#7
俺は喪服代わりのスーツに身を包み
家で楓の到着を待つ
♪〜〜♪〜〜
家のチャイムがなって、玄関に向かい靴をはいて扉をあけると
ペンシルストライプの黒いスーツを着た楓が立っていた
そして、二人無言で犬園の家に向かう。
そして、犬園の家について、受付を済まし敷居をまたぐ。
すると、凛の母親のすすり泣く声が小さく聞こえた
その声のする部屋に入ると、すすり泣く母親と暗い暗い顔をした父親がいて
「やぁ、井田さんに雨策くんきてくれたのか?」
と父親が声をかけてきてくれた
「はい、凛さんとは、長い付き合いですし・・・とても残念に想いまして・・」
「うん、凛も喜ぶと思うよ」と父親が行った直ぐ後だった。
「お前らだろ・・・お前らが!!凛を自殺に追い込んだんだろ!!!あの子にぃあの子に何をしたぁあぁぁぁぁっァァァァ」
と母親がヒステリックに叫び楓の体に爪を立てるように肩をつかんできた
「やめないか!!」
父親が必死に押さえ込み違う部屋に下がっていってしまった
その後二人で、お焼香をすまして、凛の家を後にする。
そのまま楓は、俺の家の俺の部屋にきた。
変な意味はなくね。
「お前、・・・・・・・・・
この言葉は俺たちを忌まわしい日々へと連れ去った
・・・・・・犬園から今日届く荷物があるはずだ。」
「何の予報・・・?」
「数馬に犬園の最後に行動とかを調べてもらった・・・色々なことが分かった。」
「その一つが。。荷物?」
「あぁ。。。」
「それが・・・どうし・・・・自殺の理由が分かったのか?」
「言いにくい理由だがな・・・・・・」