小説『ソードアートオンライン~1人の転生者』
作者:saito()

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姉妹再会

「ア、アスハ?!アスハなの?!」

「お姉ちゃん&#8252;」

今俺たちはアインクラッド第8層メギストリスにいる。ここは第8層の主要区で人通りもおおい町だ。

そこの一角に小さな家がのちに最強ギルドと呼ばれる血盟騎士団の本部なのだ。

サイトは本部を見た瞬間「最初は本当に小さなギルドから始まったんだな〜」と感嘆をしていた。

そして、中に入って目当ての人物であるアスナ=アスハの姉である、人を探した。

アスハは見つけた瞬間に体が硬直してしまったらしく、声も出せずその場で動けなくなってしまった……

向こうもこちらに気づいたらしく、声をかけてきた
「なにかごようで……えっ&#8264;も、もしかしてアスハ?アスハなの?」

アスハも声を聞いたためか掠れるような声で

「お、お姉ちゃん&#8252;」

2人は涙を目に浮かべながら思いっきり抱き合った。

俺はなんとなく、その場に居づらくなり去ろうとしたが、落ち着いたアスハは

「あ、ごめんね。今紹介するね。」

アスナはアスハにこの人誰なのって耳打ちをしているようだ………

「こっちが私の姉のアスナ。」

「アスナです。よろしくね。」

「んで、こっちが私のパートナーであるサイト君//」

なせが、アスハは顔を少しだけ赤らめながら言った。

もちろん、サイトは全く気づいていないのだが………


「サイトだ。よろしく。」

奥からもう一人サイトは知っている人物が出てきた。

それはなんと、あの黒の剣士=キリトだった!

そして、キリトは「アスナこの人たちは?」と尋ねた。

「あっ、キリト君///。えっ、えっと、こっちは私の妹のアスハよ。それでもう1人の人はサイト君。」

アスナもなぜかキリトを見るすこしだけ頬を赤らめながらサイトとアスハを紹介した。

それを見たアスハは

「はは〜ん、そういうことか〜」

なぜか鎌かけるようにアスナに詰め寄っていた、するとアスナも頬を赤らめながらも反撃するために

「そ〜いう、アスハだって、そうじゃない〜」

「なっ、そ、そんなんじゃ、まだ、一方通行だし…ってそういうお姉ちゃんはどうなのよ〜?」

「そ、その私も、い、一方通行だし……」

2人の姉妹は互いに顔を見合わせて、男2人を見てその鈍さに呆れるように、はぁ、とため息をついたのだ…

その後俺たちはみんなでフレ登録をした。

アスハにとって今日はとてもいい日になったことだろう、折れはそこで思った………

俺は転成者だ………

この世界に家族もいなければ、本当の自分居場所でもない。いつかはアスハたちと別れなければならないだろう、

だけど、せめてそんときまでは俺が2人の仲を守ってやろう…俺にはもうえられないものだからな………

「サイト君…どうかしたの?」


「いや、なんでもない……」

「そう?これからみんなでご飯食べようと思うだけどサイト君もいい?」

「あ、ああ。」

まあ、まだ今はそんな事考えなくてもいいか……

しかるべきときがきたら、全てを話そう………



「サイト君ー早く〜!」

アスハの呼ぶ声が聞こえた。俺は考えるのをやめてその後を追うことにした………




-8-
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