小説『銀魂 ``最後の指令``』
作者:羅海()

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その行動を銀時がジーっと見ていた。


「お前って、普通にしてたら、女だよな。」



「13歳の女の子に何言ってんだ?」

陽那日は13歳 銀時たちは15歳という、思春期の男と女が台所で二人。


「いいの?襲っちゃうよ?」


「いいの?殺しちゃうよ?」


銀時の言葉に、真顔で返す陽那日。


「…嘘だよ。陽那日襲っても意味ないし。」


「たりめぇーだ。」



陽那日は、切った野菜を銀時に押し付けた。


「鍋に入れろ。あと、カレー粉も。」


「へいへい。」

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