小説『二杯目のミントティーは誰のため?』
作者:狂ピエロ(カガク生活)

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―式場外 花茂芽―
私は一つだけ疑問に思っていることがあった。
コイツが最初から犯人は青葉だと分かっていて大場に自白するよう言ったのは…
「ねぇ来井。今回の事件、あんたは青葉さんが犯人だってわかってたのよね?」
「え?ああ、うん。」
「じゃあ…何で大場君に自白するよう言ったの?それだけわかんないんだけど…」
私がそう問うと、来井は笑顔でこうとだけ答えた。
「さぁね。これは…俺にとってゲームだから。」
                                                ―fin

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