小説『IS  とある転生者の不運転生 』
作者:影薄(影薄のブログ)

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第十四話 私って前作から腕ばっかり負傷してますよね。by白神

前書き
 個人的に美術と音楽は拷問あと体育祭

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〜保健室〜

ん・・・ここは・・保健室というより病室ですね・・・痛っ!・・・腕をまた負傷しましたね・・・まったくもう・・・って・・・なんか織斑ハーレムズと一組凹凸教師組までいるじゃないですか…どうしました?

「気が付いたようだな。どうだ痛みなどはあるか?」
一応心配してくださっているようですね。

「かなり痛いですね・・・・。」

「「「白神さん、大丈夫か(ですの)(ですか)?」」」
心配してくださってありがとうございます。織斑君、オルコットさん、山田先生

「まぁ・・なんとか・・。」

「……お前にはつらいかもしれんが…その火傷は一生残るそうだ……。」
言いづらいことですかね?・・あぁ女は肌が命〜みたいな?

「そうですか。残念ですね。」

「残念って…それで良いのか?」
って・・織斑君つっかかるところおかしくないですか?

「それ以外どう返せば?泣いていれば良いんですか?」
あ〜この痛みさっさと引いてくれないですかね。

「それは!「それで?なぜこのメンバーを呼んだんですか?何か理由があるのでしょう?例えばそこ掃除用具(バカ)の処罰とか口封じとか。」
織斑君のどうでも良い話はともかく用件が聞きたいです。

「なんで箒が罰を受けなきゃいけないんだよ!皆無事だったんだぞ!」
まだ罰を受けると決まってないでしょう・・それに謝罪も聞いてないです。

「それは結果論だろう。織斑、こんな状況では誰も喜べる筈が無いからな。」
当たり前です。あの場にいた全員を危険に晒したんですからねあの掃除用具(バカ)は…。

「す、すまない、本当にすまない!」
今更?

「まぁ、もう済んだことですしね。私は別に良いですよ。一生痕が残ろうが・・死ななければね・・死んだら恨み言を言うこともできません。化けて出れば別ですけど。」
皮肉をたっぷり混ぜました。どのくらいのダメージを受けたんでしょうね?282くらい?

「ほ、ほら!白神さんも許しているようだし・・・、な?だから処罰なんて無いだろう?」
何を勘違いしているんですか?私は許しませんよ。痕残ることは許しますけどこの痛みのことは許しません。この場に私のISが無い所を見るとおそらくダメージレベルがCぐらいだったんでしょうね。一応検査してるんでしょう。

「……篠ノ之…お前は今日から自室で謹慎だ。そして反省文を書いて来い。お前には一人部屋が貸し与えられる…とは言っても謹慎処分を受けた生徒用のだがな。」
妥当・・というか軽すぎません?…あの天災兎の妹だからか
「なんでだよ千冬姉!!!」
は?むしろ優しいくらいなのになんでつっかかってるんです?

「黙っていろ織斑!今の私はIS学園の教師であってお前の姉ではない!教師としての判断に私情を挟むつもりは毛頭ない!」
さすが切り替えの早い女ですね。それのおかげで私の両親を殺したことも忘れましたか。

「なんで?どうしてだよ!」

「織斑!お前には分からんのか、アリーナ管制塔中継室に無断で入り室内にいた審判2名に教師1名に対しての暴力行為!あの場にいたほとんどの者を危険に晒した放送!これだけの事をしておいて罰さずとしてどうする!非常時でなければ停学にすらなる行為だぞ!」

「それでも全員死なずに助かっただろ!」
バカ…。

「誰も死ななかったのはさっきも言った通り結果でしかない!そんな意見が世間で認められると思うなよ!コイツが篠ノ之束の妹でなければ退学・・また賠償金なども有り得たのだ!当然日本の専用機持ち内最強クラスである白神に一生の傷をつけたとなれば日本政府から抗議が来てもおかしくない状況なのだ!それを理解しろ!」
・・・そういえば時期代表でしたね…。織斑先生の怒号で部屋の中が震えているようです・・。さすがの織斑先生も怒鳴りつかれたのか肩を上下に揺らしていますね。

「…他に何かあるか?織斑。」

「くっ・・・・。」
なんで唇噛んでるんですか・・・・なんで謹慎処分で済んだことを喜ばないんですか。織斑君彼女は停学・・いや退学になってもおかしくない行為をしたんですよ?・・おっと篠ノ之さんにだけ聞こえるように言わないと・・。

「所詮人殺しの妹でしたか…。」

「!?」
多少ビックリしたようですけど・・・ふっ、ってなんで伏線貼ってるんでしょう私・・・。

「私はとりあえず寝ますので・・あ!私のISの状況は?」
忘れてました。

「ダメージレベルC+です。ですが白神さんが復帰する頃には戻ってきますよ。」

「ありがとうございます。山田先生。それではおやすみなさい。」
さて寝ますか・・・1週間くらい。

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今回の話は大量にアンチ篠ノ之がありますが許してください。ずっと疑問に思っていたことを書いたので。

デハマタ〜


ISを見て思った最初の感想
絶対防御が名前負けしている。

-16-
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