小説『ハイスクールD×D〜転生者は悪魔の妹!?〜』
作者:ウルスラグナ()

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sideフラン

うむむ、これは予想外。

流石にこんな短時間で相手がほぼ全滅だなんて…

「まさか、これほど弱いとはね〜」

「そうですね〜これじゃ、私の活躍はなさそうです」

「え?中国は活躍したことあるの?」

「お嬢様ひどいです〜!」

「そんなことより、焼き鳥はどこ?」

すると、新校舎の屋上から、何かとんできた。

「さくや〜撃ち落としちゃえ!」

「了解しました。では…いけ、ファンネr「いわせないよ!?」なんでですか」

ネタを止められたことに愚痴りつつ、大量のナイフを投げる。

「そういえば、あのナイフは大丈夫なの?」

「はい、焼き鳥が出す程度の炎では焦げもしない特注の物ですので」

「へぇ〜でも、最近ガタが来てなかったっけ?」

「…あ!」

わすれてたんかい。

そうこうしてる間にナイフは焼き鳥に向かっていき、

「あ、当たった」

剣山のようになりながら落ちていった。

「死んだのでしょうか」

「どうやら大丈夫みたいですね〜」

と妖夢と中国がしたを見ながらのんきに会話していると、

「「あっちゃっちゃっちゃっちゃ!!」」

下から上がった巨大な火柱に焦がされた。

「というか二人共、頭を炎に飲まれたのによく平気だな」

「「え?」」

「もういい…」



side三人称

所変わってモニタールーム。ここではごく一部を除いた全員がおどろいていた。

「まさか、あんな簡単にあのライザーの眷属を倒すなんて」

「ぶ、部長、あのライザーの眷属ってそんなにつよいんですか?」

「ええ、何回かは負けているけどそれはすべて相手を持ち上げるため。事実上は無敗と言われているわ」

「じ、じゃあそれをあっさり潰すフランの眷属って…」

「さいきょ〜よ〜」

そのイッセーのつぶやきの答えは幽々子からかえってきた。

「でも、たしか迷いの竹林の所の案内人も眷属候補だったから、彼女も入ればもっとつよくなるかもしれないわね」

「ちぇんもあそこまで強くなりたいです」

「俺たちもあそこまで強くなれるんですか?」

そうイッセーがリアスにきく。

「生半可な修行では無理ね…」

「「「「「はぁ…」」」」」

フランの眷属のでたらめさを知ったグレモリー眷属は、一人を除いて遠くを見つめていた。

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