第二十話 ドイツは絶対人材不足
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〜自室〜
風の噂でドイツのウサギ少佐がまた要らないことしたって聞きましたけど……せっかく釘を刺したのに…。ガナーパックは完全に修復できませんでしたし…あの装備が最大火力装備なのに…。一回自宅に戻る必要がありますね。…亡国起業どうしましょう？多分スコール派は引き抜けると思いますけど…他は頭が柔軟じゃない頑固親父ですしね…。…ですが所持しているＩＳの数はスコール派がもっとも多いですし…スコールさえ引き抜けば後は残りカス…引き抜きの準備をしておきますか。後はフランスの件…なんとかなりましたね。これでデュノア社はおしまいか…。一応デュノア君に教えておきますか。…ですがデュノア君を代表候補生という立場に残らせるのにかなり労力を使いましたね。そっくりそのまま伝えると織斑君かデュノア君のどっちかに非難がくるからなんとか御託を並べおって…そして私がＩＳの武装専門の開発者ということをどこで知ったんでしょうね。あの転生機が作った設定なんてね。おかげで高速演算砲 ハドロンのデータと引き換えになってしまいました…一応あれ第三世代兵器ですからね…あれをラファールの改良版に加えれば第三世代型になりますし…ってなんでこんな必死にデュノアさんの立場固めてるんでしたっけ？ああ、デュノア社の元社員を引き抜きやすくするのと生い立ちを知ったからでしたね。若いのに苦労しましたね。多分織斑ハーレムの一員になってしまうと思いますが唯一の良心になってあげてください。…さて今から織斑君たちの部屋に行きますか。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜１０２５号室〜
トントン
「織斑君、デュノア君居ませんか？いたら開けてください。」
「し、白神さん！？今開ける！」
「や、やぁ白神さん、一体どうしたんだ？」
ものすごく焦ってますね。…女だって気づいたんですかね？
「…デュノア君は？」
「あぁ今風邪気味でな、少し横になっているよ。」
「ゴホッ！ゴホッ！」
嘘っぽい。
「…何を隠しているのかは大体予想が付きますが…私が話したい内容はデュノア”さん”、貴方のこれからの立場です。」
「「！？」」
びっくりしてますね。
「き、気づいていたの？」
「はい。デュノア家には娘しかいないはずなので。」
「と、とりあえず入れよ。ココじゃ話づらいだろ？」
「そうですね。お邪魔します。」
ガチャン
「さて…と単刀直入に言います。デュノアさん、貴方の正体がフランス政府にバレました、というかバラしました。」
「え！？」
「なんでそんなことするんだよ！！」
まぁまぁ・・話は最後まで聞きましょうね。
「まぁまぁ・・最後まで聞いてください。そこで私と政府で取引をしました。私が作った第三世代型兵器のデータと引き換えにデュノアさんの立場を固めて欲しいと、当然この事を公表すると貴方のテストパイロットという立場がデュノア社と共に消え去りますので新しい立場を用意しようと言うわけです。取引の結果公表するまでは男子で居てもらうが公表後は女子としてフランスの代表候補生として働いてもらうことになりました。」
「ということは…。」
「はい、貴方達がおそらく危惧していたであろうことにはなりませんよ。新しい職にも就けてよかったですね。あ！それと貴方が今使ってるラファールはそのままだそうです。良かったですね。」
「うん！ありがとう白神さん！」
満面の笑み・・萌えですね。
「というか…政府と取引ってスケールが違うな・・。」
「まぁそこはなぁなぁで、ですがもう少し男のフリをしていてくださいね。ではまた明日。」
「うん！マタ明日！」
「おう！また明日な！」
…なんか自分の利益が少し入ってるのが申し訳なくなるほど良い笑顔でしたね…二ミリの良心が痛みます。
さて…寝ますか。明日に備えて。
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ん〜眠い。あ、今度新しくコードギアスかポケモン、ブリーチの小説書こうと思うんですけどどれが良いと思います？コメント欄にて回答をお待ちしております。この作品はまだ２０話くらいストックがあるので更新が遅くなることはないと思います。
ではお待ちしております。