小説『女戦士は穏健派』
作者:剣聖()

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第8話『互いに啓発し合う!暴威の巨漢と慈愛の女戦士!!』



ー幸瀬美智子VS泰山源太郎  第2ラウンド  ステージ:名古屋市内某所空地ー


さて、ストーリーに入る前に軽く前回のおさらいを致しましょう。

第1ラウンドを「高角度落下型スープレックス」を決め一時的に源太郎をKO状態にした美智子が物にした。
内容は開始前の源太郎による舎弟への無体な残虐行為に珍しく温厚で優しい性格の美智子が怒りを露にし、細心の注意を払い手加減をしていながらも終始源太郎を大圧倒する。
だが、強者や大外道との闘い以外では絶対に相手に深手を負わせない闘いを今日まで完璧に遂行して来た美智子だが、今回は怒りにとらわれ図らずも源太郎に「吐血ダメージ」と云う深手を負わせる云わば、
敵相手を「亡ぼす事」あるいは「殺害する事」を決して実行せず、常に敵相手に対し「自省」と「改心」を促(うなが)す闘いを実行する事を絶対的なる誓いとして心に刻みつけている「正義の闘士」
を自称する者として赦(ゆる)されない失態を犯してしまう。
だが、元強豪力士「鬼岩海(きがんうみ)」であった源太郎の図太くタフな身体能力のおかげで源太郎に深刻なダメージは余りなく、美智子は事無きを得たのであった。


美智子『さっ♪ここからはクリーンファイトなバトルをしましょ!そして、どちらが勝っても怨みっこなしで!宜しおますね(微笑)?泰山さんも(微笑)?』

源太郎『・・・(照)!
チッ・・・!!好きにすりゃあイイだろうがあ(激怒)!!!!!
どの道てめえはもうすぐ死ぬんだからよお(激怒)!!!!!
このオレに全身八つ裂きに引き裂かれてバラバラにされてだ!!
そんで血の海地獄に叩き落とされてよおおおおおお(激怒)!!!!!!!!!!
まあ贐(はなむけ)代りに聞いてやるぜえ(怒嘲笑)!!!!!!!!!!』

美智子のセクシーでキュートな笑顔に魅惑されそうになるのを必死に堪えるべく、徹底的に悪ぶる源太郎。

美智子『あら、[八つ裂き]とか[血の海]やなんて怖い人や〜(微笑)。ウチ出来たら楽に死にたいおますんやけど(微笑)。
でも・・・ウチ、何となくあなたの事分かってきた気しますんよ。あなた、そんなに悪い人や無いって・・・!』

源太郎『オレが分かっただああああああああああああああああああああああああああああああ(激怒)!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ほお〜つまり、コケにしやすいデブだって事が観抜けたから馬鹿にしくさってんのかああああああああああああああああああああああああああああああ(激怒)!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
ゴルウああああああああああああああああああああああああああああああ(激怒)!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』

美智子『そうやないですよ(慌)!おち着いてください(慌)!泰山さん!
せやから、あなたが悪人やないってなんと無く実感がわいて来たって事が云いたかった訳なんです。ひょっとしたら・・・なんか心に傷も持ってはる人ちゃうのかなって。
・・・たしかに、根拠はまだおまへんけど。』

太一(!?さ、幸瀬さん!・・・あなたって、優し過ぎるなあ・・・。)

心で思う太一。

源太郎『!!??・・・・・・・・・
よお・・・!!オンナよお!
てめえ・・・!・・・年・・・いくつだよ!?』

太一『・・・へ!・・・へ!!!???』

源太郎の予想外の質問に驚愕する太一。

美智子『え!?ウチの年令ですか?』

源太郎『・・・答えろよ・・・(照)!!』

美智子『ええ、それは、別に構わしまへんけど?でも以外に面白い人やったんやわね〜泰山さん(微笑)。
では・・・・・・ウチ、昭和53年4月4日生まれの32才です(微笑)。』

源太郎『!!!!!??・・・何い(驚)!!』

ふと驚く源太郎。

美智子『あらま〜そら驚きはるわな〜(微笑)。32才の女なんてもう立派なオバちゃんやもんね〜(微笑)。』

源太郎『・・・いや、違う・・・(驚)!!・・・まさかオレより年上だとは思わなかったんだよ・・・(驚)!!』

美智子『あら(微笑)!?泰山さんはウチより年下ですの(微笑)?聞いても宜しい(微笑)?』

源太郎『・・・24だよ・・・(照)!!』

太一『ええーーーーーーーーーー(驚愕)!!!』

源太郎の意外な年令に驚きたおす太一。

太一(観えねえ・・・!いかつ過ぎて・・・!)

と心で思った太一。

源太郎『モヤシいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい(超大激怒)!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
てめえ!!!!!驚き過ぎぢゃああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ(超大激怒)!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』

太一『ひ(大恐怖)!!!!!ひいいいいいいい(大恐怖)!!!!!!!!!!
ゴメンなさああああああああああい(大恐怖)!!!!!!!!!!』

腹立ち紛れに太一を一喝する源太郎。

美智子『あら〜(微笑)。24才やなんて〜!ウチの弟と同級生くらいとちゃいますの〜〜(微笑)!?ほんまにビックリやわ〜(微笑)。』

源太郎『・・・てめえももっとオッサンだったと思ってたんだろよおおおおおおおおおお(激怒)!!!!!!!!!!??????????』

美智子「いえいえ(微笑)。確かにちょっと貫禄(かんろく)あるなって思いますけど、中中頼もしく観えて宜しい思いますよ〜ウチは。
でも伺ってみて納得ですわ!あなた、性格と人生観ピュアやし可愛らしく思いましたから(微笑)。』

源太郎『ちくしょう・・・(照怒)!!』

美智子の大人の女性の話術に揺さ振られる所はガキっぽいたる所以か源太郎。

美智子「年下なんですか〜。・・・ほなウチも・・・!あなたの事[泰山さん]と呼ぶんやめて[源太郎君]って呼ぼうかな〜敬語もやめて(微笑)。
構へんでしょ?源太郎君(微笑)?』

源太郎『・・・!!!!!何い(驚)!!!!!
・・・てめえ(照怒)!!!!!!!!!!
・・・・・・もうどうでも良いぜ・・・。』

美智子『ほな、遠慮無く(微笑)。源太郎君はウチの事いくつに観えたの(微笑)?聞かせて欲しいなあ〜(微笑)?』

年下と分かってから急に源太郎にフレンドリーになった美智子に戸惑う源太郎。

源太郎『いや・・・18〜20くらいかなってよ!行っててもオレと同いぐれーじゃねえかって・・・!正直32たあ思わなかった。』

美智子『ええっ(微笑)!ほんまに(微笑)!嬉しいわあ(微笑)!ウチ!そんな若う観られてたやなんて〜(微笑)!』

太一(・・・幸瀬さん、何か急にあの大巨人となれなれしく・・・なぜ・・・。)

変に会話が弾む美智子と源太郎の様子に寂しさを感じる太一。
・・・やきもちか?
フフッ♪

源太郎『・・・おい!!てめえ!!!それよりも闘いはどうしたよ(照怒)!!!!????
与太話(よたばなし)ばっかしやがって(照怒)!!!!!クリーンファイトたらはどうなったんだあああ(照怒)!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?』

美智子『あっ!ほんま!そうやったわ(微笑)!ゴメンネ、源太郎君(微笑)。話ばっかりして。・・・・・・やろか、ほな!!』

源太郎『・・・クソが!殺し・・・・・・もういいぜ・・・!』

美智子『ウフフ。・・・古久保さん。ほな竹林の方へ行ってて下さい。またバトル再開しますよって。』

太一『・・・いや、ぼくもここに居る事にします幸瀬さん。なるべく邪魔にならない様にしますから。』

美智子『え!?せやけど・・・・・・ええんですか?危険ですよ・・・?』

太一『・・・構いません。大丈夫です。』

美智子『まあ、古久保さんがそこ迄云うんなら・・・。』

談笑が終り闘いが始まる!


幸瀬美智子(本作のヒロイン。心優しき正義の戦乙女(いくさおとめ)。)
   VS   
泰山源太郎(本作序章(プロローグ)の大ボス。元力士(もとりきし)の族総長。)

第2ラウンド   ステージ:名古屋市某所空地


BATTLE・START!!!


源太郎(クソ!!大分このアマに毒気抜かれちまった・・・!しかしこのアマ!信じらんねえくれえ強えぜ!!気合入れ直さねえと・・・一瞬で終わっちまうぜ!!!!!)

心で思う源太郎。

<美智子の戦闘能力発揮具合:100%中10%>

<源太郎の戦闘能力発揮具合:100%中100%  源太郎フルパワー状態突入>

源太郎『どりゃああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
[突っ張り(つっぱり)十連(じゅうれん)]じゃあああああああああああ!!!!!!!!!!』



ー源太郎の必殺技!!ー



ー『突っ張り十連』ー



ー発動!!!ー



美智子(やっぱりそれで来たわね(微笑)。)

おおっとお!
「突っ張り十連」を読んでいた美智子。
案の定N・S|(ニュートラル・スタンス)からの神速の観切りで1秒間に10発以上の突っ張りを軽軽かわす美智子!


ー美智子、攻撃をすべて回避成功!よってノーダメージ!ー


源太郎『クッ!相変わらず、クソすばしっこいアマだ!!』

美智子(・・・改めて観てみると、猛猛(たけだけ)しく火花散ってる電流みたいな突っ張りの応酬やわねえ。この技(微笑)。源太郎くんの気性をあらわしているかのような・・・(微笑)。それにこんだけ素早く無数に放ってはるのに、パワーや威力は存分に生かされてはる・・・。
改めてすごい技や実感する。)

美智子(もとい、ウチやからこない暢気(のんき)に分析できる訳なんやろけど(微笑)。
一般さんや並みの闘士さんなら・・・すでに張りたおされて大ケガしはってるわね。
それと・・・もうひとつは源太郎くんって終始肩に力入りすぎてる感じするわ。要するに[スイッチ入れんとバトルできる状態になりにくい人]なんやわと・・・。でも誰しも大なり小なりはせやろけどね(微笑)、ウチかって基本はせやから(微笑)。
でも、源太郎くんの場合はその度合いが濃すぎる云うんか・・・故に手加減が下手やから挌下のひと相手にしたら完全にやりすぎて、取返しのつかへん事態になる可能性が高いと思う・・・!)

美智子(せやわ♪ここは敢えて(微笑)・・・源太郎くん揺さぶってみよ(微笑)。)

<美智子の戦闘能力発揮具合:100%中7% 更に興奮度50%低下>

と心で思う美智子。
先程までのごく僅かではあるが、くすぶっていた怒りの感情が完全に消えさり、
「相手の性質を観究(みきわ)め、それにより相手を力量を封じ亡(ほろ)ぼすのではなく、それにより相手の力量をくみ取り活かす」
と云うまさに「殺人術」ではない「活人術」と云う、形容するなら「横綱相撲」のような、いつも通りの美智子の闘い方をきちんと取り戻せている。
その上でなにかの策戦(さくせん)にうったえ様とする美智子。
すると!

美智子『ねえ(微笑)。源太郎くんは何でお相撲辞めはったの(微笑)?』

源太郎『!!何だあ!?』

挌闘戦の最中に不意に美智子に質問される源太郎。

源太郎『うるせえ!!!!!てめえの知った事かよ!!!
このマン毛ボーボーヤローがああああああああああ(激怒)!!!!!!!!!!』

美智子『あら、ゴメンね(微笑)。でもね、ウチも気になったもんやから(微笑)。
それだけの腕前あって、お相撲や挌闘への愛着もありそうやのに・・・何で暴走賊なんやろって。
あっ別に暴走賊があかんって意味とはちゃうんよ(微笑)。共にバイク愉しみ合う仲間って云うレベルならね(微笑)。』

源太郎『このヤロウ(激怒)!!闘いの最中にベラベラぬかしやがって!やる気あんのか!!ゴルウあ(激怒)!!!!!』

美智子『まあ(微笑)。でもウチはええと思うけど(微笑)?談笑(だんしょう)しながら挌闘したって(微笑)。
ウチの中ではもうこの勝負、[デスマッチ]でも無ければ[私怨(しえん)からの果し合い]でも無い普通の[試合]やねんから。
野球で云うたら[キャッチボール]サッカーで云うたら[パスワーク]と一緒、挌闘技かって[組み手]しながら談笑してもおかしないんちゃう(微笑)?』

源太郎『・・・試合だと!!馬鹿野郎があ(怒笑)!!てめえはオレに八つ裂きにされんだって云ってんだろお!!!』

なんと云うか、もう闘いの真っ最中なのに、女性らしさ満点の可憐で愛らしい立ち振る舞いを闘いながらやってみせている美智子に、源太郎はタジタジ状態になっている。
しかし、美智子は前職が「保母さん」だけあって年下の子供や源太郎の様なガキっぽさが色濃く残っている年下の男の扱い方が非常にウマイ♪
すると〜。

源太郎『!!!!!?ぬおお(驚)!!!!!』

おおっとお!
なんと!源太郎が怒鳴りながら力まかせに両手で「スマッシュ」を美智子に喰らわそうとした瞬間!
その刹那、眼にもとまらない程すばやく源太郎の顔面めがけて「ハイキック」を放ってきた!
あまりの一瞬の出来事ゆえ、さすがの源太郎も思わず悲鳴をあげた!
しかし、美智子はハイキックをヒットさせる事はなく、源太郎の顔の3cm手前で停止させ、所謂(いわゆる)寸止めにとどめた!


ー美智子の攻撃は寸止めにて、よって源太郎はノーダメージ!ー


源太郎(このアマ・・・!いつの間にこんなハイキック放ってきやがったんだ・・・(焦)!?しかも寸止めとは云え、幽(かす)かに突風を感じたぜ・・・!?
マジに今のを喰らってたら、顔がつぶされてただろうな・・・まちがいなく(焦)!)

と、心で焦る源太郎!
すると!

美智子『・・・注意散漫(ちゅういさんまん)(微笑)。安心して、ウチよっぽどの事や強者闘士(つわものとうし)さんが相手の時以外は、打撃技は基本的に寸止めにしてるから。あてる時は、必ず細心の注意をはらって、かすりキズで済みそうな威力で必ず急所ははずして放つから。』

美智子『もう源太郎くん程の実力者なら云わんでええと思うけど、今のキック当たっていたら・・・大ケガしてた筈よ。分かるわね?
あなた私に
[闘いの最中にベラベラしゃべるとは、やる気あるのか!]
って注意してくれはったよね?立派よ。模範的で正しい事やし、素適な事よ。
せやけどね・・・・・・実際はあなたの方が心ここにあらず状態なんちゃうんやろかって、ウチには分かってたの。』

源太郎『・・・・・・・・・。』

美智子『・・・せやからウチのキックも観えへんかった。たしかにあなたの眼には相当速いレベルのキックやった筈やから仕方ない事よ。それに今のウチとあなたのバトルは[組み手]やから、あないな危険な攻撃相手にヒットさせるなんて赦(ゆる)されへん。でもこれが[死合い(相手が死ぬまで決着がつかない闘いの意)]や[デスマッチ]やった場合は・・・・・・と云う事なの。』

美智子『それにね・・・人生ってたったいちどしか無いもんやし、色色あるからトラウマとか、心残りな事とかいっぱい有っても不思議やないもんね・・・。
でも!いちどバトルが始まってしもたら、それらは忘れろとはよう云わへんけど、心の中から運びだして一旦他の場所に除けておくようにしとかんとね・・・闘士やったら源太郎くん!』

美智子『悦んでる時でも!怒ってる時でも!哀しんでる時でも!ベラベラおしゃべりしとっても!眠たくってガマンできへん時でも!お腹ペコペコの状態の時でも!バトルでは全力で集中して相手を視認せえへんとあかんのよ。自分と相手を・・・・・・大事に至らせへん為には!
眼が眩(くら)んではだめよ!源太郎くん・・・!喜怒哀楽(きどあいらく)にも・・・トラウマにも・・・!』

・・・美智子も源太郎もいったんバトルの手を止め、そして美智子が源太郎に闘士としての気構えをやさしさの中にきびしさも少しにじませながら説いている・・・!
美智子自身敵である源太郎に対しても極上の気配りと配慮を提供(ていきょう)しながら・・・。そして、この説得力・・・美智子とは改めてすごい闘士なんだと!私は思わずにはいられません。

源太郎|(このアマ・・・。)

源太郎(・・・眼が眩んじまってはいけねえか・・・。トラウマや・・・憎しみに。)

太一(幸瀬さん・・・なんだか教師みたいだ。そして今の大巨人への言葉・・・心に響く。)

と、心で思う太一と源太郎。

美智子『・・・ウフフフ♪さ〜〜て(微笑)!ウチの今のコトバで頭の中スッキリさせてくれたかな〜?源太郎くん(微笑)?せやったらウチうれしいけど♪
凝りかたまってへん冷静な状態の源太郎くんやったら、もっとウチをあわてさせれる様な強さ観せてくれる筈やとウチは分かってるよ(微笑)!
ほな!バトル再開しよか(微笑)!源太郎くん(微笑)!』

美智子『・・・源太郎くん?』

突如無反応になった源太郎が気になり再び名前をよんでみる美智子。
すると・・・!

源太郎『オレは・・・・・・殺しちまったんだよ!』

突如意味深な言葉を吐く源太郎。
殺した・・・とは!?

美智子『!!・・・・・・殺したって・・・誰を(驚)!?』

源太郎『・・・オレがかつて居た相撲部屋の大関[千畳山(せんじょうやま)]ってヤツをよお・・・!!!!!』

なにか閉ざされ続けた重き門が悠久の時を越え、開かれたかのような・・・!
それ程に重い口を開き、せきをきって流れ出す大河のように感情を溢れさせ源太郎が口にした言葉!

ーかつていた相撲部屋の大関力士「千畳山」を殺した!ー

源太郎にとってこの言葉の意味する所とは・・・!!?

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