小説『ソードアート・オンライン 未来から転生した魔王少年のお話し』
作者:沙希()

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第4話 魔王さんと主人公さん(笑)







さぁ、やって参りましたぜ、おい
口調?知るかよ、ボケ、マジで殺すぞ、茅場
あれから3年くらい経ってようやく完成したとか言い抜かしたんだぞ?
あん?俺のせいだって?そんなもん、敵が弱すぎるのがワリィんだよ
お陰で楽しみでしかたなかったが、ここまで待たされたお陰で趣味が特撮ヒーロー仮面ライダーに嵌っちまったじゃねぇかよ




「ねぇ、エミル?現在今魔王モードの真最中だけど、速くナヴ―ギアを取りに行こうよ」




「ユウキが行ってくれ。いまアギトの丁度いいシーンなんだ」




「は〜〜い、行くよ〜!!」




「イテェ!?おいやめろ、ユウキ!耳を引っ張るな!!」



「取り敢えず重いから早く立って。そろそろ行かないと、バスに間に合わないよ?」




「はぁ、分かったよ」



取り敢えず俺は服を着替え、財布を取り靴を履いて外に出る
空は真っ青に染まり、雲一つすらない
うん、絶好調な日だ



取り敢えずユウキと駄弁りながらバスの乗り、茅場の所に向かう
バスから見えるβテスターの締め切りは過ぎており、ポスターがはがされていくのが目に見える
そして茅場の要る研究所に辿り着き、俺達が門の所まで来ると警備員がやって来た




「身分証明書を」




「あるわけねぇだろ。俺達は茅場からβテスターとして電話で呼び出されたんだ。これが証拠だ」




俺が携帯の着信履歴を見せる
警備員は驚いた顔をして、背筋を正し90度を保ったまま頭を下げた
うん、良い謝罪っぷりだ、これは誠意が伝わる
取り敢えずは警備員を通り過ぎ、研究所の中に入ると通り過ぎて行く研究員達から何やら声が




『あ、あの子は灼眼の魔王!?』




『テスター招集前に初のテスターで僅か1週間で89層まで上り詰めた魔王だ!!』




『やばい、サイン貰って来て良いかな!?』





等が聞こえてくる
ユウキは苦笑いを浮かべ、俺は取り敢えず訊かなかった事にする
そして茅場の研究室に付き、俺は研究室に入ると茅場が待っていた




「おいボケ。テメェ、待ってろとか言ったがもう3年じゃねぇか、あん?もう少しもう少しとか言いながら全然もう少しじゃねぇじゃねぇか、死にてぇか?」




「ま、待て、エミル。これには事情があるんだ」




「あん?くだらなかったら、テスト開始から3日でクリア―してやんよ」




「それだけはやめろ。とりあえずだ、このゲームの設定を色々と書き加える事が増えてね。モンスターのレベルや強さ、そして1層、1層の難易度にクエスト。そのせいで遅くなってしまったんだ」




「・・・・・・ちっ。真っ当じゃなかったらお前の使用キャラクター見つけ出して三枚どころか魔物の餌にしてやったのに」




ビクッ「そ、それよりもだ!!君たち二人のデータを入れたナヴ―ギアはこれだ。ユウキちゃんの場合は装備はそのままだけど、レベルやソードスキルに付いては初期でいいんだよね?」




「はい!」




「それでエミルもユウキちゃんと同じでレベルは初期でいいんだよね?」




「まぁな。技やスキル、装備は消せなかったんだろ?別にいいよ」




「では、受け取ってくれ。お金の方はいい。友人からのプレゼントだと思えばいい」



「じゃあ、有難く使わせてもらうわ」



「茅場さん、ありがとうございます」



「あぁ、どういたしまして。あと、ソードアート・オンラインを楽しんでくると良い」



俺達は、茅場と共に別れた後直ぐに家に帰る
楽しみで仕方なったゲームが、ようやく出来るのだ
家に付き、直ぐに藍子に説明した後部屋へと向かう
箱からナヴ―ギアを取りだし、パソコンとコンセントを繋げる



「じゃあ、始めようか」



「おう」



「「リンク・スタート!!」」



俺達は3年ぶりに浮遊城アインクラッドへとダイブするのであった
だが、俺達は知らなかった。まさかアイツがあんな事をするなんて











ダイブ後は何時も通り、始まりの町からである
変わったと言えばNPCだけでなくちゃんと他のPCがいるのだ
だが皆が同じ面、というか同じ顔の輪郭しており、男は勇者顔みてぇなイラつく面や、女の場合は美人や可愛い系の面である
これでリアル顔が視れて、ブサイクだったら大笑いである



「エミル、考える事が黒いよ?」



「俺の思考を読むとは、流石魔王の弟子だ」



「今は魔王の側近とか書いてあるけどね。段々グレードアップしてるし」



「まぁ、それはどうでもいいだろう。取り敢えずは「ちょっといいか?」あん?」



急に誰かが話しかけてきたと思えば勇者顔した野郎が要るのであった
装備を見て見ればそこまで強くもねぇ、始めたばっかの奴なのだろう



「えっと、NPCと何かあったのかな、君」



「へ?あ、あぁ〜なるほど。大丈夫ですよ。それに、エミルはNPCじゃないし」



「え!?そうなのか!?」



そう言って驚き、俺をじろじろと見てブツブツと何かほざいてやがる
なんだこの餓鬼は?
作者)貴方も十分餓鬼ですけどね・・・・・
取り敢えず作者は性別問わず捻る潰すとして、俺は面倒になったので相手の用事を聞く事にした



「おい、テメェ、俺等に何か用があるんだろ?用があるならササッと言えや」



「あ、ご、ゴメン。お前ら、俺と同じで初心者で、テスターだろ?よかったら一緒にどうかな?」



「別にいいよ。エミルはどうする?」



「足手まといにならなきゃどうでもいい」



「決まったな。あ、俺はキリト。よろしく」



「私はユウキ。それでこっちがエミル」



「よろしくな」



「じゃあ、さっそく行こうか。まずは迷宮区のボスを倒して1層目をクリアしよう」



取り敢えずはあの時のボスであると創造すると憐れに思えてくる
俺の威嚇スキルのせいで大抵のボスは涙目となり、逃げ惑う始末
取り敢えず、速く終わって仮面ライダーでも見るかね









今起きている事を話す
俺は暇そうなPCを誘って攻略に出た
金髪の髪をし、少し褐色肌のエミルと女性キャラを使っているユウキを連れてだ
迷宮区の入り、普通にモンスターを仕留めて行き、ボスの部屋へと向かった
初のテスターとしてだったので、戦闘経験が無かった俺はあまり慣れていなかったが、あの2人は慣れている雰囲気であり、敵を臆する事もなく切り裂いて行く
そしてボスの部屋に辿り着き、フィールドに入るとボスモンスターが現れた



「おうおう、前と同じとは、茅場も気がきくな」



「前と同じで逃げ惑う光景が目に浮かぶよ」



2人は余裕そうに剣を構え、エミルは剣を肩にトントンと乗せる動作がまるでどこかのRPGで出てくる魔王主人公に似ている
ていうか、今茅場の名前がでなかったか!?



「え、エミル?茅場とは知り合い「今はそれどころじゃねぇぞ、キリの字。目の前の敵を無視してっと死ぬぞ」っ、あぁ、わかった!!」



「じゃあ、早速・・・・・・・・・・行くぜ、おらぁああああああああ!!」



『!?―――――――――――――――――――!!!!』



すると、エミルが凄い形相でボスモンスターに向かって突撃するとボスモンスターはそれを見て回れ右をして逃げたのだ・・・・・・・・・・・・・・声にならない叫びをあげながら



「逃げた!?」



「あ、これはほとんど日常茶飯事だから。取り敢えず隙がありありだから、ちまちまと攻撃していって、後は占めにエミルが潰してくれるから」



「これが日常茶飯事か!?ボスが逃げるのが毎度あるのか!?」



「ツッコミ御苦労さんです。とりあえず行きましょう」



そう言ってユウキは剣を片手に走り出す
俺も遅れてだが、剣を持ち、走り出す
こんな光景が度々見慣れているユウキも凄いが、涙目になりながら逃げ惑うボスを容赦無用で技を繰り出しながら突撃するエミルもエミルである


-7-
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