小説『転生はメリットしかない?現実はそう甘くない』
作者:Ratchet()

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プロローグ〜神谷の場合〜

      〜〜鈴原亮平Side in〜〜

 あれ?ここはどこだ?

確か俺は何時も通りに仕事に行き帰りに仕事場の面子と居酒屋に行って酒頼んだら店員に年齢確認されて、てか俺は身長が低いだけで24だっつうーの!、それは忘れてで酒飲んでべろべろに酔って解散して道路歩いていて前から男が来て、それで・・・

「そうだ!俺あの男に刺されて金盗られてあいつが逃げてそれで・・・。あれ?死んだんじゃねーの?なのに俺生きてる?」

体の感覚はあるけどここどこだ?辺り一面真っ白の部屋?なのかに今いるんだが。

「誰かいないのか?」

「ここにいますよ」ぼそりと独り言を零すと隣にいる「誰か」が返事を返してきた。

「うわっ!だ。誰だよ?!」驚き隣を見てみるとそこには、人とは思えない美貌を持つ金髪の・・・俺より10?は高い身長の女性がそこにはいた。

「私は貴方達人から見ると神と呼ばれている者です」はっ?この美人さんは電波系の人なのか?

「いえ、違いますよ。私は本当に神と定義される存在です」マジなのかよ。てか俺の心もしかして読んでる?

「ええ。あなたの心を読めますよ」マジか。てかナチュラルに心の声に一々返答しないでくれ。

「でもこうしないと先に進めないのですが」

「先って何だよ先って」

「あなたの死に関する事です」

「・・・。俺の死に関すること?」どう言う事だ?俺の死は何か仕組まれた物なのか?

「ええ。あなたが今考えた通りです。あなたの死はとある存在によって仕組まれた物です」

「・・・。その存在とは誰だ?」

「それは・・・」

「それは?」

「・・・私の同僚です」

「・・・はっ?」今こいつ何て言った?

「ですから私の同僚の別の神と呼ばれる存在です!」

「何でそいつが俺の死を仕組んだんだよ!」唯の快楽とかだったら絶対にぶっ飛ばす!!

「実はとある世界に崩壊の危機が迫っているのです」

「あん?とある世界?何処だよ?」

「あなたの死を仕組んだ神はあなたの前にある人物をミスで殺してしまいました」

「うん。それで?」

「御詫びでリリカルなのはの世界に転生させたのですが・・・」

「ですが?なんだよ」

「その時の与えた能力なのですが王の財宝とニコポ撫でポ等の一級危険能力を与えてしまいまして・・・」

「うわ〜。それは駄目だろ〜」

「本当にそうですよ!それを忘れて何でも良いです何て言ってあの子は〜!!」

「おい!落ち着けよ!話を元に戻せ!」

「はっ、すいません」

「良いよ。その代わり早く頼むよ」

「はい。分かりました」

「それでその転生した人物が性格が厨二病患者特有の思考でして・・・」

「ああ分かった。ようするに好きかってやって世界が崩壊する可能性が出てきたと」

「はい。その通りです。それであなたともう一人に彼と世界の抑止力になって欲しいのです」

「?もう一人?俺以外も殺したのかよ?」

「いえ。その人はまた別の理由で死にました。ですが担当が私になってしまったので序に協力してもらおうと」うわ。どんな奴かは知らねえがドンマイ!

「ではあなたには能力を与える前に伝えておく事があります」

「?何だよ。普通は能力渡して『では良い人生を!』で終わりだろ?」

「ええ。他の所ではそうかも知れません。ですが此方は違います。あの子は伝え忘れたみたいですが・・・」

「もうそいつ解雇したら?」ミスしすぎだろ!そいつ。

「うちは基本的に解雇は致命的なミスをしない限りありません」

「えっ、説明不足はそんなに大きなミスじゃ無いのかよ!」

「マシな方です」

「・・・。因みに一番大きかったミスは?」

「指定された世界、能力、説明全てを放棄し役割を果たさなかった事です」もう何も言えないよ。

「話を戻しますが、実は能力を渡して『俺TUEEEEEE!』は出来ません」

「えっ?何でだ?」

「この言葉を知っていますか?『大いなる力には大いなる責任が伴う』」

「ああ聞いた事はあるが、それが?」

「はい。私達もこの言葉は大変良い言葉だと思っています。ですので転生システムに組み込みました」

「結論は?」

「与えた能力に応じてデメリットを付けます」

「こっちからデメリットは指定できるか?」

「ある程度は可能です」よし!

「ではお望みの能力をどうぞ」

「ああ。まずはそいつに対抗する為にFateの正義の味方の魔術をくれ。派生の強化と変化に解析も付けてくれ。デメリットは最初は何個かしか投影出来なくて更に習熟度も低くしてくれ。これは徐々に理解とか練習すれば上がるようにしてくれ。

次は黒鍵に魔術属性付与が出来るようにしてくれ。これはカレー先輩の能力を強化した奴であらゆる魔術属性を付与できるようにしてくれ。デメリットは一度に 一つしか属性付与出来ないで。後は第4次のバーサーカースペックをくれ。宝具もだしステータスも頼む。デメリットはそっちで決めてくれ。

魔力は出来れば多めに。デバイスはFate/EXTRAのガウェイン卿がAIのデバイスで。待機はガラティーンが小さくなったネックレスで頼む。

後最後に一番重要なのは俺の身長を将来175オーバーに絶対にしてくれ!!後両親は元管理局員で今は引退して地球の遠見市で生活しているようにしてくれ」俺の要求は全て伝えた。後はあっちがどうでるかだな。

「はい分かりました。ですが投影に関しましてはもう少し制限を付けさせて頂きます。まずは固有結界はここでは言いませんがある条件をクリアすれば使用が出来ます。使用できるようになればそれと無くお伝えします。次にエミヤが投影できなかった乖離剣や神造兵器であるエクスカリバー、結界宝具であるアヴァロン は投影できません。

その代わり2ランクダウンで威力は3ランクダウンの出来損ないは投影可能です。しかしあるイベントをクリアすればエクスカリバーとアヴァロンは投影が可能になります。尚アヴァロンに関しましては一度投影すれば後はあなたの体に取り込まれますので真名開放すればいつでも使用が出来るようになります。

後初期の投影可能な物ですが、干将・莫耶と黒鍵にスローイングナイフ、偽・螺旋剣(カラドボルグII)に熾天覆う七つの円環(ロー・アイアス)のみとさせて頂きます。しかし武器の歴史を詳細に理解すればするほど投影可能な物が増え、また投影品の出気が本物に近づきます。後将来的な習熟度はエミヤを越す設定ですので。それと魔法属性が「剣」に固定されますのでご了承下さい。

次にナイト・オブ・オーナーですが真名解放は出来ません。フォー・サムワンズ・グロウリーは隠蔽無効化能力や真実を見極める宝具などに対しては通用しなくなります。アロンダイトは「全てのST判定で成功率を2倍にする」が消失しまた、原典には敵いません。

魔力量はS+差し上げます。その代わり収束魔法が使用できません。厳密に言えば収束は出来ても放出は出来ません。

デバイスの方は分かりました。序にエクスカリバー・ガラティーンの真名開放も出来るようにしますが、デバイスとのシンクロ度が100%になった場合のみ使 用が出来るようになります。それと初期ではランスロット卿のステータスを保有していると言う事でデバイスの力を最大7割までしか引き出す事が出来ません。 これは克服が出来ます。

後ステータスにガウェイン卿のスキルも幾つか追加しておきます。デメリットはランスロット卿のスペックのせいでランクが低下しているてる点です。逆のランスロット卿のスキルもガウェイン卿のスペックでランクが低下しています。

自身にだけ見えるステータス表を展開できるようにしましたのであちらで見たい時はFateのステータス表をイメージすれば出るようにしております。他に何か聞きたい事はございますか?」

「そうだな〜。・・・。なあある程度は原作を変えてもいいのか?」

「ええ構いません。しかし絶対に変えてはいけない点もございます。そこが変われば世界が崩壊するので気を付けて下さい」

「マジかよ・・・。そんなのあるのかよ。で、どれを変えちゃいけないんだ?」

「まずは原作が始まる前は
?高町士郎の怪我を治す(完全治癒以外なら可)
?クライド・ハラオウンが死亡しない
?高町なのはとアリサ・バニングスと月村すずかが友人にならない
?八神はやての親が死亡しない
?駆動炉暴走実験の阻止

無印編は
?アリシア・テスタロッサの蘇生
?フェイト・テスタロッサ並びに高町なのはの死亡もしくは再起不能
?高町なのはが魔法に出会わない(つまりユーノ・スクライアを始末するのはNG)
?ロストロギア「ジュエル・シード」の暴走による地球滅亡

A's編は
?八神はやてが闇の書に飲み込まれる
?リインフォース・アインスの存続
?八神はやての冷凍封印
?アルカンシェルを地球に放つ

StrikerS前では
?ティーダ・ランスターの再起不能阻止(死亡を覆し魔導師としての再起不能は可)
?ゼスト隊の壊滅阻止(しかしクイント・ナカジマ及びメガーヌ・アルピーノに関しては管理局に所属していない状態で生存するのは可)
?アギト並びにヴィヴィオの回収
?ジェイル・スカリエッティの性格改変(するとstsが破綻する為)
?空港火災でスバル・ナカジマもしくはギンガ・ナカジマの死亡
?ティアナ・ランスター及びルーテシア・アルピーノの死亡
?リインフォース・ツヴァイが作成されない

StrikerS編は
?機動六課が作られない
?JS事件終了までにメインキャストが死亡する
?予言の阻止失敗によるミッドチルダ崩壊

ここからは変えても良い所です。
?プレシア・テスタロッサの生存並びにフェイトのハラオウン化阻止
?ギル・グレアムの性格改変
?管理局の膿の排除
?ゼスト・グランガイツ、レジアス・ゲイズ、ドゥーエの死亡阻止
そしてこれは絶対にして下さい!それは『先に転生した奴の原作キャラによるハーレムの作成』これだけは絶対に阻止して下さい」

「分かったよ。じゃあもう行くぜ」

「分かりました。ではあなたの2度目の人生に幸あれ」

そういうと俺の立っている地面が無くなり俺は落下した。

「それとあなたが原作キャラのハーレムを作るのは構いませんので〜〜」

そんな声が上から聞こえてきた。

さて、はやてを救い面白可笑しく生きますか!!


  〜〜鈴原亮平Side out〜〜






  〜〜神Side in〜〜

ふ〜〜。まずは一人済みましたか。ですが次の方はどうしましょうか?

「何か普通に納得してくれそうで怖いですね」

まあ駄々を捏ねられるのは困りますからね。

「さて、次の方の所に行きますか」

次の方が私達の一応の切り札ですから、ね。


  〜〜神Side out〜〜

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