小説『IS  とある転生者の不運転生 』
作者:影薄(影薄のブログ)

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第十三話 勝負に水差してンじゃねェぞあァ!?

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「先生!私にISの使用許可を!すぐに出撃できます!」
オルコットさんのISでは…それに多人数いる中でブルーティアーズ(武器)は展開できないでしょうし……。」

「そうしたい所だが・・これを見ろ。」
遮断シールドのレベルが4・・。

「遮断シールドがレベル4に設定・・。」
篠ノ之さん飛び出したりしないでくださいね。

「それに扉が全てロックされて・・。あ!あのISの仕業。」
助けに行くのは絶望的ですね。

「そのようだ。……これでは避難することも救援に向かうこともできない。」
さてそろそろ

「では私に出撃の許可を。」

「…何?どうやって出撃する、言ってみろ。」

「扉は壊すかISを使い開けさせます。遮断シールドはガナーパックを使用しオルトロス砲を最大限まで溜め発射します。発射中にパックを遮断シールドにぶつけるVOBアタックをします。そうすれば私のノーマル形態でやっと通れる隙間ができます。そこからアリーナ内に突撃します。……で許可は?」
やっぱり私は説明下手ですね。

「……良いだろう。やってみろ。」

「了解。それでは行ってきます。」

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〜アリーナ(遮断シールド外)

「さて・・ここまで来ましたけどね・・パック一つ破壊破壊は痛いですけどまぁしょうがないですよね!」
幻想闘士(ファントムウォーリア)高速交換ガナーパック

<ガナーパックに変更を確認・・異常なし>

<武器確認・・・オルトロス砲・ビームトマホーク・ハンドグレネード・ビーム突撃銃異常なし。>

さてと・・・エネルギー砲の溜めを開始・・・・・・・発射!!!


「おぉ・・これだけでも遮断シールドって歪むですね・・・それでは!VOBアタック!」

ドゴォン!

開きましたね!・・・それにしても想像以上にデカイ穴開きましたね。それでは!

「織斑君!鳳さん!撤退してください!遮断シールドに穴を開けました!急いで下さい!」

「白神さん!?それなら三人でやったほうが・・・。」
織斑君貴方のエネルギー少なすぎて役に立ちません。

「エネルギーが少なすぎて役に立ちませんし私のISには一対複数装備の方が多いので邪魔です!鳳さん、貴方にならこの場合一番適切なのは何か分かりますよね?もうすぐ教師部隊も来ますから急いで!」

「ええ、分かったわ!」
さっさと行ってください。

『一夏!男なら……男ならそれくらいの敵に勝てないでなんとする!』
!?あの掃除用具・・・!!!アリーナ中継室か!?・・あのISのビーム砲で撃たれたら一たまりもないですよ!?あの掃除用具はともかくあの場で気絶させられている審判たちは!?って・・案の定そっちにビーム砲撃ちますか!?ぐっ・・・間に合え!


「ぐあっ!?」
・・・・間に合ったのは良いですけど・・・盾貫いて装甲も貫くほどの威力とは・・う、腕が上がらない・・・・それに大やけどですかね・・・一生傷残るかもしれませんね。うぅ・・痛い・・・。

「くっ、織斑君達と篠ノ之さんはただちに撤退・・・!」

「だけどその傷・・・。」

「あァ!?さっさと離脱しろッつってンのが聞こえねェのか!?さッさと離脱しろや!」

「わ、分かった。」
はぁはぁ・・・・これくらい言わないと聞かないなんてね・・・幻想闘士(ファントムウォーリア)…痛覚を全面カット・・・あとで痛みが倍増してくる?・・どんな構造ですか…まぁ良いです。やってください。

<痛覚を全面カット・・・終了しました。>

・・・痛みがない・・すごいですね。・・ですが痛覚を切っていられるのは3分だけですか・・・。

「幻想闘士(ファントムウォーリア)!高速交換!ブレイズパックを!」

<ブレイズパックに変更を確認・・・システム異常なし。>

<武器を確認・・ミサイルパックブレイズ・ビームトマホーク・ハンドグレネード・・ビーム突撃銃・・盾が欠損しています。>

了解・・では始めますかね!

「ビコン・・・。」
相手も動き出すんですか・・・っていきなりビーム!?

「さっきと違ってそんなビーム当たりませんよ!それ!」
ビーム突撃銃を6発撃ったら6発とも当たるなんて・・珍しいこともあるものですね!

「ああ・・良い忘れてたことがあったなァ・・・せっかくの勝負によくも水を差してくれたなァ?そンなお前にはスクラップがお似合いだよなァ・・・アァ!」

<単一能力(ワンオフアビリティー)第一段階発動 加速装置(アクセラレート)
アクセラレート?発動条件・・一方もどき口調担ったときって・・ふざけてるんですか!発動時間は3分5秒・・なにその微妙な時間・・3×5で15だから?ってそんなこと話している場合じゃなかった!

「さァてスクラップの時間だぜェ!くらえ!」
外アクセラ語・・内・・丁寧語?ぐっちゃぐちゃですね・・・誘導ミサイルパック ブレイズ発射!

「!?」
全弾命中!このワンオフ・・加速ですか・・でしたら・・ビームトマホークを出して接近!くらえ!

「ていや!!!」

「!?!?SA!?」
よし命中・・相手はあと・・72・・あのビーム砲撃つだけでSE使うんですね・・どおりで強いわけだ!

「斧でとどめくると思って腕を前に出してるンだろうが・・・生憎どっかのアニメの主人公じゃないンでな・・・普通にグレネード投げて終わりだ!!くらえ!」

「!?hikyo?!」
卑怯って聞こえましたけど・・知りませんよ・・・そんな事・・・おお・・キレイに爆発しましたね・・・アァ・・痛覚カットを解除・・チッ・・。

「チッ・・・痛てェな…畜生・・・ザマァみやがれ・・このクソ無人ISが・・・。」
痛いですね・・傘が肩に刺さったとき以来の痛さですね・・。少し休みましょうか・・・私の意識はそこで途切れた……。

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オルトロス砲・・詳しくはネットで調べてください。

デハまた〜

え?パックの交換の時の点検の言葉もほとんど毎回違う?全20種類です。

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