ふっかぁぁぁつ!!漸く書ける…あ、ツイッター始めました。ガウェイン @tukasaamamiyaです。良ければコメントください。くだらないことを偶に呟いています。
光達との会話に区切りをつけて、あるところに電話を掛けた。
「あ、桃子さんですか?司です。」
『あら、どうしたの?』
高町家だ。
「今日は翠屋は正月休みですよね?」
『ええ、そうだけど…』
「実はなのは達…まあ、結構な人数に伝えなきゃいけないことがあるので、会場として翠屋を使わせていただきたいんですけど…勿論散らかしたりはしませんし、掃除もするので…」
なのは達に三人と舞夜の事を紹介しなければいけない。しかし俺の家では少々狭いし、すずかやアリサの家では偉い人が来ていたらまずいので会場としては翠屋が一番適当だ。
『そういう事なら構わないわよ。司君にはなのはが良くお世話になってるしね。』
「ありがとうございます。では、昼過ぎに。」
約2時間後…
「そんな訳で全員、出かけるぞ。」
俺の言葉に真っ先に反応したのは葵だった。
「?何処かに遊びに行くの!?」
「そうなの?何処に遊びに行くの?」
「葵、舞夜、遊びに行く訳じゃないぞ。俺の知り合いにお前たちを紹介しに行くんだ。」
「そーなのかー…残念。」
「ちぇ〜、面倒くさいな〜…」
今後の事を考えると今のうちに伝えておかないとそれこそ面倒になると思うんだが…
「葵、あまり我儘を言ってはいけませんよ。」
「でもヒカリン〜。」
「でも、じゃありません。咲夜もそのあたりは心得てますよ。」
「当たり前だ。礼儀くらい心得ている。」
「サクまで…ボクに味方はいないの?」
いつの間にかあだ名までつけてるのか…仕方ない。あまり言いたくなかったんだが…
「そうか…残念だな。これから行く所は(普段は)絶品のスイーツを出している店なんだが…仕方ない。葵は留守番を…」
「早く行こう司!ほら、みんなも何のんびりしてるのさ!?」
あまりの反応に予想していた俺以外が唖然とする。
「よ〜し、スイーツがボクを呼んでいる〜!」
そう叫んで家を飛び出し…30秒で戻ってくる葵。
「ねぇ、司…そのお店って何処?」
改めて葵が馬鹿だと感じた瞬間だった。
所変わって場所は翠屋。そこにはすでに司の一行以外が集まっていた。
「何なのよ、大切な話って…」
「確かに気なるよね。司君から呼び出しなんて初めてだし…」
『昼過ぎに翠屋に集合。大切な話があるから。』
それが彼女たちが司からもらったメールだ。どちらか一人だけなら告白の為の呼び出しとも勘違いしたかもしれないが二人同時となると解らない。
「それにお店がお休みだってお母さんに確認してからの呼び出しだし…もしかして魔法に関係することなのかな?」
「そうだね…でも何でアリサやすずかまで…魔法に関連することなら私やなのはに言ってくれればいい筈だし…」
なのはとフェイトが真剣に悩んでいる中はやてがにやにやしながら声を出す。
「‘このタイミングで’『大切な話』言うたらあれやろ〜。‘私達、結婚します’みたいな…」
「「「「!?」」」」
「確かに、‘このタイミング’ならあり得ない話ではありません。」
「まあ、‘このタイミング’では…」
はやての言葉に固まるなのは、フェイト、すずか、アリサ。それをよそに‘このタイミング’を強調して言うシグナムとリインフォースになのはが疑問を持つ。
「ねえ、はやてちゃん。シグナムさんも、リインフォースさんもだけど、このタイミングってなんなの?」
「みんなには悪いかもしれへんけど実は…」
はやてがさんざん勿体ぶって口を開こうとした時、店のドアが開く。
「悪い、待たせたか?」
「司く…ん?」
司の登場に全員が振り向き…固まる。
「ちょっと司!?その子たちは誰よ!?」
「アリサちゃん、落ち着いて!?フェイトちゃんもアリサちゃんを…」
「すずか!私は後ろだよ!?それはアリサじゃなくってアルフだよ!」
「フェイトちゃん!アルフさんじゃなくてザフィーラさんだよ!」
「「……え?」」
固まるはやて、シグナム、リインフォース。テンパる四人。そして…
「これはどういう状況だ、シャマル?」
「…なんて説明すればいいのかしら?」
状況が理解できず、シャマルに尋ねる司
「私たちはどうすればいいのでしょう…」
「知らん。司が何とかするだろう。」
「スイーツは何処〜?」
流れに任せることにした三人。あ、一人は違うか。
このカオスが収まるのに20分を要したらしい。
今回はここまで。次回はいつになるかな…