小説『ハイスクールD×D〜転生者は悪魔の妹!?〜』
作者:ウルスラグナ()

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Side一誠

みっみんなっ!今おこった出来事をありのまま話すぜ!さっき入って来た転校生達がまさかの東方のキャラだったぜ!

(なんで東方のキャラがハイスクールD×Dの世界にいるんだよ!?もしかして…あいつらも転生者か?それとも、俺がイッセーに憑依したときのイレギュラーなのか?いったいどっちなんだよ…)

しばらくなやんでいたけど、そのことは放課後部室に行くまえに彼女達に直接聞こう。それにしても、

(十六夜と、昨日来たグレイフィアさんって滅茶苦茶似てるなぁ)

そんな事を考えていたら、いつのまにかSHRは終わっていた。

SideEnd


(やっぱあの一誠は転生者なのかな?)

みんな、こんにちは!フランだよ!前の名前はめったに名乗らないようにしたから、頭の中も名前だけは統一してみたよ。まあ、そんな事はほっといて注目すべきは、さっきの一誠の反応だよ。僕達が入ってきた時、まるでここにいることがありえないって顔をしてた。

しかも周りが騒いでいる時に、何か考えこんでた。もし原作通りの一誠なら、考え事<美少女転校生達って感じに皆と一緒に騒いでたはずだから。

(そのあたりは放課後に聞いてみよっかな)

そう考えて、担任に言われた席に移動した。すると、咲夜が強引に僕のとなりの席の人と席を交換させていた。

「咲夜、人のめいわくになることしちゃ、だめだよ?」

「うっ…しかしお嬢様、妖夢がいない以上メイドの私があなた様の身辺警護をしなければなりませんので」

そう咲夜が言うと、

「あら、なら私も友人を危険から守るために近くに移動しようかしら?」

「だったら私も移動するんだぜ!」

そう言って、アリスが咲夜とは反対側の人と、魔理沙は僕の後ろの人といつの間にか交換していた。

こんなことをしちゃってもよかったのかな?

「まあ周りが良いんだったらいいんじゃないか?」

「地の文読まないでよセンセー」

そんなこんなで授業が始まった。

-5-
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