小説『IS  とある転生者の不運転生 』
作者:影薄(影薄のブログ)

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第二十一話  っべ〜タイトル決めてなかった。

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〜クラス〜

「ええ!嘘!本当に?」
今日も騒がしいですねうちのクラス。

「そ、それは本当ですの!?」
またくだらない噂話とかですかね。

「嘘ついてないでしょうね?」
…鳳さん、なんでうちのクラスに馴染んでるんですか?二組に友達いないんですかね?

「本当だってば!昨日からこの噂学園中でもちきりなのよ!」
私は知らないですけどね。…噂のタイトルが聞こえなかったですし。

「今月の学園別トーナメントで優勝したら織斑君と付き合えることになっているらしいの。」
…なんかの勘違いから生まれたんですね分かります。

「それは一夏さんも承知していますの?」
してないと思います。

「それがね、当の本人は良く分かってないみたい。」
買い物とかだと思ってるんでしょうね。

「どういうこと?」

「女の子の中だけの取り決めってことらしいの。」
…じゃあ誰かが優勝して付き合うことになったら織斑君は「ハァ?」ってなるんですね。

「皆おはよう。」
噂の中の人登場。

「何の話してるの?」
笑顔で颯爽登場!銀河美少…ゴホン!デュノア君はやっぱりどう見ても女の子ですよね。

「「「うわぁぁぁぁぁ!」」」
そんな叫び声上げて逃げたら自分達の悪口だと思っちゃいますよ。

「じゃあ、私自分のクラスに戻るから。」
できればもう来ないでいただきたい。

「そうですわね。私も席に着きませんと…。」
みんな嘘が下手ですね。

「なんなんだ?」
くだらない噂話です。

「さぁ?」

「白神さん何か知ってるか?」
困ったときのみたいなのやめてください織斑君。

「えっと・・・うっ。」
…視線怖い・・・もはや死線。

「いえ、特に何も。」
…ウザ晴らしにISで的あてゲームでもしましょうかね、自主練ってことで。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜放課後・アリーナ〜

……鳳さんとオルコットさん…最悪のタイミングでウザ晴らしなんて思いついたようですね。

「あら?」

「…早いわね。」

「てっきり一番乗りは私だと思っていましたのに。」

「アタシはこれから学年別トーナメント優勝に向けて特訓するんだけど。」

「私もまったく一緒ですわ。」

「この際どっちが上か、白黒はっきりさせておくってのも悪くないわね。」
喧嘩が始まりそうですね。

「よろしくってよ、どちらがより強く優雅であるかこの場で決着をつけてさしあげましょう。」
やっぱり。

「もちろん、アタシが上なのは分かりきっていることだけど。」

「ふふ、弱い犬ほど良くほえると言うけれど本当のようですわね。」

「どういう意味よ!」

「自分が上だってわざわざ大きく見せようとしているところなんか典型的ですもの!」

「あの〜私は端の方で射撃訓練してても良いですかね?」
今日一年生に割り振られたアリーナここだけですし。

「あら、白神さん、丁度良いですわ。クラス代表決定戦の時の借りを返しますので参加してください。」

「アンタと一回戦ってみたかったのよね!今日は一人邪魔なのが付いてるけどね!」
えぇ・・・でも断れそうにないし…。

「なんですって!」

「はぁ……分かりました。参加します。」
二人ともIS出すのはや!

はぁ・・・幻想闘士(ファントムウォーリア)起動。

<起動・・・・システムオールグリーン>

<火器確認・・・異常なし>

<搭載パック確認・・・・ガナーが破損しています。>
分かっていますよ。

「「いざ勝負!」」

「はぁ…。」
三人がぶつかり合う!…前に弾丸が…誰です?・・・ってウサギ少佐。

「くっ!ドイツ第三世代機シュヴァルツェア・レーゲン!」
書きづらい名前ですね。

「ラウラ・ボーデヴィッヒ・・・。」
ISでの勝負は…なんてこと言ってしまいましたし注意しづらいですね。

「どういうつもり!いきなりぶっ放すなんて良い度胸してるじゃない!」

「中国の甲龍にイギリスのブルーティアーズか…。ふん!データで見たときの方がまだ強そうではあったな。白神二佐の幻想闘士はデータが少なくて分からんがな。」
でも明らかにお前もザコだろうって目で見てますよね?

「何?やるの?わざわざドイツ軍団からやってきてボコられたいなんて大したマゾっぷりね。それともジャガイモ農場ではそういうのが流行ってるの?」
そのドイツにすら負けていた清の生まれ変わりが何を言う。

「あらあら鈴さん。こちらの方はどうやら共通言語をお持ちでないようですからあまりイジメるのは可愛そうですのよ。」
え・・・イギリスとドイツはヨーロッパのIS共同開発に参加してますよね?味方同士では?それともまだ第一次世界大戦のこと根に持ってるんですかね?」

「貴様達のような者が私と同じ第三世代機の専用機持ちとはな。数くらいしか能のない国と古いだけがとりえの国・・よほど人材不足と見える。」
・・・日本は織斑先生が生まれ育った国ですから批判しないんですね。

「この人!スクラップがお望みみたいよ!」

「そのようですわね。」
貴方がも散々侮辱したじゃないですか…沸点が低いですね。まぁ撃ってきたのは向こうですから私はこの二人の側ですけどね。三対一とか・・・フェアじゃないですね。ちょっと悪い気がしますけど…これで少しでもおとなしくなってくれれば良いんですけど。

「ふっ、三人がかりでかかって来たらどうだ、くだらん種馬を取り合ってる程度の奴等にこの私が負けるはずはないか。」

「…私は別に取り合いに参加してないんですけどね。」
一緒にしないでいただきたい。

「アンタ!今なんて言った?アタシの耳にはどうぞ好きなだけ殴ってくださいって聞こえたけど?」
喧嘩っ早いですね。

「この場にいない人間の侮辱までするなんてその軽口二度と叩けぬようにしてさしあげますわ!」
貴方も同じようなこと言ってましたよね。

「とっとと来い!」
挑発してる・・・この二人は間違いなく乗るでしょうね。

「上等(ですわ)!」
だからそんなうかつに接近したらダメですって。私はビームで牽制しながら様子をって!なんで遠距離用ISで接近戦を!?オルコットさんバカですか!?チッ!使えない連中ですね!

「ふん!」
レールカノン連続撃ちで連続ヒット!?あ、二人の足が地に着いた・・・。大分削られたようですね。

「くらえ!」
龍砲?仲間が2人もいるのにみえない砲弾!?ふざけるのも対外にしていただきたい!

「無駄だ、このシュバルツェア・レーゲンの停止結界の前ではな!」
衝撃砲が霧散した・・・ア、アルテ○スの傘?・・・ビームもダメっぽいですね。

「ならば!後ろから!」

「ふん!無駄ですよ二佐。」
チッ読まれていましたか!

龍砲を避けながらワイヤーブレード?さすが少佐の地位をもらっただけの腕前ですね。・・・チッ甲龍が捕まった!ああなると邪魔です!

「ふっ、この程度の仕上がりで第三世代型兵器とは笑わせる。」
ブルーティアーズのブルーティアーズに賭けるしかありませんねあれは相性良いですしって甲龍を振り回してブルーティアーズ(IS)にぶつけて落とした!?なんと無茶な!そして甲龍邪魔です!

「甘いなこの状況でウエイトのある空間圧力兵器を使うとは・・。」
同意。・・・ってオルコットさん!?その距離でミサイルは・・・。

ドガァン

「あの距離でミサイルだなんて、無茶するわね、アンタ。」
まったくですね…これならある程度ダメージも・・てっえ!?

「終わりか?ならば私の番だ。」
首にワイヤーブレードくくりつけて格闘!?そんな非人道的な!

「チッ!当たれ!」

「無駄ですよ。」
なんでこの距離で避けられる!

「貴方もコレで終わりだ!」
私にもワイヤーですか。

「私をそこの二人(ザコ)と一緒にしないでください!」
全部撃ち落とした!でも後弾数一発。

「なるほど、貴方にとっては一対複数はむしろ邪魔だったんですね。」

「まったくです。その二人を放していただけるとありがたいですね。」
私は銃をウサギ少佐に向けます・・。弾一発だけですけど。

「この二人はもうじき終わる・・ですので有効活用させていただきます。」
二人を盾にしますか・・残弾一発しかないのにどうすればパック交換は距離を取らないと・・どうすれば・・・。

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…私最初アニメ版のラストは宇宙行くものだと思ってたんですよね。だから最終回見たときものすごくガッカリしましたw

感想お待ちしております。

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