小説『ハイスクールD×D 異形の存在』
作者:霊夜()

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17話目





side 闇



今日は、俺がオカルト研究部に入った(顧問としてだけど)お祝いをするらしい・・・。
俺ってそんなにすごい悪魔なのか?・・・・・・マーリンちゃん、可愛すぎるぞ!!

「なあ、リーアの眷属は今、何人いるんだ?」
・・・うむ、この前知ったことだが、俺が原作(設定)を破壊しまくってたから、登場人物とかが、変わってきているかもしれんのだ!

「私の眷属は今、4人よ」
・・・ふむ、変わってないんだな、・・・っで、誰が入ってきているんだ?

「出来ればでいいんだが、紹介してくれないか?」

「えっと、・・・初めにクイーンの姫島 朱乃、は知ってるわね、だから次は、ここにはいないんだけど、ルークの、花楓 鈴、この子は中国出身で、なかなかの武を持っていると思うわ、それと、この間紹介した、アリス・アージュ、この子はドイツ人で、この子もなかなかの武を持っているとお思うわ、最後なんだけど、ビショップのギャスパー・ヴラディ、この子は・・・なんというか、・・・引きこもりよ・・・・」

ってことは、俺の知らない悪魔が、2人という事か、・・・ん?、誰かがこの旧校舎に入ってきた、・・・うん、悪魔だ、





こんこんこん

ノックをするか、こ奴はええ子や!

「鈴です!、入ってもよろしいですか?」
ほほう、鈴ちゃんは、常識を知っているよい子か!

「ええ、いいわよ」

「では、しつれいしまs・・・・・・って、誰ですか?」
な!、俺の事を知らないだと!?、というような考え方はしませんよ?・・・ってかそれよりも、殺気あてられてますよ?・・・何故でしょう?まあ、気にせずに・・・

「ああ、俺は今日からこのオカルト研究部の顧問になる、黒咲 闇だ」

「そうでしたか、それでは・・・さきほどは、申し訳ございませんでした」

「いや、いいさ、よくあることだし」










「え!?、よくあんの!?」
・・・え!?、さっきまでの敬語は!?

「あら、さすがのお兄様でも驚きますわね」
・・・朱乃さん、さすがにきついですよ?

「・・・ってか、何故死体を二つも持っていらっしゃるのでしょうか?」

「っ!?・・・、なんでわかんの!?、隠してたはずなのに!!」

「はっはっは、年の差ってやつさ!」

「いっきに、キャラがおっさんみたいになったにゃ」
それは言わないでほしいな・・・、まあ気にせんが

「で、その死体は何なんだ?」

「ああ、えっと、歩道橋の上に転がってたんだけど、私の勘が言ったんだ!、この子たちはなんかいいもんを持ってるって!!」
・・・勘って、恋〇の孫策さんですか?・・・って、この遺体の顔よく見てみたら、イッセー君じゃないですか!!・・・でも、イッセー君て、デートの最後に殺されるんじゃ・・・、もしかして俺の原作ブレイクの所為で!?

「リーア、確かにこいつたちはいいものを持ってるぜ?」

「え!?、ど、どうして?」

「両方とも、神器を持っている、しかも片方は神殺しで、もう片方は、回復系の神器だ」
なんとね、俺は人の顔を見るだけで神器を持っているかわかっちゃうんだ!

「ろ、ロンギヌスって・・・、それに回復系・・・、この子たち、欲しいわ!」

「仲間にしてもべつにいんじゃね?、こいつたちも自殺したわけじゃなさそうだし」

「そ、そう?・・・じゃあ・・・」

「あれ?・・・、(リーアが、変異の駒を2つも持っていたなんて、しかも、イッセー君7つで済んじゃったよ!?)」

「ふう、これで明日までには目を覚ましているはずよ」

「よかったな、一気に眷属が2人も増えた」

「ええ、ありがとう、鈴、闇お兄様」

「いや、・・・まあ、いいさ」

「別にいいよ〜」








                     〜〜〜次の日〜〜〜





「えっと、・・・し、失礼します!」

「失礼します!」
お!、やっと、来た!!

ああ、イッセー君には妹がいるらしい、それと、イッセー君は超シスコンらしい、そしてその妹さんは、超ブラコンらしくて、いつもいちゃいちゃしてるらしい、

「はろ〜、イッセー君、そしてその妹ちゃん」

リアスは生徒会に用事があるって言って、今、この部室にいない

「なんでここに黒咲先生がいんだ?」
・・・、いや、部室に教師がいたらおかしいのかい?

「ああ、俺はこのえっと・・・お、お、お、「オカルト研究部」そう!オカルト研究部の顧問をしててな」
普通、オカルト研究部って思いつくか?、俺は思いつかんぞ?

「そうだったんすか、・・・えっと、こっちの超絶可愛い女の子は俺の妹の、兵藤 鈴香です」

「お、お兄ちゃん//////」
・・・ウザェな、・・・我慢我慢!!

「ほう、鈴香ちゃんか、まあ、あだ名は兵藤(妹)だけど」

「・・・っで、ここに呼んだ理由はなんなんすか?」

「ああ、それなんだけど、お前たちはもう人間じゃないんだ」

「は!?、ちょ、ちょっと待ってください!!、人間じゃないってどういう意味ですか!?」

「まあ、言葉のままなんだけど、君たちは一昨日かな?・・・死んだんだ」

「えっと、・・・やっぱり、死んでましたか、・・・じゃあ、なんで今こうして生きているんですか?」

「えっと・・・、リーア、ああリアス・グレモリーの事な!、が君たちを、悪魔として転生させたからだ」

「悪魔・・・ですか?」

「えっと、・・・詳しくは、孔明かリーアに聞いてくれ」

「え?・・・あ、はい」

「で、君たちは誰に殺されたか覚えてる?」
そう!、ここが大事なのだよ!!

「えっと、黒い羽根をしていました」

「ほかには?」

「確か、名前が・・・そう!、天野 夕麻だ!、あのくそ野郎に!!」

「お兄ちゃんを殺したんだ、あいつは・・・、許さないよ、絶対に殺してやる、精神がつぶれるまで殴ってやる・・・ふふふふふふふ」
・・・怖い、ヤンデレですか?・・・いや、愛する者を殺されたら誰でもこんな感じになるのかな?

「さすがに、怖いぞ、鈴香」

「ご、ごめんなさい・・・」

「ちゃんと謝れたか、えらいえらい!」なでなで
・・・やっぱりウザい!!って、・・・もしかして俺もあんな感じなのか!?

「ふむ、まあ、君たちを殺したのは堕天使だな・・・うん」

「堕天使・・・ですか?」

「ああ、そうだ・・・ああ、これも孔明に聞いてくれ」

「わ、わかった」

「あ!、そうだ、なあお前ら、いくら憎いからって、一人とか二人で教会とかに行こうとするなよ」

「「うん(ああ)」」

「それと、お前たちの中には神器って言う、・・・すごいのかな?、まあ、すごいものがあるんだ、・・・自分の神器、見たくはないか?」

「いきなりですね・・・、でも、まあ、みたいです」

「私も、見てみたいです」

「じゃあ、自分の中で一番強い物を思い浮かべて、それのマネかな?・・・うん、真似をしてくれ、全力でだぞ?」

「ま、マジですか!?」

「ああ、マジだ!」
見れるぞ!、リアルドラゴン波が!!

「じ、じゃあ・・・、」

ごく、・・・誰かが唾をのむ音が聞こえる・・・まあ、俺なんだけど




「ドラゴン波!!!」



・・・っぷ!・・・

「ははははははははっ!!!!!!」

ばんばんばんばん!!!

「ちょ、まじですんのかよ!?・・・はははは!!!!!!!」

「え!?・・・ちょ、え!?・・・お前がしろっつったんじゃねえかーーーーー!!!!」
イッセー君楽しすぎだろ

「って、なんじゃこりゃーーーーーーっ!!!!!!」

「ああ、それがお前の神器のようだ、あとでその神器の説明するわ」

「あ、ああわかった」



そ・し・て!!



「次は兵藤(妹)だ」

「わ、私ですか!?」

「ああ、・・・さて君は何をするのでしょうか?・・・楽しみですね!!」

「え、えっと私は・・・、お、お兄ちゃんが・・・・・・・え・・て・・・え!?」

「っち、って、・・・なんもしてねえだろ!!、せこいぞ!!、何かして恥かけ!!」

「ちょっ、先生!、目的かわってますよ!?」

「うっさい!・・・で、ふむ、これが君の神器か・・・」




「じゃあ、早速説明すんな」

「あ、ああ」

「まず、イッセー君の神器は、非常にレアだ」

「え!?・・・マジですか!?」

「嘘つく必要なんてないだろ?」

「た、確かに・・・、で、もっと詳しく!」

「えっと、その神器の名前は『赤龍帝の籠手(ブーステッド・ギア)』で、能力は10秒ごとに力を2倍にしていく・・・、その神器を上手く扱ったら、魔王でも、神でも殺せるぞ」

「お、俺の神器が、そんなにすごいものだったなんて・・・」

「つ、次は、私です!!」

「ああ、ちみのは、『女神の抱擁(ヒーリング・ヴィーナス)』で、どんな病気や傷でも回復できるんだ、・・・まあ、死人は生き返らせられないけどな」

「はい!、ありがとうございました」

「君たちが殺されたのはその所為でもあるんだ」

「え?・・・何故ですか??」

「さっきも言った通り、イッセーの持っている神器はレアなんだ、それと、妹ちゃんの持っている神器もな」

「た、確かにそうですね・・・」

「まあ、運がなかっただけだと思ってくれ」
・・・、俺って、意外と説明美味いんじゃね?

「う、運がなかったって・・・」

「確かに死んだのは嫌だよな、・・・でもな、こうして悪魔になれば寿命は延びる、つまりは人間の寿命よりも長いのだ、だから、妹ちゃんともっと一緒に入れるぜ?」

「「な!?」」

「どうだ?、気に入ったか?」

「「はい!、悪魔、最高です!!」」

「それは何より」
・・・なんて、簡単なんだ!・・・イッセー君軽すぎるぞ!

「でも、その堕天使は許せませんね・・・」

「大丈夫だ、また来た場合は、俺が潰してやる」

「さすが先生ですね!!」

「まあな、ありがたく思えよ?、全世界最強の悪魔に守られんだからよ〜」

「「え!?」」

「あ!・・・、まあ、気にすんな」

「は、はあ」

「堕天使でも、悪くないやつだっていんのにな〜」

「そうなんですか?」

「ああ、アザゼルはいいやつだぜ?」

「「アザゼル?」」
・・・なんなのこいつらは?さっきから声合わせて、ウザったい!!

「堕天使の総督だ」

「「え!?、すごい人じゃないですか!?」」

「まあ、俺の方がすごいんだけどな」

「・・・あまり、そんなふうには見えませんけど・・・」

「ひでぇなおい!」
・・・はあ、疲れてきたよ・・・、あ!

「じゃあ、俺の強さを教えてやる!」

「「お〜!」」

「よく見ておけよ!」
・・・って言ってもすることないじゃん!!・・・まあ、、川神流派使ってみよ!

「川神流、右手あぶり肉!左手雪だるま!」

「「・・・・・・」」
おお!、さすが川神流!!、あの二人がポカーンとしてますよ!

・・・と、そこへ、



ガチャッ!

「ごめんなさいね、おそくなっちゃって・・・って、なにをしているの?」
・・・あ、火と氷なおしとくの忘れてた・・・、解除っと!

「り、リアス先輩!、こ、これはどういう事でしょうか!?」

「あ、あ〜、・・・闇お兄様は、次元が違うから・・・」
うわ!、ひでーな!!、さすがお俺でも泣いちゃうぞ!

「「お兄様?」」
喰いつくとこそこじゃねえだろ!?、・・・はあ、もういいや、

「まあ、そう呼ばれてるのは昔からの付き合いでかな?」

「え、ええ、そうよ」

「そうでしたか」

「・・・っで、闇お兄様にどこまで教えてもらったの?」
おいおい、いきなりそう聞かれても・・・

「俺たちの神器と、悪魔として転生したこと、俺たちを殺した奴の正体・・・です」

「ですが、あまり詳しくは聞いておりません」

「ああ、詳しくはリーアか孔明に聞いてくれって言っといた」

「そ、そう・・・」
なんか、あきれたような目で見られてる気がする、

「ああ、そうだ、お前たちにもこのオカルト研究部に入ってもらうからな」

「え?、何故ですか??」

「また、堕天使に殺されるかもしれんぞ?」

「何で殺されるんすか?」

「いや〜、悪魔にも二つ種類があって、1つが俺たちみたいな普通?の悪魔で、もう1つが、はぐれ悪魔ってやつなんだ、で、そのはぐれ悪魔というやつは、主がいないとか、殺したとかして、1人でいる悪魔・・・・・・気がする!」

「最後の気がするで説得力がなくなりましたね・・・」

「まあ、あってると言えばあってるわね・・・」
・・・文句があるなら自分で言え!!

「まあ、細かく知りたかったら、リーアにでも聞いたら?・・・どうせ、俺みたいな説明の下手くそな奴よりもわかりやすくて説得力もあっていいんだろうな!!」

「す、拗ねたわね・・・」ボソ

「私には、わかりやすくていいと思いますわ」
朱乃が・・・朱乃が眩しく見えてきた・・・

「朱乃ーーーーーーっ!!!!!」ぎゅ

「え!?・・・ちょ、・・・/////////」カァーーーー

「ありがとう!、君だけは・・・君だけは!!」

「え!?・・・、君だけは!?」

「君だけは!、・・・なんだろ?」

「え!?・・・・・、」

「ご、ごめんごめん・・・てへ?」

「て、てへじゃないですわ!?」

「ってか、なんで朱乃は悪魔になったんだ?」

「あ、貴方に近づくためですわ・・////////」

「そ、そうか・・・、ありがとな」

「は、はい!」

「「「・・・何この甘々空間は・・・」」」









今日はこんな感じで終わった。

・・・あれ!?、レイナーレ倒す理由がなくなってきた気が・・・、アーシアとの出会いを大切に!!
ってか、俺の所為でアーシアがいないとかいうなよ!?・・・




side out





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後書き!

これで、17話目は終了です!

・・・原作に入ったところから、2期にしようかと迷ってましたけど、しないことにしました。

そして、アクセス数が、100000以上になりました!!、皆様、本当にありがとうござます!!

これからも、よろしくお願いしますね!

それと、中間テストが近づいてきたので、遅くなるかもしれませんが、出来ればでいいんですが、楽しみに待っていただければ嬉しいです。、もう一度言いますが、これからもよろしくお願いします!!

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