小説『マスター、お腹減ったんでちょっと出掛け……すいません、ガンド撃たないで!』
作者:モアイ()

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       番外    アーチャーステータス、およびプロフィール
   ※若干ネタバレあり そこはかとない厨二臭 独自スキル などがあります。ご注意を。









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クラス:アーチャー


真名:樫屋修三(かしや しゅうぞう)


身長:187cm/体重:90kg


属性:中立・善


イメージカラー:黒


特技:ポジティブシンキング、軽口


好きなもの:食事、ボーっとすること/苦手なもの:宗教、哲学、スルー


天敵:天然キャラ


ステータス

筋力:C

耐久:B

敏捷:C

魔力:D

幸運:D

宝具:? 

クラス別スキル

対魔力:A
Aランク以下の魔術を完全に無効化する。事実上、現代の魔術師では、魔術で傷をつけることは出来ない。


単独行動:B
マスター不在でも二日間行動出来る。


保有スキル


千里眼:C
視力の良さ。遠方の標的の捕捉、動体視力の向上。


並列思考:C
思考を分割し能率を上昇させる。使い方によっては精神干渉系魔術の効果を無効化もしくは軽減可能。このランクならば思考を3つに分割でき、精神干渉系魔術の効果を軽減可能。使用時に魔力を消費。


思考加速:B
思考を加速させることで体感時間を遅延させ、反応速度や判断力を上昇させる。特定の行動をとる際、並列思考と併用することでステータスのランクを一個なら2つ、二個なら1つ上げることが出来る。このランクならば最大二個まで。使用時に魔力を消費。


魔導炉(偽):A
食物を摂取することでのみ、保有スキルおよび宝具使用時の魔力消費時に最大五割を代替できる魔導力(偽)を生み出す。ただし魔導力(偽)の保有量が一定を下回ると警告として腹が鳴る。


怪力:D
一定時間筋力のランクが一つ上がる。持続時間は「怪力のランク」による。


宝具

我が呼びかけに応える物たち(サモン・アーマメント)

ランク:E〜A+

種別:????

レンジ:????

最大捕捉:????

由来:なし

生前使用した武器、防具、服装などの軍需品を召喚する特殊なタイプの宝具。
本編にて使用した武器はこの宝具によって召喚したもの。
また、一定以上の大きさのものは『召喚(サモン)』と言わなければ召喚できない。
紅い陽炎のような光とともに召喚され、召喚されたものは魔力による強化に加えて知名度や逸話による補正を得る。
そのため神秘を内包しえない近代以降の軍需品でありながら、最大でA+の高ランク宝具と同等の威力を備えさせることのできる宝具。
ぶっちゃけチート。



????

ランク:????

種別:????

レンジ:????

最大捕捉:????

由来:????


性格:普段は軽く空気を読めず、言動も基本アホっぽい。しかし凛の指示をきちんと実行していたり、戦闘中に相手についてつぶさに観察、考察し宝具の特性を見抜くなどやるときはやる。もっとも、やるときしかやらないため締まらず三枚目キャラと言える。

また、魔導炉(偽)の特性上魔導力(偽)の保有量が一定を下回ると食物摂取以外では回復せず、警告として腹が鳴るために積極的に食事をしようとするがそのことを凛に伝え忘れており呆れられるなど、戦闘以外では基本どこか抜けている。

しかし基本ステータスは平均的で、知名度補正が皆無の異世界の英霊であるが臨機応変な独特の戦闘スタイルと戦術を以て最速と名高いランサーの攻撃を掠ることもなく避け続け、相応のダメージを受けながらもバーサーカーを一度殺すことができる紛れもない英雄である。




略歴:型月世界における平行世界の概念から外れた、いわば異世界における近未来の日本生まれ。16才の時まで割と普通の日本人。


しかし海外に旅行に出かけた際犯罪組織に拉致され身体をいじられ一時的に洗脳、戦闘訓練を受けとある中東の石油施設を同様の措置を施された3名とともに襲撃。


その後奇襲が主であるゲリラ戦法を主軸にしたとはいえ、最終的に単独で複数国の連合軍に一時撤退を選択させるほどの戦果を挙げ犯罪組織により回収中のところ記憶を取り戻す、というアメコミにでもありそうな展開に巻き込まれる。


組織の施設に回収された後、周辺の電子機器により情報を入手。その後インターネットに接続し組織の活動および各地の施設の所在を世界にすっぱ抜いた後、異常に気付いた構成員と戦闘。


軍隊が突入するまでに制圧し、物騒な防御設備を破壊していたところに軍隊と遭遇。自身の意志と境遇を説明し施設内の一般人とともに保護される。


その後、保護したアメリカ政府とのO☆HA☆NA☆SHI、もとい司法取引を経て軍に3年所属。

20才の時に日本へと戻り、普通の生活を始めようとしたが自称吸血鬼の少女(ただし片手で中型バイクを15m投擲可)の保護、および自称聖職者兼魔導師のロリコン達(ただし空中から火を出し、水を鞭のように操る)の襲撃をあしらったことに始まりうさんくさい宗教関連者や狂信者、はては自称神の相手をする羽目になるラノベじみた展開に巻き込まれた人生を送り102才で病院のベッドの上にて老衰で人生に幕を下ろした。





と、本人は認識している。


アーチャーの世界には魔術はないもののほぼ同一の存在、魔導術および魔導師が存在する。


宇宙全体の秩序と因果を司っているコスモと呼ばれるガイア意志が存在し、それが定義した先天的に生体電流を魔導力に変える魔導炉とそれを流す魔導経路と呼ばれるものを持ち、なおかつ自覚を持つものが魔導師である。


魔導炉が産み出す魔導力をもってコスモを欺き、因果を操作することで魔術同様の奇蹟を起こす。これが魔導術。


しかし極稀に後天的に魔導炉と魔導経路のようなものを持つ場合もある。


手術などで魔導炉が存在する箇所に電気を生じるものが存在するとコスモが魔導炉と誤認し、疑似的な魔導炉として存在箇所の合致率と同一の比率で魔導力の性質を持つ電流を産み出すようになる。

また同様に、魔導経路が存在する箇所に魔導力の性質を持つ電流を流すものがあると疑似的な魔導経路となる。


それらの存在はあくまで科学に基ずくものであり、コスモからしてみれば魔導的存在とは別物。しかし性質は似通っているという矛盾が生じ合致率が高いほど魔導的観点から見た因果では識別が困難になり、存在のはっきりしない存在となるため人間の魔導術による因果操作……例えるなら対象の存在を組み込む工程が必要な数式が成り立ちにくくなるため影響を受けにくくなる。

これらの存在を、奇蹟を内包しえないが魔導術の影響を軽減もしくは無効化する奇蹟をなしえる矛盾を持つがために、機械では及ばないはずの神が機械によって生じるという矛盾した存在である『機械仕掛けの神(デウス・エクス・マーキナ)』と魔導師達は呼ぶ。


アーチャー……樫屋修三の場合は、4人の人体改造のケースの中で運命じみた偶然によって、思考補佐のため埋め込まれた小型コンピューターとそれから全身へ伸びる情報伝達を担う電気信号用のコードが、それぞれ99.87%もの数字を持って合致。

結果、魔導的観点から見た因果ではほぼ完全に存在を否定され、しかしそれ以外の観点では存在が完全に肯定されるために、場合によっては存在する周囲で魔導術が発動不可能になる『魔導的因果空白』という現象を引き起こすほどの『機械仕掛けの神(デウス・エクス・マーキナ)』になったのである。



また、人生の後半で巻き込まれた騒動のほとんどはコスモが樫屋修三により発生する『魔導的因果空白』を埋めるために引き寄せた、多大な魔術的因果を伴う存在が原因。


またそれらの存在が引き寄せた騒動は、放っておけば何百何千万という単位で被害者がでる結果になるほどのもの(例えば吸血鬼と聖職者兼魔導師達が起こした騒動では、吸血鬼を根絶するための大規模魔導術が発動し吸血鬼化する可能性のある人間を含め約500万人が死亡した)である。
そのため魔導師と関わりを持った後、『魔導的因果空白』という現象を引き起こすほどの『機械仕掛けの神(デウス・エクス・マーキナ)』と判明し魔導師達の間ではかなり有名になり、そして騒動の被害をことごとく阻止したために彼を知る魔導師のほぼ全てに英雄視されている。


しかし本人はそんなことなど露知らず、ただごく数人を助けたり降りかかった火の粉を払っただけ……と認識しているうえに人体改造という超科学(笑)の体現者ゆえに、突拍子のない出来事に遭遇しても割と普通に対処していた。


そのためか英雄としての自覚はほぼない。




そして死後、魔術的因果からほぼ完全に外れた『機械仕掛けの神(デウス・エクス・マーキナ)』であるために自身の世界の輪廻に加わることが出来ず、結果輪廻・因果をこえた世界の外にある『英霊の座』に魂が存在しているが、その特性上低い霊格でありながら『英霊エミヤ』などの通常の英霊のように『抑止力としての守護者』に組み込まれていない。


また、巻き込まれた騒動の中に魔導師達から『聖杯』騒動と呼ばれるものがあり、自身の魂の一部を『魔力の籠められた宝石』にされたことがある。

その縁から異世界での『聖杯』戦争において『魔力の籠められた宝石』で描かれた魔方陣で召喚の儀を行った凛に召喚された。



能力:保有スキルにある魔導炉(偽)は『機械仕掛けの神(デウス・エクス・マーキナ)』であったために発生したもの。


対魔力の高さは『機械仕掛けの神(デウス・エクス・マーキナ)』の魔導術が効きにくいという特性を型月世界に置き換えて反映された結果である。


また、『機械仕掛けの神(デウス・エクス・マーキナ)』は魔導力の性質を持った電流を体外に放出することは不可能であるが、無意識のうちに自身の身体強化は行っている。そしてアーチャーは人体改造により人から外れた存在となり同一の体格の人間以上の身体能力を持つために本来魔物、魔獣の類が持つ怪力のスキルを保有している。


並列思考と思考加速は埋め込まれた小型コンピューターの機能を再現したもの。型月世界における思考分割、高速思考とは別物である。

またランサー戦では並列思考と思考加速を同時使用し反撃を考えず回避に集中したため、俊敏のステータスが二つ上昇しかすり傷一つ負わずにいた。


そしてバーサーカー戦では反撃の手段を考えたために、俊敏と筋力のステータスがそれぞれ一つ上昇した。そのため、バーサーカーの攻撃は直撃しなかったがそれなりのダメージを受けたものの完全に軌跡を逸らすことに成功するほどの筋力を有するという結果になった。


アーチャー、つまり弓兵のクラスだが宝具にて召喚した近代装備による射撃だけでなく、近接格闘を織り込んだ時と場合によってガラリと印象を変える独特の戦闘スタイルを好む。








※ ?となっている部分は本編に登場時加筆予定。






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