「くれぐれも気をつけろか。まあいい。せめて人の役に立つ様有効活用するか。」
レンは、外へ出て散歩をした。
「うわぁっ」
ビチャア
「こんな時にか。運がいいもんだぜ。
ザ・チート。時よ戻れ。」
シュウウウウウン
「おっちゃん、水こぼすぜ」
「ああ、こんな端に置いたらこぼれるな。ありがとう、青年。」
(役に立っているようですね。これからもこれ続けばいいのですが。)
そしてレンは、家に帰るとチート・パワーで時を止めたりしながら、だんだん慣れていった。
「もう九時か。寝るかぁ。フゥー・・・、そうだ。時を止めてしまえばいいな。
ザ・チート。時よ戻れ。」
シュウウウ、ズキュウウウウン
「なんだ!?戻らないぞ。」
(極めて馬鹿だな。レンは、小さい頃からそうだった。)
「お、お前はっ・・・・!?確か、・・・・」