小説『IS  とある転生者の不運転生 』
作者:影薄(影薄のブログ)

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第四十七話 クラス代表決定戦

まえがき

白神さんの絵をスティック様にいただきました!ありがとうございます!

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〜教室〜

「ねぇ、聞いた!?」

「聞いた聞いた!今日二組に転校生が来るんでしょ!」

「なんでもあのウォーリアシリーズのファリス社の企業代表候補生なんだって!」

「ウォーリアってことは・・・・・・白神さん!何か知らない!?」

「い、いえ何も・・・・・。」
さすが99%女子高。噂の伝達率が半端ない。まさかデュナ=ヴァスティさんの転校先が一組ではなく二組とは・・・・・さすがのファリス社も転校させるだけで精一杯ってことですか・・・・・・。

キーンコーンカーンコーン

「それではホームルームを始める。お前ら席につけ!」
!?織斑先生いつの間に・・・・・・最近影薄かったですね。

「今日はキャノンボールファストに向けて一時間目から二組と合同のはずだったのだが・・・・・・貴様たちも知っているように今日、二組に転校生が入った。で、その転校生が自分がクラス代表になりたいと言い出してな・・・・・・前例があるので断ることもできない。と、いうわけで一時間目は二組のクラス代表決定戦を観戦する。終了後そのまま授業に入るのでISスーツを着てアリーナ観覧席に行くように!これでホームルームを終了する。」
・・・・・・ヴァスティさんや。代表になってどうするんですのん?というか織斑君早く出て行ってくださいよ。

「やべ!早く更衣室に移動しないと!」
気づくの遅いですよ。一部の女子は織斑君出る前に着替え始めてるし・・・・・あれか色仕掛けか。さて、私もさっさと着替えて一番良い席をとるとしましょう。

 *
 *
 *

〜アリーナ観覧席〜

『これより!二組代表 凰鈴音と二組、デュナヴァスティのクラス代表交代戦を開始します!はじめ!』
簡潔だなぁおい。

「なによ!いきなりクラス代表交代しなさいなんて!理不尽よ!」

「えー。あなただってやったじゃない。同じ穴の狢やん?おねーさん怒るよ。」

「なによ!同い年じゃない!」

「先に誕生日を迎えたからおねーさんだよ〜。それに理不尽の塊の一角の人に言われてもねぇ。」

「くぅぅぅぅぅぅぅ!叩きのめしてやるんだから!」

「キャハ★それは楽しみ。」
会話しないでさっさと始めてくださいよ。

SIDE デュナ=ヴァスティ

やれやれめんどうなチビだなぁ。さすがIS学園の行きを最初蹴ったのにやっぱり行くと偉い爺さん脅したりしてるせいで完全に代表になる可能性を失っただけあるわぁ。ただのバカだね☆

「覚悟!」
おっと、もう動いてた!えーとあれは空気砲のモーションだっけ?やふー!残念ながらその兵器は

「着弾地点が分かるんだよねぇ!」
ひょいっとおっと!ふぅ!このSOセンサーで空気の圧縮率が分かるおかげで弾が見えてるもとーぜん★中国涙目ざまぁみろ!

「な、なんで!?なんでそんな簡単に初撃を!」
ふふふ、驚いてる驚いてる。

「じゃあ、これならどお?」
ゆけ!ファンネル!・・・・・・なんちて。

「こ、これはBT兵器!?いや、ワイヤーブレード!?」
それらを足したものだよ〜。今回は〜片方は足に絡ませてやったぜ!さすが私!常人では考えられない使い方をするぜ!

「な、なによこれ!」

「足に絡ませても兵装が使えるんだよね〜!まぁ小型ミサイルのほうだけど!」
そーいえばなんでISにも実弾兵器効くんだろうね〜それなら現代兵器でも頑張ればいけるやん?

「ちょっと!なんであたしがこんな一方的に!」

「それはあなたが弱いからじゃなーい?」
大体あたしとか使う人って全員ってわけじゃないけどバカばっかだよね!勉強ができるとかそういう意味ではなくさ!

「じゃ、めんどいし、もう片方のほうで空気砲破壊させていただきマース!あ、そのバトンみたいなの投げてきても当たらないからね〜?」

「そんなのわかんないじゃない!」
あ〜あ、投げちゃった。それで切ればよかったのにねワイヤー。それに投げた後に避けれるよね。投げられる前に振り回すのも手ですけどもね〜。

「なんで!こんなの!」

「それはあなたが冷静さを失っていたことと私が最初から全力だったからさ!フハハハハハ。」
ふはは・・・・・はぁ。まぁ、もういいや。終わらせちゃえ。

「じゃあまず空気砲をバーン。ほら早く降参せんとキャノンボールファスト出られなくなるよ〜?」

『そこまで!勝者、デュナ=ヴァスティ!これによりクラス代表はデュナ=ヴァスティとする!』
え〜?先生が止めちゃう?・・・・・・あ、キャノンボールファストにはお偉いさんも来るし出さないわけには行かないもんね〜。

「先生!私はまだ戦えます!このまま戦えば勝てます!」

「そういうのは負け犬のセリフ三下どころかワンちゃんだね〜わんわん♪」

『・・・・・・ヴァスティさんも煽らないでください。凰さんも負けを認めなさい。今回はあなたの惨敗です。』

「うぅ・・・・・・ひっく。」

「涙目とか〜自分だって初代代表の有田さんから代表の座を勝負なし、問答無用で奪って恥かかせたくせに〜きっと今お腹かかえて笑ってるよ〜ねぇ?どんな気持ち?仕返しされてどんな気持ち?」

「つ、次は絶対勝つ!覚えてなさい!」
結局三下のままなのね。さて!次の練習で高機動のパックの実験しなきゃ!

SIDE 白神

え、えげつねぇ・・・・・・

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あとがき

感想お待ちしております。

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