小説『IS  とある転生者の不運転生 』
作者:影薄(影薄のブログ)

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第三十六話 無心でやればどうにかなるはず

前書き
この話も読まなくていいのよ?というか読まないで。

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〜学園祭当日〜

死ねよ学園祭。なんで休みにわざわざ学校来てメイド服着なきゃいけないんですか。デュノアさん代わってください。というか代われ。私はテーブルではなくクレーム対処や宣伝ですから外出なきゃいけないんですよね。しかもクレーム対処の責任者とかめんどくさいの押し付けましたね相川さん貴方を私は絶対許さない。いつか報復してあげます。それにしても……招待状持って一般から来るのもほとんど女子なのになんでメイドき……じゃなかったご奉仕喫茶なんですかね?需要あるわけ……あぁ、織斑君がいましたね。一般開放してないから花火は上がりませんけど生徒の盛り上がり方は尋常じゃありませんね。すごい女子力(物理含む)。

「うそ!? 一組であの織斑君の接客が受けられるの!?」

「しかも執事の燕尾服!」

「それだけじゃなくてゲームもあるらしいわよ?」

「しかも勝ったら写真撮ってくれるんだって!ツーショットよ、ツーショット!これは行かない手はないわね!」
と、前情報を流したおかげ客足が……伸びすぎた。ちょっと雑務の列・クレーム対処係の皆さんに確認せねば

「良いですか、皆さん、待ち時間のクレームはもうしばらくお待ち下さいなどで結構です。あまりにも多い場合は報告してください。待ち時間は一人当たり15分で程度で計算してください。それでもまったく間に合わない場合はテーブル係に10分で締め出すように言いますので報告お願いします。」

「「「りょうか〜い!」」

「意外とノリノリだね白神さん!」

「接客係ではありませんし成り行きとは言え責任者の一人になったのでそれなりに真面目にやりますよ。それではお願いします。」

「「「「は〜い!」」」
といって散らばる皆。さて宣伝はしばらくいらないですね。これ以上集まっても困りますしね。

〜10分後くらい?〜

……マジですか。

「はーいこちら二時間待ちでーす!」
開店十分で二時間待ちとか他の所ガラガラじゃないですか。一般からよりもうちの生徒が多いですね。仕事しろ。


「ええ、大丈夫です。学園祭が終わるまでは開店してますから。」
クレーム多くなったので一応対応三パターン(全部待ち時間に対して)にしましたけどそれでも多いですね。疲れます。

「月阜さんは最後尾の看板代わってあげてください。手の空いたロンベルクさんは店内の様子を見てきてください。」

「「はーい。」」
ささっと動く二人、今ならボ○トにも勝てるんじゃないんですかね。

「ねぇ、ゲームって何があるの?」

「ジャンケンと神経衰弱とダーツだって。それぞれ苦手な人のために選べるようにしてくれたみたい。」
神経衰弱じゃなくてポーカーにすればもっと早いのに……なぜ?

「えー、まだ入れないのー?」

「申し訳ありませんがもうしばらくお待ち下さい。」
文句も増えてきましたね。熱中症で誰も倒れなければいいんですけど……。

「あ!織斑君だ!」
なんてタイミングで出てくるんですか!貴方の良心はたまに迷惑です。おせっかいです!」

「こらー、出るなって言ったでしょー!」

「混乱度があがるの!」

「そこの二人、そのまま織斑君を店内から出さないようにしてください!」
本当にお願いしますよ!

「「わかったよ!」」


……疲れました……みんなの分も飲み物買ってきますかね。私はコーヒーが飲みたいです。微糖のやつ……。

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感想をお待ちしております。



PSO2にハマりました。SHIP5でカゲウスの名を発見したら私です。是非話しかけてやってください。

四四零五様 Dレイ様 お名前使わせていただきました。ありがとうございます。

感想お待ちしております!

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