side三人称
時は前の二話と同じ時刻。
「ねぇパチェ〜?」
「どうしたのフラン?」
フラン達は屋上に来ていた。
「なんか暇だから面白いことやってよ〜」
フランの無茶ぶりにパチュリーは顔を引きつらせる。
「面白いことって何すればいいのよ」
「う〜んやっぱいいや。さくや〜」
「自分でふっといてそれかよ!無視するなよ!聞けコラむきゅう…いえ聞いてくださいフラン様!!」
「しょうがないなパチェは〜じゃあ、なんか敵潰してきて?」
「まっかせなさい!!」
そういうと、あっという間に飛んでいってしまった。
「あれ?そういえばパチェってひ弱で喘息持ちじゃなかったっけ?」
「まぁいいのではないですか?」
「そだね〜」
「私たち、空気だな」
「ハァハァ、フラン可愛いわフラン…えっ何か言った?」
「はぁまったくフランは何故こんな変態を眷属にしたんだろうか…早く橙に会いたい。ああ、ちぇ〜ん!」
フランたちから少し離れた所では藍とアリスがなんともカオスな空間をつくりあげていた。
sideパチュリー
やっと私の天下がきたようね!
「さて、てきはどこかしら?むきゅ〜むきゅ〜っと。ん?敵はあそこね!!」
どうやら敵は固まってるようね。
「さっさと潰すわよ〜火水木金土符「賢者の石」!!」
そう言うと、五色の弾がとんでいく。そして…
「ラ、ライザー様の兵士八名、騎士二名、戦車二名、僧侶二名、女王リタイヤ」
という放送が聞こえてきた。
sideパチュリーend
「天下とれたのこれだけ!?むきゅ〜!!」