小説『ソードアートオンライン~1人の転生者』
作者:saito()

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(前書き)

おはこんばんちわ!作者です。

ソードアート・オンライン 〜1人の転成者〜を応援してくれてる人もそうでない人もこれを見てくれてありがとう。

前回で第一部、原作で言えば4巻までが無事終了することができました。

今回から彩斗たちの日常もまぜながら物語を作って行こうと思います。

明日葉「ねえねえ、作者さん。一つ聞いてもいい??」

作者「なんだい?」

明日葉「どうしていつも私と彩斗君のいいムードが誰かによって壊されてるの?(怒)」

作者「え?ソンナコトナイヨ……」

明日葉「目をそらして言うなー!」

作者「お、落ち着いてこれからはそういった甘いシーンも沢山盛り込んでいきますから………」

明日葉「それならいいけど……」

作者「ふぅ……」

明日奈「それって私と和人君のもあるでしょうね?」

作者「も、もちろんですよ……」

彩斗和人「「………………」」

作者「む、無言が怖いです…

では、本編へ!」

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俺たちが入学してから早3ヶ月、暦では7月になっている。

この日も連日の炎天下で気温は34度と真夏日である。

ちなみに明日奈のリハビリも無事終了し、今では従来の生活を取り戻した。

今では普通に走ったり運動したりすることもできる。


ふと、教室を見渡してみるとと真面目に授業を受けている明日奈の姿に机に頬杖をつきながらぼんやりと校庭を眺めている和人、それに板書をしている明日葉とごく普通の光景である。

けど、半年くらい前までその光景もありえないようなところに俺たちはいたのだ。

「クロスフォード、ここから読んでみろ。」

先生に当てられ俺は英語の教科書を開き指定されたところ読んだ。

「よし。次は結城妹読んでみろ」

ちなみに明日葉と明日奈は先生に当てられるとき姉か妹という区別のされかたをしている。

急に当てられた明日葉は戸惑いながら立ち上がった。

「え、えっと……」

どこから読んでいいか分からず困っているようだ。

俺はさりげなく教科書を指さし教えた。

明日葉は目でありがとうといい読んだ。

キーン、コーン、カーン、コーン。

授業の終わりを告げるチャイムの合図だ。

「よし、今日はここまで。」

「起立、礼。」

今日の授業はこれで全て終了だ。

教科書を片付けている俺に明日葉が話しかけてきた。

「彩斗君、さっきはありがと!

おかげで助かったよ。」

「ああ。別にたいしたことじゃない。

和人たちを誘ってなにかお昼を食べてから帰ろう。」

「さんせーい!」

俺は和人と明日奈のところに向かい、2人聞いたらオッケーが出たので4人で向かうことにした。

下足箱で下履きに履き替え校舎をあとにした。

「ところでお昼なににする?」

と明日奈に聞かれ、

「「パスタ!!」」

答えたら明日葉とハモってしまった。

「「ぷっ、ははははは」」

俺と明日葉は吹き出してしまった。

「ほんとに君たちは仲がいいね」

明日奈が茶々をいれてきた。

「私と彩斗君だから当然だもーん」

などと調子に乗って明日葉公衆の面前で思いっきり抱きついてきた

「明日葉ちゃん、ここはお外だよ……」

「いいの!ねえ?彩斗君」

可愛くおねだりされれば断りようがなくいつも頷いてしまう。

「でも、彩斗君すごく女子の間でも評判いいから、明日葉ちゃんうかうかしてると取られちゃうよ〜?」

「それは大丈夫。俺は明日葉をずっと守って行くって決めたから。」

明日奈の鎌かけにちょっと本気で答えてしまった自分をちょっとだけ後悔しながら俺たちは目的のお店へと足を進めた。

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