小説『絆の決闘者と夜天の主』
作者:吉良飛鳥(自由気侭)

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 遊星&アポリアvsパラドックスの変則デュエル。
 Sinモンスターの高速展開をするパラドックスに対して、遊星とアポリアは見事な連携でペースを握っていた。

 遊星とアポリアのライフは2800。
 対するパラドックスは1100。

 加えて遊星とアポリアには連携によって攻撃力が5600にまで上昇した『機皇帝グランエル』が存在している。
 パラドックスも『Sin レインボー・ドラゴン』を従えているが、攻撃力では劣ってしまう。

 だが、それでもパラドックスとて簡単に行く相手ではない。


 「私のターン!Sin Truth Worldの効果で、デッキから『Sin シンクロン』を手札に加える!」

 フィールド魔法の効果でモンスターを手札に加えてくる。
 次は一体何が呼び出されるのだろうか?

 遊星とアポリアも警戒を強めていた。












  遊戯王×リリカルなのは  絆の決闘者と夜天の主 クロス60
 『希望と未来は不滅』











 遊星&アポリア:LP2800
 機皇帝グランエル:ATK5600(ニトロ・ウォリアー装備)


 パラドックス:LP1100
 Sin レインボー・ドラゴン:ATK4000


 現在はライフもボードもアドバンテージが有るのは遊星とアポリア。
 とは言ってもデュエルは何が切欠で流れが変わるか分らないので油断は禁物。
 事実、今パラドックスが手札に加えたカードも未知の効果だ。

 其れこそ嘗て戦った遊星にも、嘗て仲間だったアポリアでも知らないカード。
 故にどんなカードかが未知数なのだ。

 「私は手札から、チューナーモンスター『Sin シンクロン』を召喚する!」
 Sin シンクロン:ATK100


 手札に加えたモンスターをそのまま召喚。
 加えたのはチューナー……狙いはシンクロだろうか?

 「シンクロ召喚?だが、レベル合計は11…パラドクス・ドラゴンじゃないのか!?」

 遊戯、十代と共に戦った際に召喚された超強力モンスター『Sin パラドクス・ドラゴン』。
 このデュエルでも何れは出てくるだろうと予想していた遊星だが、どうもパラドックスの狙いは違うようだ。

 パラドクス・ドラゴンをシンクロ召喚するならばレベル合計は10の筈。
 だが、Sin レインボーとSin シンクロンのレベル合計は11、明らかに別の何かを呼び出す心算だ。

 「解せ無いと言う顔だな不動遊星。ならば考えるが良い、『今の私』がどういう存在なのかを。」

 「今のお前?………まさか!!」

 言われて数瞬、遊星は『ある可能性』に気付く。
 今のパラドックスは闇の欠片、そして闇の欠片とはなんであったかを。

 「くくく…そうだ、お前の記憶と闇の残滓、そしてSinの力が融合しパラドクス・ドラゴン以上の力を私に与えてくれた。
  見るが良い、レベル10のSin レインボー・ドラゴンに、レベル1のSin シンクロンをチューニング!
  許されぬ罪を背負いし闇の魔導書よ、世界を絶望で染め上げろ!シンクロ召喚、現れよ『Sin 闇の書の意志』!!」
 『この身の罪…消える事は無いか…』
 Sin 闇の書の意志:ATK4500


 「此れは…!」

 「パラドックス、貴様ぁ!!!」

 アポリアは驚き、クールな遊星がガラにも無く声を荒げて激昂する。

 当然だ。
 パラドックスが呼び出したのは暴走していたときのリインフォース。
 其れが顔の半分を白い仮面で覆い、身体はSin特有の白と黒の外装甲を纏っているのだ。

 リインフォースの辛い記憶、それをSinの力で自らの手駒にするなど許せるものではない。

 「くくく…怒ったか?だが、怒ったところで貴様等の敗北は変わらない。
  Sin 闇の書の意志の攻撃力は、私の墓地の『Sin』と名の付くモンスター1体に付き300ポイントアップする。
  私の墓地のSinモンスターは合計6体、よって攻撃力は6300となる!」
 Sin 闇の書の意志:ATK4500→6300


 墓地のモンスター総数で攻撃力を上げ、グランエルの攻撃力を超えて来た。
 だが、グランエルにはパーツ効果での防御能力がある、攻撃力を超えられたところで対処は出来るが…?

 「更にSin 闇の書の意志が攻撃する場合、相手はダメージステップ終了までモンスター効果を発動できない。
  アポリア、これならばお前の機皇帝も効果は発動できまい。」

 「く…流石に私のデッキの特徴は分っているか…!」

 効果で機皇帝特有のパーツの防御能力を封殺。
 これで攻撃は通る事になる。

 「バトル、Sin 闇の書の意志で、機皇帝グランエルを攻撃!『デアボリックエミッション』!」
 『闇に…沈め!!』


 ――ドガァァァン!!


 黒い球体がグランエルを包み込みそのまま粉砕!
 最強クラスの機皇帝を一撃で葬ってしまった。

 「く…」

 「グランエルが一撃で…!」
 遊星&アポリア:LP2800→2100


 ライフが削られ、更に機皇帝が破壊されたことでパーツも消滅。
 窮地に立たされたが、転んでも只ではおきない。

 「流石だなパラドックスよ。だが、この瞬間に私のトラップが発動する!トラップカード『絶望の先の希望』。
  私の場のモンスターが戦闘で破壊されたとき、デッキか手札から『機皇』と名の付くモンスター1体を召喚条件を無視して特殊召喚する。
  私が呼び出すのは最強の機皇帝、現れよ『機皇神マシニクル∞3』!」
 『ゴォォォン!!』
 機皇神マシニクル∞3:ATK4000


 最強の機皇を呼び出し場を維持する。

 「更に、機皇を召喚後、フィールド上のシンクロモンスターを全て破壊する!」

 加えてシンクロ抹殺の効果!
 Sin 闇の書の意志はシンクロモンスターだから当然葬られる。
 窮地も一瞬で跳ね返す。


 「やってくれるなアポリア。だが、闇の書の意志が破壊されたことで更なる絶望がお前達を襲う!」

 「「なに!?」」

 「Sin 闇の書の意志が破壊されたとき、ライフを半分払う事で、デッキか手札から『Sin ナハトヴァール』を特殊召喚する!!」

 「今度はナハトヴァールだと!?」

 新たなモンスターの存在に遊星も驚く。
 よもやアレがでてくるとは思いもよらなかっただろう。

 現れたのは醜悪なモンスター。
 それがSinの特徴である白黒二色仮面と外装を纏っているのだから不気味さも更にましている。


 『GYYYYaaaaaaaaaaaaaa!!!』
 Sin ナハトヴァール:ATK5000


 「攻撃力5000…!」

 「更にナハトは私の墓地のSinモンスター1体につき攻撃力が400ポイントアップする。
  私の墓地のSinは7体!よって攻撃力は2800ポイントアップする!」
 Sin ナハトヴァール:ATK5000→7800


 そして又も強化。
 更に攻撃権利も残っている。
 このバトルが成立すれば差分ダメージは3800…終わりだ。

 「此れで終わりだ不動遊星、そしてアポリアよ!ナハトでマシニクルを攻撃!『崩壊の運命』!!」

 「そうはさせん!トラップ発動『マシンダメージライト』!このターン私の機械族が戦闘を行う事によって発生する戦闘ダメージを半分にする!」

 「其れで命を繋ぐか?だが攻撃は止まらん!」


 ――ドガァァン!!


 「「ぐぁぁぁあ!!」」
 遊星&アポリア:LP2100→200


 ダメージが半減した事で辛うじて生き残ったが、一気に追い込まれてしまった。

 「更にメインフェイズ2でナハトの効果を発動。1ターンに1度、自分の場のモンスターのレベル合計×100ポイントのライフを回復する。
  ナハトのレベルは12、1200ポイント回復する!」
 パラドックス:LP1100→2300


 「更にいい事を教えてやる。ナハトはワタシノターンのスタンバイフェイズ毎に相手に自分の墓地のSinモンスターの数×200ポイントのダメージを与える。
  つまり次のターンで何とかしなければ貴様等は終わりと言うわけだ。カードを1枚伏せてターンエンド。」

 状況は最悪。
 残りライフは少なく、フィールドのモンスターは0。
 更にこのなはとを処理できなければ負け確定と言う状態。

 だが諦めない。

 まだ決着はしていないのだ!

 「俺のターン!…手札から魔法カード『アンダーレベルサモン』を発動。
  相手モンスター1体を選択し、選択したモンスターのレベル以下になるようにデッキからモンスターを特殊召喚する!
  俺はデッキから『救世竜 セイヴァー・ドラゴン』『マックス・ウォリアー』『ロード・ランナー』の3体を特殊召喚!」
 救世竜 セイヴァー・ドラゴン:ATK0
 マックス・ウォリアー:ATK1800
 ロード・ランナー:ATK300


 「更に『ジャンク・シンクロン』を通常召喚し、其の効果で墓地の『チューニング・サポーター』を守備表示で特殊召喚する!」
 ジャンク・シンクロン:ATK1300
 チューニング・サポーター:DEF300


 諦めない心が、がら空きだったフィールドを埋め尽くす。
 そしてこの布陣は遊星のスタンディングデュエルでの最強モンスターを呼び出すためのもの。

 「行くぞ!ロード・ランナーとマックス・ウォリアーに、ジャンク・シンクロンをチューニング!
  集いし願いが、新たに輝く星となる。光射す道となれ!シンクロ召喚、飛翔せよ『スターダスト・ドラゴン』!」
 『キシャァァァ!』
 スターダスト・ドラゴン:ATK2500


 エースを呼び出し、更に!

 「マダだ!今度はスターダスト・ドラゴンとチューニングサポーターに、セイヴァー・ドラゴンをチューニング!
  集いし星の輝きが、新たな奇跡を照らし出す。光射す道となれ!シンクロ召喚、光来せよ『セイヴァー・スター・ドラゴン』!」
 『コォォォォォォォォ!』
 セイヴァー・スター・ドラゴン:ATK3800


 赤き竜の化身たる蒼銀のドラゴンを降臨させる。


 ――セイヴァー・スターは降臨させたが、俺の手札にはナハトを攻略できるカードがない…全てはこのドローだ!
 「チューニング・サポーターの効果で俺はカードを1枚ドローする!」

 とは言っても攻撃力が7800もあるナハトを倒すのは容易ではない。
 故にこのドローに懸ける。

 「ドロー!!…!!」
 ――このカードは!!いや、だがまさか…よし、俺はこのカードに全てを託す!


 「何を引き当てた不動遊星…」

 どうやら遊星が引いたのは状況打開のカードだったようだ。
 パラドックスが訝しげに尋ねる中で、遊星は其れに答える。

 「俺が引いたカードはこれだ!魔法カード『ミラクル・シンクロフュージョン』!
  自分のフィールドか墓地から融合素材モンスターをゲームから除外し、シンクロモンスターを素材に指定した融合モンスターを特殊召喚する。
  俺は墓地のスターダスト・ドラゴンと機皇帝グランエルを除外融合!!」

 「なに!?」

 「機皇帝とスターダストを融合?」

 遊星が切った切り札は、スターダストと機皇帝の融合。
 シンクロモンスターとシンクロキラーモンスターの禁断とも言える融合だ。

 「諦めなければ無限の可能性がある!俺は此れで未来を護り切り開く!
  集いし二つの魂が、紡いだ希望を未来へ繋ぐ。光射す道となれ!融合召喚、絶望を砕け『機皇星龍−スターダスト』!」
 『クァァァァァァ!!』
 機皇星龍−スターダスト:ATK2700


 其の戦術で現れたのは、さながら全身が金属で出来たドラゴン。
 鈍い金属質の光沢が目を引く『生体メカ』とでも言うべき存在だ。

 「機皇星龍の攻撃力は俺達のライフポイント分上昇する、俺達のライフは200、上昇は微々たるものだが…」
 機皇星龍−スターダスト:ATK2700→2900


 「セイヴァー・スター・ドラゴンの効果!1ターンに1度、あいてモンスター1体の効果を無効にし其の効果を得る、『サブリメイション・ドレイン』!」

 そのままでは勝てないので、今度は効果吸収。
 同時に此れはナハトを弱体化させることになる。


 Sin ナハトヴァール:ATK7800→5000
 「く…だがトラップ発動!『Sin Strike Drive』!このカードは発動後Sin専用の装備カードとなる!
  そして装備モンスターの攻撃力は自分のフィールドと墓地のSin1体につき400ポイントアップ!」
 Sin ナハトヴァール:ATK5000→8200


 それでもトラップ装備で攻撃力は確保。
 だが遊星も黙っていない。

 「吸収したナハトの効果で、俺達のライフを1900ポイント回復する!
  此れにより機皇星龍のこうげきりょくも1900ポイントアップする!!」
 遊星&アポリア:LP200→2100
 機皇星龍−スターダスト:ATK2900→4800


 「魔法カード『魂の帰還』!除外されている自分のモンスター1体をフィールドに呼び出す!来い『スターダスト・ドラゴン』!」
 スターダスト・ドラゴン:ATK2500


 ライフ回復で機皇星龍の攻撃力を底上げし、更にスターダストも帰還。
 だが、これでもまだ攻撃力が及ばない。

 「1ターンで其処までとは…だが悪あがきに過ぎないぞ!」

 「其れはどうかな!機皇星龍は1ターンに1度、亜互いのフィールドと墓地のシンクロモンスターを任意の数選択して装備できる!
  俺はこの効果でフィールドのスターダストとセイヴァー・スター、墓地のニトロ・ウォリアーとお前の墓地のSin 闇の書の意志を装備する!」
 『キェェェェェェェ!!!』
 機皇星龍−スターダスト:ATK4800→18400

 「攻撃力18400…見事だ遊星!」

 「ば、馬鹿な…こんな事が!!」

 自分の戦術をフル活用し、アポリアのエースと自分のエースを融合し、パラドックスのカードをも利用した戦術。
 これこそが諦めない心と、絶望を超えた心の融合によって引き起こされた奇跡だ。

 「此れで終わりだパラドックス!機皇星龍−スターダストで、Sin ナハトヴァールに攻撃!」

 「此れが希望の力だパラドックスよ…」

 「「シューティング・フルメタル・ソニック!!!」」
 『クァァァァァァ!!!』



 ――ドガシャァァァァァァ!!!



 奇跡の龍から放たれた一撃はSin ナハトヴァールを貫通し爆破!
 そしてパラドックスのライフを焼き尽くす。


 「ぐあぁぁあ!!馬鹿な…私がまたしても…馬鹿なぁぁぁぁ!!」
 パラドックス:LP2300→0


 決着。
 そして闇の欠片の宿命――負ければ消滅だけだ。

 パラドックスも其の例に漏れず身体が消え始めている。
 だが、それだけでなく…

 「アポリア!!」

 アポリアもまた消え始めていた。

 「案ずるな遊星、元に戻るだけだ。我等は元々が夢の欠片…夢の狭間に戻るに過ぎぬ…」

 「だが…!」

 アポリアの消滅を止めたい遊星だが、アポリアは首を横に振る。

 「私とパラドックスが明確な意思を持って現れたことがそもそもにして奇跡のようなものだ。
  我等が存在したままでは、この世界にも影響が出る……夢は夢にだ…」

 「アポリア…分った。だが、お前と共にデュエルできた事は絶対に忘れないぞ!!」

 「其れは私もだ。…さて、パラドックスよ…」

 遊星も納得し、別れの挨拶は済み、今度はパラドックスに向き直る。


 「アポリア…何故だ…何故!!」

 「パラドックスよ、我等の計画は瓦解したが目的は成就した…他ならぬ遊星の手で。」

 「なに……」

 「遊星は、チーム5D'sは我等の計画を超え進化を続けながらも滅びを歩まぬ道を見つけた。
  其の世界に何れ生まれるであろう我等も、滅びと絶望の未来は歩まぬはずだ。」

 「………」

 「絶望を知る我等が、芽吹いた希望を摘み取ってはならない……信じようパラドックス、未来を!」

 「未来……ふ、完全に忘れていた言葉だな…」

 そしてこの会話の中でパラドックスの顔からも剣が消える。
 既に身体の半分以上が消えているが、其の顔は穏やかだ。

 「良いだろう、歴戦のデュエリストが造る未来…夢の狭間で見届けるとしよう。」

 そしてデッキからカードを1枚抜き出し遊星に投げ渡す。

 「パラドックス?」

 「持って行くが良い不動遊星…繋いだ希望…精々見せて貰う。」

 其のカードは『Sin スターダスト・ドラゴンZero』。
 SinモンスターでありながらSinのデメリットを持たないカードだ。

 「遊星…私からも選別だ…」

 アポリアも1枚のカードを渡す。
 『機皇戦士グランド・ウォリアー』…機皇モンスターが1体だ。

 「アポリア、パラドックス…」

 「我等は消える…だが信じているぞ遊星、君と君の仲間達ならば何が来ようとも負けはしないと!」

 「貴様の示した可能性…実現して見せろ!」

 「あぁ、勿論だ!何があろうとも俺達は絶対に負けない!!」

 力強い遊星の宣言。
 それにアポリアも、パラドックスまでもが笑みを浮かべる。

 このデュエルはパラドックスの心も救ったのだろう。

 「頑張れ…」
 「負けるなよ、不動遊星…」



 ――シュゥゥゥ…



 最後に其れだけを言い2人は消滅。
 其の2人が居た証拠は遊星に託された2枚のカードと奇跡の融合モンスターだけだ。

 だが、それで充分だろう。
 遊星は2人のデュエリストからパワーを貰ったのだから。

 「あぁ、この世界もシティも必ず俺が、俺達が護って見せるさ。」

 カードを手に、遊星は新たに誓う。
 U-Dを止めると。








 ――――――








 其の頃…


 「っと、ヴィヴィオ!それにアインハルトじゃないか!!」

 「え?ど、どちら様ですか?」
 「何処かでお会いしたでしょうか?」

 「え?俺だよ、トーマだよ。」
 『私も居ま〜す♪』

 「うぇぇぇ、トーマ!?」

 海鳴の海上では未来組のトーマ&リリィが、同じく未来組のヴィヴィオ&アインハルトと鉢合わせていた。














   To Be Continued… 






 *登場カード補足



 Sin 闇の書の意志
 レベル11    闇属性
 魔法使い族・シンクロ/効果
 「Sin」と名のつくチューナー+チューナー以外の「Sin」と名の付くモンスター1体以上
 「Sin」と名の付くモンスターはフィールド上に1体しか表側表示で存在できない。
 このカードが表側表示で存在する限り、自分の他のモンスターは攻撃できない。
 フィールド魔法カードが表側表示で存在しない場合、このカードを破壊する。
 このカードの攻撃力は自分の墓地の「Sin」と名のつくモンスターの数×300ポイントアップする。
 このカードが攻撃した場合、相手はダメージステップ終了までモンスター効果を発動できない。
 このカードが破壊されたとき、ライフを半分払う事でデッキか手札から「Sin ナハトヴァール」1体を特殊召喚する。
 ATK4500    DEF4000



 Sin ナハトヴァール
 レベル12    闇属性
 悪魔族・効果
 このカードは通常召喚出来ない。「Sin 闇の書の意志」の効果でのみ特殊召喚出来る。
 「Sin」と名の付くモンスターはフィールド上に1体しか表側表示で存在できない。
 フィールド魔法カードが表側表示で存在しない場合、このカードを破壊する。
 このカードの攻撃力は自分の墓地の「Sin」と名のつくモンスターの数×400ポイントアップする。
 このカードが攻撃した場合、相手はダメージステップ終了までモンスター効果を発動できない。
 1ターンに1度、自分フィールド上に表側表示で存在するモンスターのレベル合計×100ポイントのライフを回復する。
 ATK5000    DEF5000



 Sin シンクロン
 レベル1    闇属性
 機械族・チューナー
 このカードは戦闘では破壊されない。
 ATK100    DEF100



 機皇神マシニクル∞3
 レベル10    光属性
 機械族・効果
 1ターンに1度、相手フィールド上に存在するシンクロモンスター1体を選択し、装備カード扱いとしてこのカードに装備する事ができる。
 このカードの攻撃力は装備したモンスターの元々の攻撃力分アップする。
 手札の「T」「A」「G」「C」 と名のついたモンスター1体を墓地へ送る事で、そのモンスター効果を得る。
 自分の墓地に存在する「T」「A」「G」「C」と名のついたモンスター1体をゲームから除外する事で、効果による破壊を無効にする事ができる。
 エンドフェイズ時にこのカードに装備されたシンクロモンスター1体を墓地へ送る事で、そのモンスターの元々の攻撃力分のダメージを相手ライフに与える。
 ATK4000    ATK4000



 魂の帰還
 通常魔法
 ゲームから除外されている自分のモンスター1体を選択して特殊召喚する。
 この効果で特殊召喚されたモンスターはエンドフェイズに除外される。



 絶望の先の希望
 通常罠
 自分のモンスターが戦闘で破壊されたときに発動できる。
 デッキか手札から「機皇」と名のつくモンスター1体を召喚条件を無視して特殊召喚する。
 その後フィールド上のシンクロモンスターを全て破壊する。



 マシンダメージライト
 通常罠
 このカードを発動したターン、自分の機械族モンスターが戦闘を行う事によって発生する戦闘ダメージは半分になる。



 Sin Strike Drive
 永続罠
 このカードは発動後装備カードとなり、自分フィールド上に表側表示で存在する「Sin」と名のつくモンスターに装備される。
 装備モンスターの攻撃力は自分のフィールドと墓地の「Sin」と名のつくモンスター数×400ポイントアップする。



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