小説『絆の決闘者と夜天の主』
作者:吉良飛鳥(自由気侭)

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 年が明けて早三ヶ月。
 マダマダ寒さが残るが、そこかしこから春の息吹が聞こえてくる時期。

 この3ヶ月の間にはバレンタインで一騒動あり、ついこの間のホワイトデーでも一騒動あったが基本的には平和。
 遊星もはやても騎士達も、なのはもテスタロッサ姉妹も平和な時を過ごしていた。


 だが、そんな平和で穏やかな時の中…


 「ふぅ、到着〜…ってアラ?ちょ〜〜と座標がずれたみたいね。でも此れくらいは許容範囲だわ♪」

 「キリエ、待ちなさ〜い!」

 「アラ、追って来たのアミタ?でも…結構きついんじゃない?…ウィルス効いてるんでしょ?」

 新たな火種が海鳴の上空に現れたようだった。












  遊戯王×リリカルなのは  絆の決闘者と夜天の主 クロス43
 『A's PORTABLE?』











 対峙する2人の少女。
 何処から海鳴へと転送してきたのだろうが正体は全く持って不明。
 互いに呼んだ名前から察するに桃色の髪の少女は『キリエ』、赤毛の少女は『アミタ』と言うのだろう。

 余裕綽々と言った感じのキリエに対し、アミタは何処か辛そうだ。
 キリエが言った『ウィルス』とやらが関係しているのだろう。

 「ま、まったく油断も隙もありません…。何時の間にウィルスなんか…」

 「さぁ?でも、これ以上は無理できないわよね?ま、時間が経てば動けるようになるし問題ないわ。
  この世界の人達は出来るだけ迷惑を掛けないように頑張るし?だから、私の目的が終わるまで…」

 突然キリエの姿が掻き消え一瞬でアミタの背後に。
 普段ならば反応できたかもしれないが、ウィルスとやらに侵されているであろうアミタは完全に虚を衝かれた形だ。

 「なっ!キリエ!!」

 「大人しくしててね〜♪」


 ――バキ!!


 手にした銃が大剣に変形し、其の腹でアミタを殴りつけ吹き飛ばす。
 本調子でないアミタは辛うじて防いだがそれだけ。

 「きゃぁぁぁぁ!!」

 殆ど抵抗も出来ずまっさかさま。

 「あらあら…ちょ〜〜〜っとウィルスが効きすぎたかしら?でもアミタなら大丈夫よね。」

 何とも無責任極まりない発言だが、一応アミタの安否は気遣っているのだろう多分。
 だからと言って落ち行く彼女を助けたりしない辺りが余程重要な目的があるのだと思わせるのだが…

 「余計な時間を喰っちゃったけど、まだ大丈夫ね。さ〜てと、『闇の書』は一体何処にあるのかしら♪」

 聞き捨てならないセリフを残し、キリエは夜空を駆けていった。








 ――――――








 一方で、キリエとアミタの転送は当然ながら八神家でも感知していた。
 と言うよりも恐らくはなのはも(正確にはレイジングハートが)感知しているだろうし、『時の箱庭』でも同様だろう。

 が、それらに先立つ形ではやてとリインフォースの夜天コンビと、遊星が発生源の調査に。
 残る騎士達は自宅待機で通信や非常時に即出動できるようにしている。


 「先程の転送反応、それに僅かに残る魔力反応の跡…。只事とは思えないが…」


 出動した3人も今はバラバラに行動中。
 そちらの方が効率が良いのは確かであり、遊星製の通信機で何時でも連絡は取れるようになっているから無問題だ。

 その内の1人、リインフォースは海鳴の海上を捜索していた。
 転送反応があったのはこの付近で間違いないが、気になるのはもっと別な事。

 僅かに、本当に極僅かに残った戦闘で使用したと思われる魔力の残骸が気になったのだ。
 其れはとても小さく、普段なら気にも留めないだろうが先の転送と併せると無関係とは思えない。


 「どうも〜♪」

 「……誰だ?」

 加えて突然現れた桃色の少女。
 キリエだ。

 全く突然の事だがリインフォースは驚かない。
 寧ろ、僅かに残っている魔力反応が目の前のキリエから感じられる魔力と一致した事で手間が省けたとすら思っている。

 「ん〜〜自己紹介はまた後で♪行き成りで悪いんだけど貴女『闇の書の意志』よね?」

 「!?」

 「闇の書の本体、ちょ〜〜〜っとだけ貸して頂けるかしら?」

 「此処には無い。いや、闇の書などと言うものはそもそも、もう存在しない。」

 キリエが発した『闇の書』と言う単語に、警戒レベルを引き上げ答える。
 夜天の魔導書を今再び利用しようと言うのなら、其れは絶対に許せるものでは無い。

 「あらあら、そんなに警戒しないで。闇の書そのものに用があるわけじゃないの。
  用があるのは其の中のある物なのよ。で、出来れば持ち主である『闇総べる王』のお力も借りたいんだけど〜?」

 「言ってる意味を理解しかねるが……大体アレはもう『闇の書』などで無いし我が主もそんな名では…
  其れにアレの内部には私や守護騎士以外のプログラム等存在していないはずだが…?」

 如何にもかみ合わない。
 キリエは闇の書はいまだ健在だと信じているようだが、其の持ち主の認識がちょっとおかしい。

 「あら〜ん?シラを切る気?まぁいいわ。渡してくれないんならこっちで勝手に必要な物引っこ抜くから大人しく闇の書寄越せ!ってとこかしら〜?」

 「はいそうですか…とは行かないな流石に。」

 共に気配が鋭くなり、キリエの手にした2つの銃の内の一つが片手剣に変化する。
 戦闘は避けられそうに無い。

 「ん〜?私に勝てると思ってる?」

 「あぁ。と言うか終わりだ。」

 「え?ってちょ、なによこれ〜?」

 開始かと思われた直後の終了宣言。
 何時の間にかキリエの身体はバインドで拘束されている。
 今の会話の最中に何時の間にかバインドを中空に設置していたらしい。

 「レストリクトロック…成程、超チャージの砲撃を放つ布石だけあって強力な拘束力だな。良く考えられた魔法だ。
  さてと……主、リインフォースです。聞こえますか?」

 拘束してしまえば簡単には抜け出せないこのバインド。
 キリエを一時無効化したことを確認するとすぐさまはやてに通信を入れる。

 『あ、リインフォース。どないしたん今そっちから魔力反応あったんやけど…大丈夫?』

 「えぇ無事です。それで、今しがた転送してきたと思われる人物を拘束したのですが…」

 『あぁ、魔力反応はそれでやね。うん、私もそっちに向かってるからそのままお願いな?』

 「Jawohl.Meister.」

 通信を終え、再度キリエに向き直る。
 キリエはキリエで暴れると消耗するだけと悟ったのか今は大人しい。
 まぁ、バインドは時間が経てば消えるのだからこの判断は悪くは無い。

 「さて、今から我が主が来る訳だが…せめて目的くらいは聞かせてもらおうか?」

 「主って…!闇の書の主!?黒天に座す闇総べる王が来るんですね!?」

 「いや、だから我が主はそんな名ではないと…」

 思い込みとはかくも恐ろしいものなのか、それとも単純にキリエが話を聞かないだけなのか…
 矢張り会話が何処かかみ合わない。
 恐らく目的云々を聞き出すのは略不可能と見ていいだろう。



 「リインフォース。」

 「我が主。…お早いお着きですね。」

 「全速力で飛ばしてきた♪」

 何も進展しないうちにはやて到着。
 通信終了から3分と経っていないが、本人が言うように『全速力』で来たのだろう。

 「で、そちらの方が?」

 「はい…どうも色々勘違いをしているようで…」

 困り気味にキリエに視線を移すが、其のキリエははやてを見た途端に一様に目が輝いている。
 其れは完全に『目的のもの』を見つけた目だ。

 「ふふ〜ん…色彩がちょ〜〜っと違うけど、適合率的にはバッチリね♪」

 「何の話やねん…。あの〜初対面やと思うんですけど…どちら様?」

 「どちら様でもいいわ〜。貴女の持ってる其の本と、貴女の力をちょ〜〜っと貸して欲しいのよね〜。」

 「はぁ。私の力を?」

 「難しい事じゃないわ。なるべくこの世界の人に迷惑は掛けないつもりだし、協力してくれると嬉しいんだけど〜…闇総べる王様?」

 「ほへ?あ〜〜〜…成程そう言う事か。」

 この会話ではやてが気付いた。
 キリエの大きな勘違いに。

 「スイマセン、あなたが探してる人と私は人違いです。」

 「え”、そうなの!?」

 「はい〜。確かに私とよう似た子は居りましたけど…私やありませんよ?まぁ、その子がどうなったかは知ってますけど。」

 「ど、どうなったの!何処に居るの教えて早く!!」

 「ば、バインドを砕いた…!」

 リインフォースも驚くほどのバインドブレイクを見せ、キリエははやてに急接近。
 その表情は真剣そのものだ。

 「その子はですね…」

 「うんうん!」

 「3ヶ月ほど前に、私とリインフォースで倒してしまいました。」

 「へ?」

 空気が凍ったとは正にこのような状態を言うのだろう。
 予想もしていなかった事態にキリエは目が点状態。

 「うそん…」

 「ホンマです。」

 「マジンコで?」

 「マジンコで。」


 ――ひゅ〜〜〜〜…


 「「「…………」」」

 そろそろ4月になるとは言え夜の風はまだ冷たい。
 その冷たい風が3人の沈黙を更に重くしているようだ。

 「そんな〜〜〜!それじゃあ、私の計画は最初から破綻してたって言うの〜〜〜!?」

 爆発。
 当然だ。

 折角目的のものが見つかったと思ったら其れは別物で、本来の目的は既に無くなっていたとは…
 余りにも酷すぎる結果だ。

 「結局無駄骨だったって言うの〜〜!?」

 一人嘆くキリエにはやてとリインフォースも何も言えない状態。
 此れがコントやら漫才なら実に見事なオチだろう。

 が、現実は往々にしてそうはいかないもの。
 ついでにこういう時にこそ面倒ごとは起こるのだ。


 ――ゴゴゴゴゴゴゴゴ…!


 「!!この魔力反応は…リインフォース!」

 「間違いありません我が主。これは…闇の気配…!」

 突然、其れこそ狙ったように高まってきた魔力反応。
 しかも其れは3ヶ月前に起こった『闇の欠片事件』で感じた魔力反応そのものだ。


 『はやて、リインフォース!』

 「遊星!」
 「遊星か。」

 次いでの遊星からの通信。
 恐らくは同じように魔力反応を感じ取ったのだろう。

 『2人が今いるところから強大な魔力反応があるんだが…無事か?』

 「あぁ、此方は問題ないが…何か有ったのか?」

 『魔力反応が出たと同時に…『ふはははは!あまねく行くぞ遊星!』…ジャック、俺は今真面目な話をしているんだ!!』
 『な!俺との話は真面目ではないというのか!?』

 「…え〜と…遊星、他に誰か居るん?」

 『…闇の欠片がまた現れたんだ。今のは…俺の仲間の姿をした欠片だな。』

 「「闇の欠片!?」」

 矢張り悪い事は起こった。
 まぁ、遊星が対処しているなら問題は無いだろう。

 だが、闇の欠片が現れたと言う事は、今目の前の魔力反応の正体は嫌でも予想がついた。


 『俺は闇の欠片の方に対処する。そちらは任せてもd『何をごちゃごちゃ言っている。遠慮せずにかかって来い遊星!』…お前は喋りすぎる!』

 「…大変そうだな。大丈夫だ、此方は主と共に対処するさ。」

 『悪いがそうしてくれ。…行くぞジャック!』
 『ふははは!全力でぶつかり合おうではないか遊星!』

 遊星も遊星で大変なようだ。

 「…と言う訳で遊星は此処には来れへんと。」

 「そうなりますが…これは矢張り…」

 「まぁ、先ず間違いなやろな。」

 通信を終えた2人の前で魔力が黒い粒子になり、其れが集まって形を成して行く。
 其れはだんだんと人の形を成し…


 「ふふ…ふははは!!溢れるぞ魔力!漲るぞパワー!奮えるほど、闇黒ぅぅぅぅぅぅ!!
  黒天に座す闇総べる王、ふっかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁつ!!!」

 その全容を現した。
 はやてに酷似した容姿……闇の欠片事件で倒したマテリアルの一基だ。

 「あっちゃ〜〜〜…また面倒な時に面倒な奴が出て来てしもたなぁ…」

 「本当ですね。と言うか以前よりも強くなっているように感じるのですが?」

 「そら、復活した際に強くなってるのはお約束や。」

 「そうですか。」

 しかしながら夜天コンビは割りと余裕。
 リインフォースがこの3ヶ月で融合機能を除いた全ての能力を取り戻し、はやても魔法の精度が上がってきている。
 融合が出来ない事で、多少の苦戦はあったとしても負けることだけは先ず無い状況なのだ。


 「ほう?夜天の小鴉と融合騎か…久しいな?」

 「ま、3ヶ月ぶりや。てか、王様は何しにきたん?」

 なので会話も実にナチュラル。
 それどころか以前に全力バトルをしたとは思えないほどだ。

 「ふん、知れたこと。何の因果か知らんが復活したとなれば今度こそ『砕け得ぬ闇』を手中に収めるまでよ。
  …そうだな、その先駆けとして、蘇って手に入れた王たるこの身の力早速披露してやるとしようぞ!」

 言うが早いか…

 「なんやと!?」
 「高速バインド?…前はこんな力は…!」

 以前の戦いでは見る事の無かったバインド技。
 しかも中々の強力さだ。

 「ふん、驚いたか。手始めにこの間の屈辱、晴らしてくれる!」

 「そうはさせません!!」

 夜天コンビに攻撃しようとした闇王の前に突然誰かが…
 全く予想外だが、バインドを喰らったはやてとリインフォースは助けられた形だ。

 「アミタ!?」

 其れは落ちたはずのアミタだった。
 どうやったかは不明だが此処まできたらしい。

 「黒羽のお嬢さんと銀髪の方、不肖のピンクの妹がご迷惑をおかけしました!」

 「ちょっ!アミタ、貴女ウィルスは!?」

 「そんなもの気合で!!」

 どうやら気合でやってきたようだ。
 ある意味トンでもない。

 「嘘でしょ!?」

 「この胸に、情熱の炎が熱く燃える限り、ウィルス如き気合で何とかして見せます!!」

 根性論も此処まで来ると大した物だ。
 夜天コンビも感心している。


 「何だ塵芥?行き成り現れよってからに…」

 「貴女に恨みはありませんが、最悪の事態を回避する為に倒させていただきます!」

 「ほざくな下郎。我を誰だと思っているぅ!?馬鹿な何時の間に…!」

 「先程貴女が使ったのをそのまま使わせていただきました!」

 余裕綽々の闇王を隙を突いて拘束とは中々の力量だ。

 「小癪な…!く…不覚、復活したばかりで力が足りんか…!」

 アッサリと拘束された事に悔しそうだ。
 復活して力が増すのはお約束だが、復活直後ではその力も長続きしないのもお約束だ。

 「此れで終わりです!ファイネストカノン!」

 アミタの放った一撃が闇王を粉砕せんと迫るが…


 「トラップ発動『ジャンク・シールド』!この効果で戦闘破壊と戦闘ダメージを無効にするぜ!」

 突然あられた盾が闇王を護るように攻撃を防ぎ、アミタの一撃は霧散。


 「あ〜〜っはっは!王様だけ蘇って僕らが蘇らないって言う道理は無い!」

 「ロード・ディアーチェ…この姿でお目にかかるのはお初になりますね。」

 見れば闇王を取り囲むように、Dホイールに跨った青年、斧の様なデバイスを携えた蒼髪の少女、杖型のデバイスを手にした黒衣の少女が。

 「貴様等…まさかシュテルとレヴィとゲイルか!?」

 「あ、そう言えば私達そんな名前でしたね…。」

 「そうだっけ?僕あんまし覚えてないけど。でもいいねその名前カッコイイ♪」

 「まぁ、名前など今は如何でもいいさ。中々燃えてくる状況みたいだが…如何する?」

 現れたのは更なるマテリアル。
 何れもが物凄い力を持っているようだ。

 戦えば無事では済まない。
 仮にはやてとリインフォースが全開を出し、其処にアミタが加わったとて分が悪い。

 更に最悪なのはキリエがどう転ぶかが分からない事だ。
 それによって局面は大きく変わるだろう。


 「んふ〜〜…ねぇ、王様、ちょ〜〜〜っと私の話を聞いてみない?」

 そして事態は最悪の方に。
 どうもキリエはディアーチェ達、マテリアルにつく気らしい。

 「ちょ、キリエ!?」

 「ふん、何用だ小娘?我には貴様に構っている暇なぞ無いぞ?」

 アミタは慌て、ディアーチェは何時もどおりだ。
 寧ろディアーチェはキリエを『鬱陶しい』と言わんばかりだ。

 だがキリエには切り札があった。

 「果たしてそうかしら?私の話が『砕け得ぬ闇』に関することって言っても暇はない?」

 「何だと…!?」

 予想通り食いついてきた事に内心ほくそ笑み話を進めるが、忘れてはならない。
 此処にはアミタだけでなく目下最強の『夜天コンビ』が居る事を!

 「なんやよう分らんけど…」

 「お前達の思惑通りになどさせない…!」

 バインドを外し、攻撃態勢。

 「響け終焉の笛!」
 「鳴り響け角笛…!」

 「「ラグナロク!!」」

 同時に放たれた極大砲撃。
 当たればただでは済まないが…

 「ふ、此れじゃあ落ち着いて話は出来ないぜ。」

 「任せて♪…アクセラレイター!」


 ――シュン!


 砲撃が当たる正にその瞬間、マテリアル達とキリエの姿が文字通り消えた。

 「「!?」」

 此れには夜天コンビも驚きだが、アミタだけは何が起きたのかが分った。

 「キリエ…!待ちなさい、アクセラレイター!!」

 次いで同じように消える。
 後に残ったのは極大砲撃の余韻だけだ…


 「消えてもうた…」

 「見た事の無い魔法技術です…魔法陣も独特でしたし。」

 結果的に逃げられた形の2人はマテリアル達が消えた先を見つめている。
 残念ながら魔力反応は消え、此れでは追撃は出来ないだろう。

 「なんや分らへんけど、面倒な事が起きたんは間違い無さそうやな…」

 「その様ですね…」

 「こら、なのはちゃん達と合流して対策練った方がよさそうやな…」

 「其れが最善でしょう…」

 「一体、何がどうなってんのや…」

 はやての呟きは、夜の闇に静かに消えていった…















   To Be Continued… 






 *登場カード補足



 ジャンク・シールド
 通常罠
 相手モンスターの攻撃宣言時に発動する事ができる。
 この戦闘では自分モンスターは破壊されず、発生した戦闘ダメージを無効にする。
 その後、無効にした戦闘ダメージと同じポイントのダメージを相手ライフに与える。



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