小説『悪魔の実しかも自然系を食べた転生者』
作者:☆ぺル〜☆()

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ど〜もいつの間にか階級が中佐になっていたユキムラ・レイジです
今日も俺は海をマイボート『snow(スノー)』で航海中
俺のあまりの仕事ぶりにセンゴクさんが俺に休暇をくれたので今日は存分に航海を楽しもう♪


「さ〜て、何しようかなっと♪」


『レイジ様!!前方100メートルほどに海賊船…海賊旗から赤紙のペラ一味です!!懸賞金は2億3000万、どうします?』


赤紙のペラって…結構有名な海賊じゃん
たしかペラペラの実の紙人間で髪が赤いからそんな名前になったんだっけ?
性格は殺人狂っていってたな…
なら、本部にでも持ってくか


俺は空を飛び(雪人間は体が雪の重さと同じなのでものすごく軽い)船の甲板へと着地する
どうやら人はいないようだ
…なら


「零式・雪柱」


上空から極太の雪の柱を3本発生させ船の竜骨を貫く
ものすごい音がしたため船の中から海賊とペラが出てくる


「てめえ、海軍!!何しやがる!!」


「何って海賊を捕まえに来たんだよ…赤紙のペラさんよ〜」


俺に文句を言ってきたペラに言う
ペラはこの船がもう駄目なのがわかったのか部下たちを海に逃がす
部下どもは断ったが船長命令だとか何とかで無理やり
…部下が海に逃げるとペラは口元を最大限に横に開き笑う


「ひゃははははは!!!これで、心おきなくお前と闘える!!残念だが俺はこの船が沈んでも紙になって空へ逃げれるんだよ!!ひゃははははは!!!!行くぜ!!赤紙!!」


ペラは笑いながら俺の周りに赤い紙をばらまく
すると


゛ドッカ〜〜〜〜ン゛


赤い紙が爆発した
ていうか、炎が混ざってるからこれ嫌いだ!!
体を雪から水にしなかったら直撃だったぞ

ペラはそんな俺の姿を見て
さらに笑う


「ひゃははは!!お前、もしかして自然系?ひゃはははは!!!こりゃ楽しみだ!!俺の力が何処まで行くか試させてもらおうか!!紙竜巻!!」


そう言い俺に緑色の紙を数え切れないほど投げ
その紙が俺を中心に回り出す
…竜巻…しかも緑色の紙からして切れるのか


「ひゃはははは!!!その竜巻は普通の竜巻より切れるからな!!!脱出は不可能!!!ひゃはははは!!!!お前が能力者ならこのまま海に沈んでおぼれ死ね!!いくら自然系でも海に入れば力をなくすからな!!!」


成程
ダメージを与えられなくともここから抜けられなければ俺が攻撃したこの船ごと沈むってか…いいね
久しぶりに楽しい闘いだった
今回の相手は2億を超えるにはふさわしかったな
…だが、俺の相手じゃあない


「零式・雪結晶」


俺は体から−30度雪の結晶を竜巻にばらまく
すると竜巻が凍り動きを止めた


「な!?氷!?まさか、お前、最近噂の若手最強海兵、ユキムラ・レイジか!?」


ペラは驚いているようだ
ていうか海賊たちの間じゃそんなふうになってたんだ・・・
ま、いいけど。
俺はユキヒメを構え斬撃を飛ばし凍った竜巻を破壊する


「ふ〜こんなもんか?青雉さんほどすぐには凍らなかったが…ま、そこはこれから鍛えればいっか」


俺の姿を見てペラは自分の腕に黒い紙を大量に張り付けこちらを笑いながら見る


「ひゃはははは!!!あれを突破するなんてすごいな!!!ならこれでどうだ!!黒紙!!!」


『レイジ様!!あれは能力を無効化させる紙です!!気を付けてください!!!』


ユキヒメが俺にいってくる
…成程、なら


俺は腕を空に向ける
そして振り下ろす


「零式奥義・雪落とし雪崩」


そらからこの船を覆うほどの雪が降り注ぐ
奴は腕で防ごうとするが


「やめておけ、それは能力ではなく…自然の雪だ」


ペラはその言葉に驚く
まあ、要するに能力で作った雪じゃなくてどこにでもある雪をつかってそのまま奴におとした
これなら喰らうはず
だって能力つかってねえもん





結果、俺の予想通り
奴は防ぎきれず船に血だらけになり倒れていた

-7-
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