小説『IS  とある転生者の不運転生 』
作者:影薄(影薄のブログ)

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第九話 織斑 千冬は宇宙人である・・と、言われたほうが納得できる

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〜アリーナの一角〜

全員水着みたいの着てはずかしくないんですかね?・・・え?私?私のはどっちかっていうとパイロットスーツなので全然まったく。

「ではこれよりISの基本的な飛行操縦を実践してもらう。織斑、白神、オルコット。試しに飛んでみろ。」
カツアゲ犯みたいですね。

「「はい!分かりましたわ。(了解です。)」」
・・・私たちは装着しましたけど・・織斑君はまだみたいですね。

「よし!・・・あれ?」

「早くしろ。」
まぁまぁ、まだほとんどISに触れてないんですから。

「熟練したIS操縦者なら展開まで一秒とかからないぞ。」
それと比べるのはどうかと思いますよ。

「集中・・・・来い!白式!」
お、来たみたいですね。

「できた。」
まずまずじゃないですかね。

「よし、飛べ!」
カツアゲ犯みたい・・。

「「はい!(了解!)」」
なんで私のセリフが括弧?・・・よしちゃんと飛べました。

「よぉ〜し!うわぁ〜っと。」
あの決定戦の時は普通に飛んでたのに・・・本番に強いタイプ?

「遅い!スペック上では白式の方が上だぞ!」
熟練者と初心者を比べてはいけませんよ。

「そう言われても・・・自分の前に角錐を展開させるイメージだっけ?・・良く分かんねぇ・・。」
でしょうね。

「イメージは所詮イメージ。自分がやりやすい方法を模索するほうが良いですわよ。」
そうですね。角錐って・・・。

「大体空を飛ぶ感覚自体まだあやふやなんだよ。なんで浮いてるんだ?コレ・・。」

「それは少し織斑君には難しい話になりますよ?」
反動力場とか・・私のイメージはベクトル操作で浮いているような感覚です。

「その・・もしよければ放課後指導してさしあげてもよろしくてよ?」
恋する乙女モード発動・・。

「その時はその・・・二人きりで・・。」
無理無理、掃除用具がおまけで付いてきますよ。

「織斑、白神、オルコット、急降下と完全停止をやってみせろ。目標は5cmだ。
五センチ・・・・暴力教師・・・それは織斑君にはきついんじゃ・・。

「りょ、了解です!ではお先に!」

「上手いもんだな〜。」

「さすが代表候補生ですね。では私も。」
急降下って風が気持ち良いですよね。っと止まるの少し遅かったですね。

「4,87cm・・・まぁまぁだなその調子で頑張れ。」
特に非の打ち所がなかったんですかね・・・まぁこのくらいの誤差なら・・。

ドゴォン!
・・・・隕石でも落ちたかのようなクレーターが・・。

「一夏!?」
篠ノ之さん心配なんですね。・・・まぁ絶対防御ありますし大丈夫だと思いますけど。

「織斑くん!?」
生徒を心配する良い先生ですね。

「大丈夫ですか!?」

「痛って〜!死ぬかと思った〜。」
無事のようですね。もし死んだら男性唯一の操縦者死す!って一面を飾ったと思いますよ。

「バカ者。グラウンドに穴をあけてどうする。」
・・・一応アリーナ内なんですけど・・・グラウンドなんですねこの第何番かは知りませんけどこのアリーナは。

「すいません。」
それしか言えませんよね。

「情け無いぞ一夏!私が教えてやったことをまだ覚えてないのか!」
・・じゃあ貴方も五cm狙って飛んでみてくださいよ。難しいんですよ。・・・お、掃除用具を押しのけ英国貴族が織斑君に駆け寄った。

「大丈夫ですか!?一夏さん!お怪我はなくて!?」
お・・卑劣なる恋する乙女の戦い。

「あ、ああ・・大丈夫だけど・・。」
体勢・・・・わざとか・・・。
「お怪我がなくてなによりですわ!ああでも・・・一応保健室で診てもらったほうがよろしいですわね。よければ私が!「ISを操縦していて怪我などするわけがないだろ。」
いや・・一応怪我しますよ?篠ノ之さん。

「あら篠ノ之さん、他人を気遣うのは当然のことでしてよ。」

「お前が言うか。この猫かぶり。」

「鬼の皮をかぶっているよりはマシですわ。」
きっと鬼神なんでしょうね・・。

「・・・女は三人揃わなくても姦しいですね。」

「まったくだな。」
・・初めて織斑先生と気が合いました。

「ごほん!今日の授業はここまでとする。織斑、その穴一人で埋めろよ。」
うわ・・可愛そうに。

「え!?はい・・。」
さすがに暴力教師の命令なので誰も近寄らず教室に戻りましたね・・あ、あれ貸してあげましょう。

「織斑君、このヒートショベルを貸してあげますので、頑張ってください。」
ネタ武器ですね。

「おう!ありがとな!」

「いえいえ、では。」
さて・・私も戻りますか。

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一話一話短くてすいません。これからも頑張らせていただきます。

ちなみに私は何党でもないです。強いて言うならこのISの世界の良心 簪さんと山田先生ですかね。デハまた。

感想お待ちしております。

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