小説『ハイスクールD×D 異形の存在』
作者:霊夜()

しおりをはさむ/はずす ここまでで読み終える << 前のページへ 次のページへ >>

12話目






side 闇



この前、俺の眷属になったアテナちゃんは、今俺の家で暮らしている
ああ、まだ俺の眷属さがし旅は続いてるぜ?
そして、今・・・






「・・・、道に迷った」
・・・そう、道に迷っているのだ、

俺、地理とか知んねえし・・・ここどこ?


「・・・ってか、腹減った」
俺、遭難の危機!?、と、言いたいところだけどここは、街である。


数分、街をぶらついていると、
「お!、あの店面白そう!!」
気になる店を見つけた。

(入ろうかな?やっぱやめようかな?、入ろうかな?やっぱy・・・・・・)
俺は、考えて考えて、やっと答えが出た!、

「やっぱやめとこ・・・」
諦めた・・・




「ってか、ここどこだよ!!」





side out



side 孔明





ど、どうも!こんにちは、諸葛亮孔明と言います!
私は今、自分の趣味のお菓子作りのための、材料を買いにお店に来ています。

「へ?・・・、あ、あの人・・・かっこいい//////」
お店に行く途中、よく小説で見る、『運命の出会い』というものに遭遇しました!
う〜、声をかけたいです・・・、そして、会話をして・・・、仲好くなって・・・デートして、結婚して、こ、子作りをして・・・って、え?・・・あれ??、途中からおかしくなってきた気が・・・
でも!、あり得るかもしれません!!、声をかけましょう!!



で、でも・・・いきなり声をかけたら、迷惑かもしれないし・・・、うざい女って思われたら!?

ま、負けるな!、私は誇り高い孔明ですよ!!が、頑張って・・・

あ!!、ど、どう声をかけよう?・・・、『好きな女性のタイプは?』・・・って、どれだけなれなれしいの!?・・・ど、どうしよう・・・

あ!、これなら・・・『道に迷ったんですが、教えていただけませんか?』・・・う〜、でも、もし初めてここに来た人だったら・・・、というか、多分私の方が詳しいと思うし・・・、『今日は天気がいいですね!』・・・は、・・・今日の空気の重さから、絶対雨降っちゃうよ!!

・・・どうしよう、・・・どうしよう

あ!!、こ、これは?『今日は、温かいですね』・・・は、って、初対面の人に言われたら、絶対困っちゃうよ!!
普通に、・・・そう普通に・・・








あ、あの!、す、好きです!付き合って下さい!!/////」







って、なにいってんだろーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!!!!!
え?、何?普通に告白って・・・、うううう、死にたい・・・、そして




「え?」


彼が、振り返った・・・、その顔を見た瞬間・・・

ブシャ―――――――――――ッ!!!!!

大量の鼻血を吹いて、私は倒れてしまった・・・
そう、彼はかっこいすぎたんだ・・・




side out


side 闇





・・・え?、な、何これ・・・いきなり、小さい女の子がこっちに来たと思ったら、告白してきましたよ!?
しかも、振り返った瞬間、大量の鼻血を吹いて倒れましたよ!?・・・なにこれ!?

そ、それよりも


「だ、大丈夫!?、こ、こんなに鼻血を吹いたら・・・・・・死ぬぞ!?」
ど、どうしよう・・・、え?・・・俺、振り返ったときなんかしたっけ?、・・・いや、何もしていなかったぞ!?、振り返り殺しってやつですか!?、やべーよ!?やばすぎんだろ!?
い、一応、涼しい所に連れて行こう・・・




               〜〜〜涼しい所、(森)に到着!〜〜〜




・・・ふう、今日は暑いな、・・・ってあ!、この子・・・地面に頭を置くことになっちまうな・・・、

ま、まあ、ここは、森で、誰もいない・・・





よし!、俺のファースト膝枕をしてやるか・・・


・・・、な、なんか恥ずいな・・・これ、

ってか、この子、あの、恋〇無双の、朱里に、似ている・・・、




(可愛いな・・・)なでなで
そう思っていたら、俺の右手が勝手にこの子の頭をなでていた・・・





(ふむ、・・・それにしても、可愛いな・・・)
そして、



「う、う〜〜ん!」
・・・目が覚めてしまったようだ・・・って、え!?ま、目が覚め・・た?


ま、まて!い、今の状況を確認してみると・・・、俺、この子に膝枕してる → そして顔を覗いている。



あ!!、こ、これは!?、も、もしかして・・・・・・、この子からしたら、キスをしようとしているように見える!、ってことじゃん!?・・・




「は、はわ!!??」ボンッ


・・・少女?・・・いや、幼女は顔をリンゴのように赤くしている。

「あ!、ご、ごめん!!」
そういって、俺は顔を話した・・・


「あ・・・////」ぼそ

・・・なんで、残念そうな顔をしているだ!?






side out




side 孔明






私は、倒れた後・・・誰かに運ばれて、森に来ていました・・・そして、目が覚めました・・・
(・・・あれ?・・・、なんかとても落ち着く・・・)
そして、今、私の頭を乗せているものにも興味ができました・・・そして、目を開けると・・・



「は、はわ!!??」


そこには、自分が一目ぼれした顔がありました、・・・しかも、とても近い場所に、・・・
(い、今顔を上にたらき、キス・・・できるかな・・・?)

な、なんてことを考えてしまうぐらい近い位置です!、


「あ!、ご、ごめん!!」

・・・そういって、彼は顔を離してしまった・・・、ざ、残念です・・・、とても、残念です・・・。

「あ・・・////」
気付けば声に出していたようです・・・。

と、というか・・・、顔を離したはずなのに、まだあまり、遠くなっていない・・・、そ、それに、私の頭を乗せている、とても落ち着く温かいもの・・・そ、それに、顔を横に向けると・・・彼のお腹が見えます(服はちゃんと着ていますけど・・・)、こ、これは・・・もしや!!



(わ、私、・・・膝枕されてる!?!?!?!?!?)


ど、どうしよう・・・、は、恥ずかしいよ・・・、

「あ、ああ、ごめんな・・・男に膝枕されるなんて嫌だよな・・・」
・・・彼はそういって、自分の膝を直そうとしました。


(あ!・・・だ、だめ!・・・も、もうちょっとしていてください!!)
っとは、思うだけで、口に出して言えなかった。
私は、顔が赤くなっているのをかくしながら、地面に座りました・・・って、あれ?・・・
さっきまで、地面に寝転んでいたはずだったのに、下にとても温かい敷物がありました、・・・ってあれ?・・・寝ているときからあったっけ?・・・

そう疑問に思いながら、下を見てみたら・・・、え?布とかじゃなくて・・・なんだろう??

「それは、俺の影だよ・・・、俺の影を立体化させたやつ」
・・・私には、何の話をしているのかわかりませんでした。

「ああ、俺は黒咲 闇だ、好きなように呼んでくれ」
へ、へ〜、私の一目ぼれをした彼の名前は、闇、という名前だったようです。あ!

「わ、私は、諸葛亮孔明です!」
私も自己紹介しました。



side out



side 闇



「わ、私は、諸葛亮孔明です!!」
お〜、こっちの世界の孔明は噛まないんだな〜、って、も、もしや!、時代が変わっているからか!?
まあ、そこはいい、そこはいいんだけど・・・

「なあ、あ、あの告白はなんだったんだ?・・・ってか、俺たち初対面だろ?」
あれ?・・・もしかして・・・昔に、って、昔は次元の狭間にいたからそんなことねえな!


「は、はい!、で、でも・・・その、ひ・・・れ・・・・・て・・・/////」ぼそぼそ
む?・・・、ぜんぜんわからんぞ?・・・

「す、すまん、もう1回言ってくれ」

「えっと・・・、そ、その・・・ひ、一目ぼれしてしまいまして!!・・・その・・//////」
ふむ、1目ぼれとな?・・・俺に?・・・そんなことないだろ?

「なあ、・・・もしかして、俺に1目ぼれしたのか?」

「は、はい!・・・、あ、あの、で、出来ればでいいのですが・・・私と、付き合って下さい!!/////」
・・・まじで?、俺のファースト膝枕の次に、ファースト告白まで!?
・・・でもな、・・・・・・あ!!

「ごめん、付き合うことはできないんだけど・・・、俺の仲間になんねえか?」

「え?・・・仲間・・・ですか?」

「ああ、そうだ・・・、まあ、悪魔になってもらうが」

「あ、悪魔・・・ですか・・・」

「そ、悪魔だ、えっと・・・ここに・・・よし!、見つけた。



この悪魔の駒(イーヴィルピース)を使って、悪魔になるんだ」

「あ・くま・・の駒・・・?、何か、その駒、チェスの駒に似ていますね」

「ああ、そのとおり!、これはチェスの駒とあまり変わらない、ついでに、君には俺の兵士(ポーン)になってもらう」

「わ、わかりました、・・・聞きたいのですが、もし悪魔になったら、・・・貴方の側にいられますか?///」

「え〜っと、まあ、そりゃぁ、俺が王(キング)だから、入れるだろうけど?」

「なります!、すぐになります!、死んでもなります!」
・・・死んだらダメだろ・・・、あれ?・・・確か、悪魔に転生させるってことは、・・・死んでもいけるか

「じゃあ、・・・って、駒3つ使用か・・・、期待してるぞ?、俺の軍師(孔明)」

「は、はい!!/////////」










ということで、孔明が俺の眷属になった。

後で聞いたんだが、孔明は、親がいない(死んだ)らしい・・・




side out

_________________________________________________

コメント!!

諸葛亮孔明!、見た目は、はわわ軍師!、でも中身は違う!!

はわわのない、朱里など朱里じゃない!、っていう方もいると思いますが、はわわの代わりに、稟の妄想&鼻血ブレイカ―をつけてみました。

次回は、マーリンにしようと思っています。

これからもよろしくお願いしますね!!

-15-
<< 前のページへ 次のページへ >> ここまでで読み終える




ハイスクールD×D 13【BD付限定版】 イッセーSOS (単行本)
新品 \0
中古 \9915
(参考価格:\4725)