小説『「夏の日と、幽霊と、かみさま 」』
作者:hj()

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プロローグ

小さい頃は幽霊が見えた。
信じられないかもしれないけれど、確かに小さい頃、僕は幽霊と一緒に遊んでいた。
同じ年くらいの、着物を着た長い黒髪の、かわいい女の子の幽霊だった。
今は少しも見えないけれど、確かに彼女はそこにいたのだ。
数年前のあの夏の日。あの場所に。
だから僕は、今から一つ物語を語ろうと思う。

そんな幽霊と僕の物語を。

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