前書き。主人公の名前は天宮 司です。
(実は名前考えてなかったなんて言えない・・・)
本文
目が覚めたら見たことがない部屋で寝ていた。こういう時こそあの名言を言うべきなのか?
「・・・・やっぱいいや。」
言う必要がないという結論に達した俺は起き上がって状況の確認をしようとし・・、
『おはようございます、マスター』
たのだが急遽予定変更し声のほうに振り向いた。
目の前にペンダントが浮いていた。
「今の声、お前の?」
『はい、我がマスター 天宮 司様。』
この小説始まって以来初めて俺こと「天宮 司」の名前が出たわけだが・・・ん?何?メタ発言やめろって?仕方ない。
『とあるお方からメッセージを預かっていますが、再生しますか?』
いかん、俺が変なこと考えている間に話がすすんだようだ。
「ああ、頼む。」
『では再生します。』
そしてとあるお方とやらからのメッセージが再生され始めた。
『やっほー!これを聞いてるってことは無事に転生できたみたいだね?神様だよ〜。まず現状説明をするよ?今、君の体は8才の子供だよ。けど精神年齢的に小学生として両親と暮らすのはきついと思ったから両親は事故死して今は一人暮らしって設定だよ、流石わたし!ナイス気遣い!学校の手続きとかは家にある資料で確認しておいてね、三日後転校だからね?さぼっちゃメ!だよ?』
OK。まず、気遣い以前に常識を考えようか。何処に一人暮らししている八才児がいる?
『今は時間軸的には原作第一期の約一年前にあたるよ。もちろん、主人公たちと同じ学校に通うからね、原作が始まる前に仲良くなるのもいいかもね?』
第一期?「秘密のアッ〇ちゃん」に第二期とかあったっけ?
『あ!そういえば転生者のことなんだけどね?なんか純日本人なのに金髪で赤目なんだってさ。変だよね〜アハハ!君と違ってすごい偉そうにしてるからすぐわかると思うよ?ハーレム作るぜ!とか言っててさ。』
確かにわかりやすいな。てか、ハーレムって・・
『お金とかは苦労しないようにしといたけど頑張ってね?いくらスペックの高い身体でも使いこなせなければ意味ないからね?トレーニングするんだよ?』
珍しく正論を言っているな、あの神(仮)
『じゃあ、そろそろお別れだね。この魔法少女リリカルなのはの世界でがんばってね〜』
次に会うのは最後の願いの時か…ん?何!?リリカルだと?!なんだそれ?!俺知らないぞ?
『どうしましたか?マスター。』
「・・・いやなんでもない。」
・・・大丈夫だ元々原作とやらに関わる気はないのだから、大差ない。
「とりあえず、現状の把握はできた。今後の方針を考えよう、えっと・・・」
そういえばまだこいつの名前を聞いてない。
『私に名称はございません。マスターが付けてください』
名前か・・どうしたものか・・・うん、これでいいや。
「お前の名前はオリジン・オブ・グローリーだ。愛称はオーラ。」
『栄光の原点、ですか。了解です。愛称と共に登録しました。これから宜しくお願いします。』
「此方こそ、宜しくオーラ。」
こうして俺の新しい人生が始まった。突っ込みどころ満載だけど。