小説『ハイスクールD×D 異形の存在』
作者:霊夜()

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19話目







side 闇




この話は、原作レイナーレ編の時に俺たち黒咲眷属たちが冥界に行ってた時の話なんだが、
俺はレイティングゲームで相手を殺した、ああ、倒したとかじゃなくて殺したな・・・その時の事を、話してみようと思う






朝、俺たちは暇だったから(原作のレイナーレ編には関わらないようにした)冥界に行って、サーさんに会いに行こうと決めて冥界に行った、


「サーさん久しぶり!」

まあ、あいさつは必要だろう、俺の挨拶のあとに続けて眷属全員が挨拶をした


「「「「「「「「「お久しぶりです(初めまして?)」」」」」」」」
・・・オーフィスちゃん、何故疑問形!?


「ああ、久しぶりだね、それと、初めましてかな?私はサーゼクス・ルシファーだ、」


「はい、初めましてですね、僕は闇お兄様のナイトの木場 祐斗です」


「我、オーフィス、よろしく」


「これからよろしくお願いします、私は村雨 恋華です」


「ま、マーリンです」


「私は、アテナです」
ちゃんと、初めてのやつらは挨拶をした


「ああ、よろしく」


「なあサーさん、俺とレイティングゲームしねえか?」


「レイティングゲームか・・・、でも今は、忙しくて・・・」
え?、忙しいって・・・、ここ冥界の街で、サーさんは、私服だ・・・忙しそうには見えないんだが?


「俺には忙しそうには見えないんだが?」


「あ、ああ・・・それはね、・・・・・・実は今、私の妻に買い出しをしてくれって頼まれてて・・・」
・・・魔王様が、買い出しか・・・


「ぷぷっ!、はははっ!!!!、魔王って言う最高の職業・・・だったか?、それで買い出しをしろって命令されるって・・・」


「命令はされていないさ、頼み事だよ!っというか、笑わないでほしいな」


「それはすまない、それにしても頼みごとね〜、断ったりできなかったのか?」


「・・・殺気あてられながらだったし・・・、フィアは怖い!」


「まあ、どんまい」


「ははは、でも、またいつか勝負しようね」


「ああ、わかった」


「私は、買い物があるからもう行くよ」


「ああ、ちょっと待って、俺も手伝おうか、その買い物?」


「でも、それじゃあ、闇君には悪いよ」


「いや、別にかまわないさ」
まあ、これで普通に買い物ができればよかったんだが、・・・


「お前が、黒咲 闇か、・・・俺たちとレイティングゲームで戦おうぜ」
・・・後ろから、声が聞こえたから振り返ってみたらそこには悪魔が6人ほどいた


「君は・・・、ガミジン家次期当主の、グレス君だね」


「はい、ルシファー様・・・ふふ、黒咲 闇、俺と戦って、俺が勝ったらお前の眷属の女全員を貰う」
・・・こいつ、俺の眷属をエロい目で見ている・・・確かに俺の眷属達は可愛いやつらばっかだぞ?でもな、俺の前でそんな目をして、眷属を見てきたら・・・普通怒るだろ?


「おい、カミジンか、カミカミか知んねえけど、・・・俺の眷属をきもい目で見るな!」
・・・俺はちょっとだけ(今回は本当に少しだけ)あてて言ったら


「きもい・・・ねえ、調子に乗るなよ!、たかが転生悪魔のくせして!!」


「は!、わかったよ、やってやろうじゃねえか!!そのバトルをよ!!!」
・・・ちょっと、いらっときちゃった俺は、その喧嘩?を買った


「はあ、・・・仕方がない、もう少し広い所に行ってやってくれ」











              〜〜〜という事で、広い所に行った〜〜〜











・・・何故か、サーゼクス眷属達や、セラフォルー眷属、ファルビウム眷属、まあ、魔王様全員と神様達が見に来ていた、
・・・あれ?、なんで神様がいんの?さっき、バトルって決めたばっかだろ?まあ、いいや





「早速始めようぜ!」


「ああ、わかった」
という事で、レイティングゲームが始まった、


「じゃあ、孔明、策とかって考えてあるか?」


「はい、確かにありますが・・・、あの、・・・さっき思ったのですが策って必要なんですか?」


「・・・それは言ってはいけないよ、まあ、・・・必要な時もあるさ」
・・・こんな感じに話していたら・・・


シュンッ!

魔法弾が、10個ほど飛んできた


「祐斗、」


「はい!」
ズバズバズバッ!!!

祐斗が全部切り捨てていった・・・が、


「きゃっ!!」

・・・孔明の頬に切り傷ができていた、たぶん祐斗が切った魔法弾のかけらだろう、


「あっ!・・・すいません・・・・・・、」
祐斗が謝った


「いや、祐斗は悪くない、その飛んできたかけらから、孔明を守れなかった俺が悪い」


「い、いえ!、私が避けられなかったのが悪いんです!」


「・・・ごめんな、孔明、その傷後で治すよ」


「はい、分かりました!」
・・・そこに、




「っち!、かすり傷かよ!、意外と魔力込めたから一人ぐらい潰せるかと思ったんだけどな!」
・・・敵の、クイーンらしきやつが来た(男なのにクイーンって!笑えるな!!)


「お前か?、孔明に傷を負わせた奴は」


「ああ、これは初めまして、俺の名前はゲリア・バディン、バディン家の次期当主だ、」
・・・当主様が、べつの家の当主様を眷属に入れてるって


「それはどうも、俺は黒咲 闇だ」


「そうか、ふふ、それにしてもお前の眷属、・・・うまそうな奴ばっかだな、・・・ふふふ、俺たちが勝つとお前の眷属、俺の物にもなるんだぜ」

・・・物って、俺の眷属を物扱いするって・・・、こいつ、殺してもいいかな?
ってか、その前に、俺たちの後ろに、誰かいる・・・


「行け!エーク!!」

シュンッ!!

・・・この速さ、ナイトだな?、まあ遅いけど・・・

「失せろ!」

ガン!!

俺は、肘で相手のいる方向(空間)を殴った


「うわーーーーーーーーっ!!!!!!」
・・・誰かが飛んで行った、多分あいつがエークってやつらしい


「っち!、人質も取れなかったのかよ!」
・・・・・・ん?、人質??


「なあ、お前さっき、人質っつったか?」


「ああ、確かに言ったな」


「じゃあ、・・・お前たちは誰を人質にしようと思ってたんだ?」


「あ?、そりゃ、こん中で一番小さい餓鬼だろ」
・・・この中で一番小さい・・・、マーリンちゃんか〜、マジ切れしそう・・・
さっきから挑発ばっかりしてきてさあ
俺も意外と短気なわけでよ
耐えれるのかな?






「はあ、お前たち、マジで調子に乗んな!・・・怒るぞ?」


「ははは!!、よく言うぜ!、勝手に怒ってろや!!」





・・・はい、怒ります、





「なあ、みんな、・・・お願いがある」


「なににゃ?、こいつたちを殺してくれだったらおy「リタイヤしてくれ」・・・え?・・・なんでにゃ!?」


「たぶん、・・・お前たちでも死ぬかもしれないからだ」


「え!?・・・な、なんでにゃ!!、私たちだって強くなったのにゃ!!」


「頼む、・・・後で、何でもするから」


「・・・わかったにゃ」


「ありがとう」
俺はそうひとこと言った瞬間に俺の眷属全員がリタイヤした。
・・・・・・これで、






                      暴れられる!







「あ?どうした??自分一人で戦えるとでも思ってんのか??、馬鹿だろ?はははははは!!!!!」
俺より、こいつの方がバカだ



ははは、久しぶりだな!・・・・・・全ての力よ!!
俺は、自分にかけている封印を全部解いた




ザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!




その時、世界が震えた、

観客席にいる、上級悪魔も、最上級悪魔も、魔王も、さらに神たちやその場にいる・・・いや、全世界の生き物が怯えた・・・、何にかも知らずに、ただただ怯えた

そして、そのステージが破壊されていく




「お前たちは調子に乗りすぎた、・・・さっき言っただろ?、怒るぞって、・・・・・・・まあ、もう遅いんだが」


「っひ!・・・はあっはあ・・・な、なんだよ!?・・・・・その強さは!!・・・はあっはあっはあ!」
・・・相手のやつらは呼吸すらまともにできていない・・・


「まあ、ありがたく思え、すぐに死ねるからな、くくくくくくくく!!!!!!!!!、さあ、始めよう!!
トランス!!!!!」

俺は、右手にブーステッド・ギア・ブレード、背中にディバイディバイング、俺の周りには、トゥウル―・ロンギヌス、相手の周りには、真っ黒になった霧、ディメンジョン・ロスト、(まあ、ついでに言うとそのディメンジョン・ロストで相手の眷属+キングを呼び出した)
その全てを、空間(ディバイディバイディングは背中の肉)を変身させて、創っていった



「そして、来い、セイクリッド・ギア。俺を楽しませてくれ!」
俺の右手には、俺の神器、ダークキリングギアが出てきた、








「お前には、・・・・・・勝ち目はない」








ブーストブーストブーストブーストブーストブーストブーストブーストブーストブーストブーストブースト

ディバイドディバイドディバイドディバイドディバイドディバイドディバイドディバイドディバイド!!!!

一声に、音声が鳴っていった、・・・今の俺は手を横に振るだけで全てを破壊できると思う、







                        「死ね」






俺は殺気を全力で当てながら言った、・・・それだけで、奴らは倒れていった、・・・雑魚すぎる、


「っち!!、クソが!!!・・・・・・・・・はあ、









                   死体にでいっか、潰れろ」







俺は、奴らの死体めがけて全ての武器を振り下ろした

俺の殺気や闘気などで、全ての命ある存在が、皆一斉に止まった
魔王様方や、神様達も、止まっていた・・・いや、震えていた、それ以外に何もしていない・・・・・・いや、出来ない、・・・体が動かなくなっていたみたいに・・・、それとも、『みたい』ではなく動かないのかもしれない・・・







そして、数十時間が立った・・・


俺はもう、怒っていない・・・、面倒なのだがもう一度力を封印しておくことにした・・・ってか、封印外した時の俺って、やべえな・・・


『・・・・・・黒咲 闇様の勝利』


やっと、放送が流れた、・・・もしかして、さっきまで誰も動けなかったとか?


「え、えっと、やったー?」
一応喜んでおこう、






             〜〜〜ゲームステージから出ました!!〜〜〜






「おう!、皆、ってか、放送遅すぎだろ!いつ戻っていいかわからんかったぞ」
俺は文句を言いながらみんなのもとに戻って行った


「や、闇・・・、何よ・・・さっきの・・・」
まだ、黒歌は震えてるようだ


「いや〜、あいつたちがマジでウザかったから俺の封印全部解いて戦った」


「い、いや、さっきのは戦いじゃなかったわよ!?」


「・・・ま、まあ、気にすんな」


「っというか、私たちも強くなったと思っていたんだけど・・・、闇、あんたと比べたら・・・まだまだね」


「や、闇お兄様・・・、レベルが違うって言えるようなレベルじゃなかったですよ・・・」


「我より、闇・はるかに・・強さが・・・違う・・・」
他のやつらはまだ喋られる余裕がないみたい・・・


「や、闇君・・・さすがの私でも・・・、格が違うと即座に理解したよ・・・、」


「な、何だったんだい・・・?・・・さっきのは!?・・・その強さ・・・、君、面白いね」
ファルビウム様が眠そうじゃない・・・だと!?


「・・・つ、強いんだね・・・ヤー君」
・・・ん?、ヤー君って何!?ものすごいのきましたよ!?


「え、えっと・・・、まあ、俺、化け物ですから!!」



「「「「「「「いや、そこ、自慢するとこじゃないだろ(でしょ)」」」」」」」



「皆様には申し訳ないが、そろそろ家に帰りたくなってきたから、帰る」


「え!?・・・ちょっとま・・」
サーさんがなんか言ってるけど無視だ!


「みんな、帰るぞ?」


「「「「「「「「はい!」」」」」」」」」













こんな感じで、一日は終わった、・・・

これで、俺がレイティングゲームで相手を殺した話は終わる、

なんで誰も、俺に化け物って言わなかったんだろ?




この日は、『停止の日』と呼ばれることになった・・・

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後書き


前回の後書きには、オリヒロイン登場と書いてあったけど別の話にしてしましました、楽しみにしてくあさった人には、非常に申し訳ありません!

次回はライザー編突入をしようと思っています!(これは絶対に!)

これからもよろしくお願いしますね!

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