第二話『DMの技術で弾幕を放つ』
『………そう、それで無事にブルーに入れたのね。』
「ええ、筆記でも満点近くで実技でも1KILLでしたから。しかし聞いた話では中等部からでしかブルーには入れなかったようですが。」
『ちょっとペガサス君に言ってね。こういう時のコネよ。ああ、そうそう。咲夜がそっちの世界のコーヒー豆とか紅茶の葉とか送って欲しいって。あのスキマ妖怪の式も言ってたわよ。』
「藍様も?分かりました。ではそろそろ提示連絡は終わらせて頂きますね。」
『ハイハイ、じゃフランによろしく。』
っとついさっきお嬢様への提示連絡が終わった夜だ。今回はブルーに合格した事が中心だ。
因みに設置型テレビ電話みたいな感じで結界とか時間のズレとかそこら辺は紫様と博霊霊夢と罪袋建設とかいう連中がなんとかしたらしい。やっぱり紫様は嫌な顔してらしたけど。なんでだ?
あとペガサスさんの件は前に一度ペガサスさんが幻想郷に紛れ込んだ事があるらしい。その時に話して意気投合したとか。彼もお嬢様の能力からカードを思いついたとか。
「それにしても暇だなー。今日の朝には始業式だけどどうせつまんない話ばっかだろうし。ねぇ夜。弾幕ごっこしよ!」
「流石に幻想郷でもないのに無理です。しかしたしかソリッドビジョンのシステム使えば出来たはずです。夜間の使用申請をしておくので夜にしましょう。」
「あれで?どうやるの?」
「楽しみにしていて下さい。」
さて、そろそろ時間ですし始業式に行きましょうか。あ、因みに住居は寮とは別だけど食事は女子寮でも男子寮でもOKらしい。
キングクリムゾン!(…………で使い方あってますよね?)
Side十代
いきなりだけど俺視点だ!万丈目から呼び出されたから決闘場に来たけど、早く決闘したいぜ!
「アニキ〜。やめましょうよ〜。そもそも夜間の外出は禁止ッスよ!」
「決闘者なら売られた決闘は買うものだぜ!」
「まったく…。…ん、あれ?万丈目君たちじゃないッスか。どうしたんスか?そんな物陰で?」
「む…遊戯十代にカイザーの弟か。ちょっと決闘場のほうみてみろ。」
なにがあるんだ?
「禁忌『クランベリートラップ』!」
「気符『覇王炎熱轟竜咆哮爆裂閃空気合い弾』!」
ってなんだありゃあ!金髪の子供がエネルギーの弾みたいなので黒い髪のやつの周りを囲って外から弾を打ち込みまくったと思ったら黒い髪のやつが右腕をおもいっきり振ってまとめてはじきとばした!?
「む〜。じゃあ次!禁弾『スターボウブレイク』!」
「気符『エターナルナイトフィーバー』!」
今度は黒い髪のやつが波動みたいなのだして子供が放った弾を吹き飛ばした!?
「あいつら…少なくとも三十分はあれやってるぞ。ていうかあんな決闘あったか?」
「ないと思うッス……。」
おれもだ。なんだあれ?
「……ん?すいません妹様。邪魔が入ったようです。んで誰だお前ら。」
「な…この万丈目様を知らないだと!アカデミア最強と名高い、未来のデュエルキングに最も近いと言われている万丈目様を!」
「知らん。てかそんなやつが最強なわけないだろ。阿呆が。」
「き、貴様ぁぁぁぁ!許さん!決闘だ!」
「はぁ…、すみません妹様。今回の弾幕ごっこはここまでのようです。」
「いいよ、楽しかったし!それにあの赤いやつ。強そうだし。あっちはもらうよ?」
「……ん?金髪の子供にそれに仕える男…マズイ、止めろ高田!」
「いいえ、やらせて下さい万丈目さん!」
「くっ…どうなっても知らないぞ!」
な、なんかいつの間にか決闘が始まるみたいだな。
「ねぇおにーさん。名前は?」
「お、俺か?十代、遊戯十代だ!」
「十代……。うん、じゃあ決闘しよ!」
「お、もちろんいいぜ!」
「遊戯十代!お前まで!…くそっ、もう知らん!」
わくわくするなぁ!
「そういえばあの弾幕ごっこってなんなんスか?」
「聞いたことがある…今年から特殊な申請をすると裏設定としてソリッドビジョンを利用したシューティングゲームの様な物が出来るとか。それの派生だろう……。ってなんで俺が説明しなければならんのだ!」
「いや、そんな事知ってるのもどうかと思うッスけど…。」
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説明しますと、弾幕をソリッドビジョンのエフェクトで代用させてるわけです。アニメと東方のアニメみていたら出来そうだと思ったので。周りに被害もないしby作者