小説『二杯目のミントティーは誰のため?』
作者:狂ピエロ(カガク生活)

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―パーティー会場・外廊下 花茂芽―
走って駆けつけると…そこにはただ呆然と立っている来井を見つけた。
「もう何やってるのよ来井…」
「ほんまやで来井…また死体を見つけたような…」
そう言って来井に近づこうとした神威は大きく前転するような形でこけた。
「あ〜あ神威…何でこんなとこでこけるん…」
そういって青田は下を見た。私達もそのとき下を見た。そう、そのときだった。
私達はようやく来井の悲鳴の訳が分かった。そこに倒れているのは…

私が探してたもう一人の人物…青葉だった。

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