小説『転生はメリットしかない?現実はそう甘くない』
作者:Ratchet()

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 俺の幼馴染が魔法少女に変わった
 




あれから何事も無く授業も終わり今は放課後。

なのははすずかとアリサと一緒に帰っている。すずかにアリサは今日は塾らしく先に帰らせた。なのはも序に帰らせた。

俺は今七夜と二人で学校の屋上に佇んでいる。七夜が6時間目に念話で放課後、屋上でなんて連絡してきたから適当な理由をなのは達に告げ屋上に来た。

そこには既に七夜が来ており顔が真剣な事から重要な話なのだろう。

「・・・で?何のようだ?」

「・・・今日、念話が届いたか?」

「!?・・・もしかして・・・」

「ああ・・・。今日が”始まり”だ」

「そうか・・・」

「ああ・・・。曲里。介入はするのか?」

「・・・確か今回はあんまり介入しない方が良いんだよな?」

「まあ、あんまり最初の方は積極的にしない方が良いな」

「そうか・・・」

「どうするんだ?お前が介入するって決めたなら俺も手伝うが・・・」

「いや・・・。今回は見送りだ」

「・・・何でだ?」

「なのははこの世界の主要人物なんだろ?それで下手に介入して実力が落ちるなんてことになったら意味が無い」

「まあ、神皇子の野郎はそんなこと考えてなさそうだけどな」

「考えてないだろう。あいつにあるのは自己顕示力と優越感だけだ。・・・所でさっき”最初の方”は介入は進めないって言ってたよな?」

「ああ。言ったぜ。それがどうした?」

「ならどのタイミングで介入したら一番効果的なんだ?」

「そうだな・・・。俺が思うに管理局が来た時だな」

「何?管理局が来るのか?ここは管理”外”世界だぞ?」

「ああ。一度な、ここで小規模の次元震が起こるんだ。で、それを感知して一番近くに居た主要キャラを乗せたアースラが来る」

「アースラ!?・・・ハラオウン家か・・・」

「ああ・・・。そう言えばお前は面識はあるんだったっけ?」

「ああ。前に”任務”で一緒になった」

「そうか。・・・クロノはどうだった?」

「強かったぜ・・・。まあ、近づかれればてんでダメだったから軽い近距離戦闘方を教えておいたが」

「おいおい・・・。クロノじゃあ結構強くなったんじゃねーのか?」

「分からん・・・。あいつが練習を怠らなかったらおそらく神皇子に惨敗する事は無いだろう。寧ろ勝つかも知れん」

「どんだけだよ・・・。それで?”フリー”として介入か?それとも・・・」

「・・・”局員”として、だ」

「やっぱりか・・・。顔は隠すか?」

「勿論。俺の正体は事件解決後位にばらしても良いがお前はそうはいかないだろう?」

「!?・・・そう、だな」

「ああ・・・。だから名前も局員の物を使うからな。間違えるなよ?」

「了解。介入タイミングは俺が教えるわ」

「分かった。じゃあ俺今日バイトだから帰る」

「あいよ。じゃあまた明日。あ!それと今日なのはがフェレットを見つけたって言ったらそいつがユーノだぜ」

「分かった。じゃあな」そして俺は学校を後にし翠屋に急ぐ。

















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