小説『魔法少女リリカルなのは〜技術チートになった転生者…………なのか?〜』
作者:触手系男子()

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第11話(前篇) うん、無理やりってことぐらい分かってる。by作者(ようするに この作品はご都合主義を大量に含んでおります。)





「治すってどうやって直すの!?
貴方は知らないでしょうけどアリシアは魔法を一切受け付けないのよ?」

プレシアさん、五月蝿いです。

「それは知ってます。アリシアの近くをプレシアさんの雷が通ったとき分解されて吸収されてましたから。」

「吸収?」

「はい、ユー 俺のデバイスに解析させてたんですけど、近くの魔法を分解・吸収してました。まあ、転移魔法とかの魔法は分解されなかったみたいですけど。」

いやあ、良かった。分解されてたらどうしようかと…
移動系魔法は分解されないみたいだ。

「まあ、分解されるんだったら出来ないようにすればいいんですよ。」

「出来ないようにする?」

「はい、魔力結合を強くするんです。」

「そんな事出来るの?」

「出来ます。俺とユーなら。」

『余裕ですよ。』

「まあ、俺とクロノは部屋から出てるんでアリシアに服を着せてやってください。」

「わかったわ。」

「んじゃ、クロノ行くぞ。」

「わかったから、引っ張るな。」


〜数分後〜


「入ってきていいわよ。」

「準備できたみたいですね。それでは始めます。ユー、セットアップ。」

『Stand by ready.Set up!』

セットアップされたユーはいままでとは違い、リボルバーのような物が付いている。

「まさか、カートリッジシステム!」

「特別製で反動は少ないけどね。ユー、カートリッジフルロード!」

『Lord Cardridge!』

―――ガシュッガシュッガシュッガシュッガシュッ

うん、十分な魔力量だ。

「M.A.F.起動。」

『Magilink Assistance Field.』

A.M.F.じゃないのかって?
いえ、アレは魔力結合を弱くするものでしょう。

「治療開始だ。」

『OK!
…Target scan.
Affected part information confirmation.
Treatment image.
Completion!』

「聖なる祈り、光となれ。彼の者等に癒しの祝福を、命の息吹を。
リヴァイブ!」

『Revive!』

プレシアさんとアリシアを俺の魔力光である水色の光が包む。

「…う、う〜ん」

「アリシア!?アリシアアリシアアリシアアリシアアリシアアリシアアリシアアリシアアリシアアリシアアリシアアリシアアリシアアリシアアリシアアリシアアリシアアリシアアリシアアリシアアリシアアリシアアリシアアリシアアリシアアリシアアリシアアリシアアリシアアリシアアリシアアリシア………」

こわっ!

「わっ!?何するのお母さん!」

アリシアは治ったみたいだな。プレシアさんは…大丈夫そうだな。

「なんで最初からこの魔法のことを言わなかったんだ?」

クロノがそう聞いてきた。

「ああ、まだカートリッジシステムが完成してなかったし、この魔法自体ちゃんと効果があるかわからなかったからな。」

「この魔法はお前が作ったんじゃないのか?」

「昔、遺跡で見つけたんだけど改良とかしまくってようやく使えるようになったんだよ。」

「だが、アリシアはこれからどうするんだ?プレシアは管理局員に攻撃したり、ロストロギアを暴走させて次元震を起こしたりしたんだ。罪は重い。」

「ええ、わかってるわ。私がしたことが許されないことなのは。だからフェイトとアリシアはリンディさんに「何を言ってるんだ?」え?」

「ジュエルシードが暴走したのはたまたま(・・・・)だろ?」

「ユーキ、まさかお前!」

「プレシアさんの技術とフェイトの戦闘能力は惜しい。だから、報告をねじ曲げる。」

「執務官とは思えないな。で、本音は?」

「シリアス駄目絶対。」

「はあ〜…で、どうやるんだ?」

クロノ、ため息をすると幸せが逃げていくぞ。まあ、なんだかんだいって黙認するんだから原作よりかなりお人よしなんだろうか?それとも自分なりの正義があるみたいな?どっちにしろ出世できそうにないな…頑張れ!

「伝説の三提督を通して報告書を提出する。あの人達の決定を取り消す人はほとんどいないからな。上層部の連中は人手が増えるなら文句は言わないだろ。」

「あの人達まで使うのか…
まあ、確かに大丈夫だろうが…」

あの人達は良い人だから頼み込めばなんとかなるだろ。

「ユーキ、母さんは助かるの?」

「無実にはならんだろうが大丈夫だろ。あと、お前も嘱託局員として入ってくれればありがたい。」

「わかった。母さんのためなら。」

…なんか目をあわしてくれないし、顔が赤いんだが…何で?

「なんでコッチを向かないんだ?」

「えっと…恥ずかしいんだ…ユーキが母さんに怒ってる時の事を思い出して…」

「…それって、時の庭園でのこと?」

「うん///」

見られてた!?マジ恥ずかしいんだけど!

「ユーキ、恥ずかしがってないで早く報告書を書け。」

「俺一人!?」

「当たり前だろう。お前が報告を捻じ曲げるとか言ったんだ、黙ってるだけありがたいと思え。」

「…わかった。やるよ。」

ちくせう




報告書を書くのに丸一日かかった。
あと、落ち着いたアリシアが自分が成長してるのに驚いたり、詳しい事件の内容を聞いてプレシアさんを怒ったり、フェイトと仲良くなったりしていたそうです。
え?プレシアさん?ああ、アリシアに怒られて真っ白になってるよ。あんなに黒っぽい服を着ていたのにね。

-12-
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