小説『とあるバカとテストと超電磁砲 文月学園物語』
作者:御坂 秀吉()

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バカと姫路と学園祭 序盤 〜スイヘイリーベボクノフネ!〜



[今回は序盤ということで、文が短いです。ストーリにはあまり関係ないです]






あ、いきなりどうした、俺。
いや、待てよこういうパターンの時、大体…


『気が付いたようだな。』

『諸君、ここはどこだ?』

「「「最後の審判を下す法廷だ!」」」

『異端者には?』

「「「死の鉄槌を!」」

『男とは?』

「「「愛を捨て、哀に生きる者!」」」

『宜しい。これより…異端審問会を始める 。

 罪状を読みあげたまえ』


やはり、俺の推理力も上がってきたな、ってぇ!!!

「なんで俺がここにいるんだ!?」

やっと我に返った元輝は裁判長に問いただす。

『なぜだと!?こいつの罪状を読み上げろ!!』

「ハッ!!被告人大濱元輝(以下この者を元とする)は、昨日、正午前後に某喫茶店でCクラス代表小山友香(以下この者を友と呼ぶ)と一緒にいて雑談をしていたということです。友には事実確認はしていないが必要性がないためこのまま元の判決を……」

(昨日というと、一番信じられるのは、明久だな)

ふと隣を見た。すると…

「なに!?明久と雄二が死んでいる!?」



息絶えた二人の死体が転がっていた。



『こいつらは、今朝登校途中にムッツリーニからもらった暗殺兵器(姫路の弁当)により、
 暗殺した』


こいつら正気か!?実際に死人がでるかもしれないほどの平気だぞ!?



「とにかく、二人については死刑を執行した。次はお前の番だ」
「そう簡単に死ぬかな?」
「なんだと!?」
「実は、昨日たまたま、あるアニメを見て面白い能力を見つけたのさ。その能力っぽくなるかな♪」
「見せてみろ」

実際、試すのは初めてなので自信はないが…

「じゃやるぞ。アウェイクン!!」
「なっ…!」

教師用召喚フィールドが出された。

「試獣召喚andメイクアップ!!」
「なにを・・・って、ただ完全に工藤新一になっただけじゃないか」

ある高校の制服を着ている完全な工藤新一になった。

「じゃやるぞ。テストの力を魔法に変えて…」

「「まさか、これって、魔法秀吉ひでよしか!?」」




「スイヘイリーベボクノフネ!」

「「逃げろ!!」」




「トリニトロトリオール!」




FFF団が全員昼休みまで起きなかったことはいうまでもないだろう







学園祭まではまだまだ遠かった。

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