小説『遊戯王GX 〜負け知らずの男』
作者:遊戯王()

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上崎裕也は起きて気がついた。
隣にはリアスと朱乃はいつものことだった。
けどいつもと違うとこがあった。
なぜか俺の腹のあたりが膨らんでいた。
布団をとってみると、
「すぅー、すぅー」
小猫が寝ていた。
まるで本当の猫のように丸まって寝ていた。
だから困っていた。

「どうやって起きようか・・・」
方法は3つ
1つは静かにベットにおろす。
2つ目は起こす。
3つ目はベットから落とす。

「まず3つ目はいけないな、なら1か2だな・・・・」
少し考えた結果

「起きてくれ小猫。」
起こすことにした。

ゆさゆさ

「ん、ん〜〜〜〜〜。」

がばっ

「な!?」
小猫が寝ぼけて抱きついてきた。

「ちょ、小猫離れ・て・・・・・・・」
横を振り向くと
「なにしているの?裕也?」
リアスは真黒な不機嫌オーラをだし
「あらあら、いけませんわ裕也さん?」
朱乃は顔は笑っているが中身はものすごく怒っているようだ。

「リアスと朱乃ちょ!ま、待ってーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!」
そのあと俺はさんざん怒られました。

本日は月一テストだ。
正直言うと筆記は楽だった。
だってブルーアイズに関する問題が多いかったから
問題は実技だな。

「あまり身内とはあたりたくないな。」
そうこう考えていると

『上崎裕也さん、デュエル場に上がってください』

「おっ、出番か。」

相手が身内ではありませんように。

相手はブルーの男子だった。
よかった。

「おい!そこのイエロー!」
怒鳴ってくるブルーの男子
毎度思うけどブルーの男子はうるさいな

「なんだ?」

「負けて恥をかく前にさっさとサレンダーしな!」

「はっ?」
こいつあほか

「やる前からサレンダーしたらそっちのほうが恥だ。」

「なら負けて恥をかくといい!」
お互いディスクを構えた

「「デュエル!」」

「先行は俺だ!ドロー!」

「俺はゴブリン突撃部隊を召喚!ターンエンドだ!」

「えっ?」
まさかの召喚エンド・・・・


「俺のターン。」

「手札から暗黒界の取引を発動。お互いカードを1枚ドローして1枚墓地に捨てる。」
相手はサイクロンって、せめて伏せろよ!
ブラフでもいいから伏せろよ!
貴様はトラップしか伏せないのかよ!

「今墓地に捨てられた暗黒界の龍神グラファの効果発動、このカードが手札から墓地に捨てられた場合フィールド場のカードを1枚破壊することができる。俺はゴブリン突撃部隊を破壊する。」

「なに!?」

「手札から死者蘇生を発動。効果でゴブリン突撃部隊を特殊召喚。」

「っ!」

「手札から暗黒界の術師スノウを召喚。2体で攻撃。」

「ぐはあああああああああああああああああああ!!!!!」
こいつ弱!
本当にブルーか!?

「楽だったな。」
俺はデュエル場を後にした。



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作者の遊戯王です。

今回は暗黒界です。

一番相手にすると苦手なデッキです。

特にグラファやグラファやグラファや・・・・・・

-7-
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