小説『IS  とある転生者の不運転生 』
作者:影薄(影薄のブログ)

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第十五話 入院してるとき結局篠ノ之さんが謝りに来なかった件ついて。

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〜休日(外出中)〜

さてと……保冷剤も買いましたし……後は特にないですね。…あ、どうも白神です。メタ発言申し訳ないです。私は今あの掃除用具(バカ)が己の罪を忘れないようにさせよう作戦を実行しています。腕は痛いのでよく骨折とかしたときに使う包帯で吊るしてます。その中に保冷剤を入れて和らげていますけど・・痛いものは痛いですね。せっかくの休みなんですけどね・・。ISスーツも左腕の部分切りましたし…貯金使って山を買って内部を基地にするのも自動ユニットHAROに任せましょう。頂上に家が建っていましたがまさか頂上だけが私の土地だったとは・・・さて帰りましょうかね・・・っとその前にどこかでお昼でも食べましょうか…ん?五反田食堂・・後30秒ちょいで開店ですか…。ここにしましょう。後5,4,3,2,1開きましたね。では入りましょう。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜五反田食堂〜

「失礼します。」
一応言ったほうが良いですかね?ん・・・あの影は・・・。

「あ、白神さんじゃん。」
……織斑君…ここは織斑君の根城でしたか…次から来ないようにしよう。

「こんにちは、織斑君。」
少し離れた席に座りますか。

「おい、一夏!あの美人誰だ?まさか…。」

「同じクラスで専用機持ちの白神さんだよ。何かと助けてもらってる。」
聞こえてますよ〜。専用機持ちのことは秘密にしてほしかったですね。そしてこの間謹慎騒ぎはもうどうでも良いようですね。納得したんですかね。

「白神さんもコッチ来て食べようぜ。」
誘わないで頂きたいですね。そこの赤髪の女の子が睨んでくるんで。

「結構ですよ。すいません。焼き魚定食お願いします。」

「畏まりました!しらばくお待ち下さい!」
なんでそんな不機嫌なんですかね・・・イライラする店ですね。あ…赤い髪の男・・多分兄ですかね?そんなスマンスマンみたいな格好されても…。

「白神さん、まだ腕痛むのか?」
…なんでこっちの席来てるんですか・・そこの赤髪兄も…。ツッコンで良いのかな・・・イヤ、我慢です。

「少し痛みますが・・・時期に”痛み”は引くでしょうね。」
こういう皮肉言っても通用しない人ですけどね。この人。

「…ところでこの赤い髪の男性は誰ですか?」
ずっと気になってました。

「ああ、コイツは五反田(ごたんだ) 弾(だん)。俺の友達だ。」

「よ、よろしく。」
中々の好青年じゃないですか…友達たくさん居そうなタイプですね。

「はい、焼き魚定食お待ちどうさま!」

ドン バシャッ!

…そんな強く置かなくても・・・味噌汁零れて服に・・高そう(推定3万)な服だったのに・・。

「お、おい、蘭!」
弾さん(兄弟区別のため)が怒ってますけど明らかに今わざとでしたよね?

「つ、つい…。」
ついじゃいですよ。

「いい加減にしてくれませんか?さっきからなんですかその接客態度は?店長…御宅の娘さん、こんな接客態度なのに接客させてるんですか?」

「ス、スマン。何時もはこういうことする娘じゃないんだが…。」

「御代だけ置いて帰ります。では失礼しました。」

「お、おい!白神さん!」
最近不幸ばっかりですね。あの蘭と呼ばれた娘もすぐに謝るくらいしてほしいですね。もう…。家帰って服着替えてファミレス行って帰りましょう。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜自室〜

今日で謹慎解けるでしたね篠ノ之さん。ずいぶんと短かったですね。…そういえば今日から織斑君と別な部屋らしいですね・・・調整遅っ・・・。


「つ、付き合ってもらう!」
うるさ…廊下で何騒いでるんだか…もう良いや寝よ寝よ。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜クラス〜

なんか今日はやけに騒がしいですね…まぁいつも五月蝿いですけど…。

「ねぇ?あの噂聞いた?」

「なに?この間のISのこと?」

「あれは実験中だった機体が暴走したって話でしょー。」

「じゃなくて今月のトーナメントで勝つと…。」

「織斑君と付き合えるんだって〜。」

「そうなの!?」

昨日のあの篠ノ之さんの放ったあの言葉が変な風に捕らえられたようですね。

「皆おはよう。なんの話で盛り上がってるんだ?」
火中の人参上。

「「「「「なんでもないよ!」」」」」
すごい統率力。

「?」
そりゃそうなりますよね。

「席に着けHRを始める。」
おお、織斑先生。久しぶりに見ましたね。最近顔合わせる先生って山田先生だけでしたからね。

「そういえば…白神さんなんで腕吊ってるんだろうね?」

「なんかこの間のISとの戦闘で怪我したらしいよ。」

「大丈夫かな〜?」
ありがとうございます。相川さん率いる女子3の皆さん。

「今日はなんと!転校生を紹介します!どうぞ入ってきてください。」

ザワザワ

二人って…明らかに織斑君狙いですね。

「シャルル・デュノアです。フランスから来ました。皆さんよろしくお願いします。」
明らかに女ですよね。デュノア家には娘しかいなかったはず。デュノア社も狂気に走りましたか。これで整備に携わっている方たちを引き抜けますね。

「お、男?」
設定ではそうらしいですよ。

「はい。こちらに僕と同じ境遇の方がいると聞いて本国より転入を…。」
・・・この人ほとんど報道されていない時点で男装だと気づけ・・って気づけるわけないか。

「「「「「「「「「「キャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア」」」」」」」」
爆音。それ以外に無し。

「え?」
そりゃそうなりますよね。

「男子!二人目の男子!」

「しかも同じクラス!」

「美系!守ってあげたくなる系の!」
騒ぎ放題ですね。

「騒ぐな!静かにしろ。」

シーン

おお。さすが鬼の一声。

「今日は二組と合同でIS訓練を行う。各人はすぐに着替えて第二グラウンドに集合。…織斑。」
めんどう見させる気ですかね?

「はい?」

「デュノアのめんどうを見てやれ。同じ男子同士だ。」
やっぱりですか。

「解散!」
さて着替えますか。織斑君が出て行った後に。・・出て行きましたね、手をつないで。微笑ましい光景に見えました。
さて着替えますか。

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♪〜♪〜♪〜♪
書くことない〜♪
あ、合った。この間遊戯王で対戦したんですよ。私は女性Dフォーマーデッキ、相手は暗黒界デッキと明らかに現環境では不利な中勝利しました!私の2年前の傑作デッキの復元は伊達じゃなかった!デハまた〜。

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