして聞き込みですか?」


百田・「え?あぁ、そうだけど・・・何で君、そんなに嬉しそうなの?(汗」


生徒A・「へ?あぁ、失礼。私、推理小説がとても好きでして・・・まさかリアルに聞き込みされるなんて///」


百田・「そ、そうなんだ・・(汗」

岡崎・「(おい、百田。この子大丈夫なのか?)」

百田・「(大丈夫ですよ、ただのサスペンス好きですよ。)」


生徒A・「あの〜それで、なにをお聞きになられたいんですか?」


百田・「あーそうそう、聞きたいことっていうのはね・・・このバッチの事なんだけど――」


生徒A・「ああ、それはうちの学校のバッチですね?それがどうしたんですか?」


百田・「うん。このバッチがね、ここ最近おきてる連続殺人事件の現場に落ちてたんだ。・・・ね、岡崎さん」


岡崎・「ん?あ、あぁ。そう、落ちてたんだ。それでこの校章バッチを落とした人間が犯人なんじゃないかって話なんだよね」


生徒A・「そうですね・・・その校章バッチは一人の生徒に1つしかないので持っていない人がいるとしたらすぐに解ると思いますよ?」


百田・「それじゃあ、校章バッチを持っていない生徒を探すことになるのか・・・」


岡崎・「またメンドーなことしなくちゃなんねーのか(ハァ」











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