小説『ハイスクールD×D 異形の存在』
作者:霊夜()

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28話目




side 闇





今日は
今日、プールを自由に使えるようになったらしい
え?何故他人事のように言うのかって?
だって、普通に関係ないし・・・
あ、でも子猫達のスク水もいいかも!
女神のスク水、魔術師のスク水、軍師様のスク水・・・
おい、さっきロリコンって言った奴出てこい!
ロリの素晴らしさを教え・・・てやるわけないし、
そもそもそんな趣味ないしな・・・

っで、今俺はまだベットで横になっている
それは何故か、答えは簡単だ



眠いからだな



この間、危恋がこの家、と言うか俺の眷属になった日から眠れていないのだ
・・・あの孔明までも取り乱すほどだぞ?
・・・どんな事が起きたのかって?
じゃあ、適当に説明してみる

あの日、俺が危恋を眷属にした日な?
俺達は二人で家に帰り、みんなに紹介した
その時がこれだ



〜〜〜2日程前〜〜〜



「わ、私は今日、闇様、いえご主人様の犬となった危恋です」
と、俺の横にいる危恋が言った


「・・・お前何言ってんだ?」
と、キモいと知っていながらもついしてしまうジト目で見た
そして、孔明が、いきなり立ち上がって


「あ、あなた!ご主人様と呼んでいいのは私だけです!!」
いや、そんなこと決まっていないと思うぞ!?


「ですが、あなたの言う『ご主人様』は、あくまで王と家臣ってところですよね?」


「そ、そうですけど?」


「私の言う『ご主人様』は、飼い主とただの雌犬、という意味なんです」
・・・孔明以外が引いてるぞ?


「そ、そんな・・・って、それただの変態じゃないですか!!」
今気付いたのか孔明よ
そうだ、その通り。彼女は変態だ


「ただご主人様が好きなだけですよ、大好きなんです!」
・・・流石に照れるぞ?


「はあ、・・・いいから自己紹介してろ」
と、俺が言って
それを聞いた皆はちゃんと自己紹介し
一日が終えようとしていたのに・・・
俺は、風呂上りで暑かったから、何か冷たいものを飲もうと思い
キッチンへと向かった
そこには、危恋がいて、てには何か知らないが箱を持っていた


「ん?危恋、何やってんだ?」
と近づいていくと


「ご、ご主人様!?・・・え、えと・・こ、これは・・・ぷ、プレゼントです!」
プレゼント?・・・一体誰に渡すんだ?
そう思っていると


「う、受け取ってください!」
そう言って、俺の前までその箱を持ってきた
・・・あれ?急に嫌な予感が・・・
み、見てみるか・・・
ゆっくりと、その箱を開けてみると


「・・・・・・・・・ナニコレ」
その中にはなんと、荒縄や、首輪、他にも色々と入ってあった
しかも、もらって嬉しくなるようなものなんて一つもなかった
まあ、口には出して言わないぞ?
・・・それにしても、これをどうしろと?


「首輪です!」
そう言って、床に座った
・・・なぜ座る?
一応、椅子とかあるんだがなあ・・・


「付けてください!」
・・・おいおい、いきなりなんだよ
プレゼントっつって、首輪渡してきて
それを付けろって?
・・・首輪をつけた美女ねえ・・・
いいねえ・・・っじゃなくて!


「なんでやねん」
一応はツッコミを入れておかないとな


「こ、これが主従の証です!この首輪には魔法がかかってあって、その魔法が、・・・やっぱり言えません」
・・・言えない内容なのか!?


「まあいいか、分かった」
そう言って、危恋の首に、首輪をつけた
その瞬間、危恋の体に、その首輪がめり込むように入っていって
首輪が見えなくなった


「け、契約完了です/////」
と、顔を紅潮させて言ってきた
・・・どんな魔法がついていたんだ?


「なあ、どんな魔法が付いているんだ?」
と、聞いてみると


「そ、その・・・やっぱり言えませっ!・・・うう、あぁ・・ぁあっ!!///////」
いきなり体抑え始めた・・・
もしかして・・・
気になったから、魔法の能力を全て知ることができる魔法で見てみることにした
まあ、他にもトランスで、触ったものの知識などが流れてくるようになる細胞に変身させるのもある
え?そんなことができるのかって?
この能力は、トランス、つまりは想像した物に変身することができる能力だぞ?
それが想像できたのなら、そえくらい容易い事だぞ?
・・・っで、結果は・・・
はあ!?・・・なんだよこれ
絶対従順になるという『呪い』が掛かってあるし・・・


「な、なあ・・・はずそうか?」
と聞いてみても


「だ、ダメぇ・・ですぅ/////」
・・・エロいな・・・
この体でだぞ?・・・それにしてもよくこんなものがあったな
そして、残念なことにその危恋のことで一日が終わった
寝てないんだぞ?
そして、次の日はその首輪のことをみんなが知って何故か説教
その後に、夜の相手をしろと言われた
全員にだぞ!?・・・祐斗は、一人で寝かせたからな
・・・それと、そんないやらしいことしてないぞ?
そして、昨日は、首輪を外せなどという話で一日が終わった
孔明、張り切ってたな・・・
マーリンちゃんは、俺の膝の上で寝ていた
可愛かった・・・



そして、今に当たる
結果的に、外さないということになった
今、俺の眷属たちはプールに行っている
当然俺は、部屋で眠る
それに、何故か俺の部屋に危恋がいる
なんか、ご主人様と一緒にいたくて・・・だそうだ
ついでに言うと、オーフィスちゃんもいる


「危恋、俺はこれから寝るから、邪魔しないでくれよ?」
そう言って、目を閉じる
ああ、久しぶりの感覚だ・・・
気持ちがいいな、これが幸せってやつなのか?
絶対そうだ、幸せを感じたかったら、俺を真似してみるといい
多分だが、幸せに暮らせるぞ?






その後、みんなが帰って来るまで眠っていたらしく
それに、学校にはヴァーリがいたようだ
まあ、バニシングドラゴンの気とかだったら、
黒歌は読むことが可能だし、孔明は、神器を見破るほどの目を持ってるしな
今のヴァーリだと、祐斗で十分だ
オーフィスちゃんには、少し悪いが戦闘には出てもらいたくない
まだ加減というものを知らなさそうだしな





side out

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