小説『織斑さんちの隣は転生者!?』
作者:deruta11()

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実は今回、2話分あったりします、あともうそろそろで小学校編終了です

あと、中学校編はこのままやった方がいいですかね、コメント待ってます

本編開始!
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◆リザット視点

「あのさリザットにい」

「んー?」

夕食後、洗い物をジオに任せ、自室にてゲームをしていると隣で、PSPをやってた一夏が話しかけてきた

「パーティがしたいって、言ったら・・・」「・・・準備するぞ」

びっくりしてるが、何となくわかるんだよな。こう雰囲気って言うのかな?

「ホント!?」

「ああ、ちょうどパーっと。はっちゃけたかったしな、いいぞ」

「で、何人連れてくるんだい?」

「どうして他に人を呼ぶことが分かったの!?」

「お前の兄貴だから、それで十分」

こいつは家族を探している、血が繋がってなくてもこの言葉には重みがあるからなこう言えはわかってくれるハズ

「そうだね」

「で、何人だ。これからいる物を書きこまないといけないんでな」

そう、言ってメモ帳を取り出す、

「えっと、箒に束さんに、弾、僕と千冬姉で6人です。」

「ふむ、12人か・・・大掛かりになるな」

あ、コミュ症が二人も来るんかい!だるいなーーー

「予算は食費で1万、いや2万かな?飾りも合わせて3万、いや2万五千でいきたい・・・・」

家庭用に買った財布と相談しながらぼやく

「で、メインはその束と箒か?」

「うん」

言ってなかったが、ISが発表され、もう白騎士事件が起きた後である

今はそう女尊男卑は起きてないが後数年後には圧倒的に男は不利になるだろう

後、白騎士事件の時俺は現場にいたさ、バリアジャケットを着てな

何者と聞かれたので「シャドウフレア」とか適当に名乗っておいた

殺気を向けてきたので、全力で威圧したら、顔がどんどん青ざめていくのは

傑作だったな・・・あのウサギが喚いたので逆にハックして黙らせたのも

愉快だったな、思わずm9(^Д^)プギャーって絵文字を永遠と流すウイルスを速攻で送信しちゃった☆

ん、腹が黒いってか、気にするな!

さてと、それでは明日は土曜日、素早く準備を整えますか!






・・・・熱くなったのはいいが久々の大人モードで行こう、張り切るのはいいが

たぶん、1万以上買い込んだら山積み確定だしな

誰か連れて行きたいがなぁ、しゃーねぇ

ひとりでいこうかな

魔法陣を空中に投影して自分の姿を、昔のころに変えていく

変え終わると、足音が近づいてきた

どうやら、この気配は・・・・・ジオかな

「マスター、その姿なつかしいですね。」

「ああ、お前にはこっちでは初めてだな」

「お前にはとはどうゆうことかな・・・お姉さんに説明してほしいな♪」

大人モードに切り替えたジオが首に手を回しながら聞いて来る

その言ったことをしてくれるのは嬉しいがいかんせん、威圧感がパネェ

「また、話すさ。それよりもパーティの準備がしたい、買い物を手伝ってくれ」

「もう、わかりましたよ・・・・・・で人数はどれくらいですか11、12人くらいですか?」

「ビンゴ、12人だ」

「かなりの人数ですね、車は使わないのですか?楽ですよ、免許はどうか知りませんが・・・・」

「あ、その手があった!」

「もうしっかりして下さい、守るんでしょうあの子たちを」

「あの子たちじゃなく、お前も守りたいがな・・・・・ジオ」

「ふふふ、そうで・・・・え?」

「なんだよそんな顔しやがって・・・当然だろう・・・・・俺はお前に明るい道を歩いてほしいのさ」

「さて今日は大掛かりな買い物になるぞー」

「待って下さいマスター!」



◆ジオ視点

リザットとの買い物懐かしいですね・・・・・少し昔の話をしましょうか

昔マスターいえ今はリザットですね、

私はリザットと敵対していました。昔の私は、他の転生者にマスターの傍に行くことを妨害され

挙句洗脳され、何度もマスターに牙をむいた

そのときマスターは私が洗脳されてるのを知ってあえて殺さず、話しかけてくれた

それなのに私は・・・・・

もうやめましょうこの話は・・・良い思い出はありませんしね

それから、私はマスターに保護されましたけど、『無知』そう例えてもいいほど

常識を知らず、よくマスターの世話を焼きました

今では、買い物を任されるほどに成長しましたがね、さてと

この辺でいいでしょうか、だいたいこれで一万九千円くらいでしょうか

レジは年配の方が開いてますか丁度いいですね。

そこで会計してもらいましょう、年配の方のほうが総じてうまかったりしますし





「一万八千円になります」

むう、少々目測を誤りましたか。ですがまぁいいとしてマスターと合流しましょうか

屋上の駐車場にマスターはいました、乗ってきた車にもたれているのが絵になりますね

撮影、撮影

黒のジャケットに白をベースにしたTシャツ青のジーパン、

ベルトにタロットカードを模したクラウドブレイカーのデバイスですか

意外と用心深いと言いましょうか、っと

「マスター買い物は終わりましたよ、そちらはどうでした」

「おお、ジオこっちの方はかさばる物ばっかだからなパーティ用品売り場を2、3周して終ったとこだ」

「そうですかお疲れ様です。後は帰ってからの準備はどうします?」

「一夏が俺たち以外の6人の予定を合わせて暇な時にやるからな、確か・・・3日後だ」

「3日後、忙しくなりますね」

「ああ、まぁこれ以上は車に乗り込んでから話そうや」

リザットが夕陽を見ながら言うそれにつられて夕陽を見る、綺麗だとそう単純に思えた

昔はよく、夕陽を見ながら本を読みましたっけそうふと懐かしく感じながら、感傷に浸る

そう言えば昔はマスターがこんなことを言ってましたっけ

『太陽はどんなことがあっても回り続けるそれが当然のように・・・なら、俺は何をやったら太陽のようにあんなに眩しく輝けるんだろうな』

昔は判りませんでしたが今はわかります。

どうしたら、自分らしく輝けるかってことですね

そのままでいいんですよマスター、今のままが一番自分らしく輝いていますよ



「ん、どうしたジオそんなに微笑んで」

気付かれてしまいましたか、もう少し眺めていたかったのですが・・・・・

「なんでもありませんよリザット」

「やっとマスターから、リザットに戻ったな」

そういえば、そんな気もしないでもないですね

「そうですね、けど私のマスターに対する敬意は変わりませんよ」

「ハイハイ」

さて、これから3日でいろいろと準備しないといけませんか忙しくなりますね






3日後

「それでは、これからも仲良く入れるとこを願って乾杯!」

一夏の掛け声とともにパーティは始まりを迎え

それぞれが話をしている中私は一人の人物を探していた、ここにはいないようですね

「あ、あの!少しいですか!?」

何でしょう、こちらは急いでいるというのに、振り向くと一夏の友達が立ってました

「あの、俺は五反田 弾って言います。ずっと見たときから好きでした付き合って下さい!」

みんなが見つめるなか私は「すみませんリザット意外と付き合う気はありませんので」

そういって振った、「どうしてリザットさんだけですか!」そう聞く声がする

「私は、あの人がそばにいないとだめになちゃいますから、それに傍を誰かに渡す気も譲る気もありませんし」

そして私はリザットが一人の時はよくいる屋上に行った







「〜♪〜♪〜♪〜♪〜♪」

そこには、夜の闇に包まれ星が輝く中、物置の屋根に腰かけ異世界の言葉を歌うリザットがいました

何処かその目は何処かにいる自分の家族に向かって歌っているようでした

そして、歌うのやめ私を見つめます、私はいつもその瞳に見つめられるとこう思います



――その心に隠した闇はなんですか――と

リザットの瞳は全てを諦めているような、そんな雰囲気が時々感じられます、けどそれはリザット本人も気がついてないみたいです


――――――わたしは知りたいですその瞳に隠した闇を


―――――――もっと頼ってください、私はあなたの傍にいますから




「どうした、ジオ、パーティーはいいのか」

「ええ、そう問題ありませんよ」

「そうかい、俺は作ってるときにもう臭いで十分、昔はよく星を見たな・・・・」

「こんな住宅じゃなく、廃墟とかですけどね」

「ちげぇねぇな」

「なぁ、ジオ・・・この世界はこれから俺なんかじゃ、生きずらくなる世界になる、守るって言ったお前にも迷惑掛けることにもなりそうだがついて来るか?」

「もちろんですよ、そのためにここまで付いてきましたから」

「そうか・・・・・・・いい家族を持ったよ俺は」

「ふふ、そうでしょう、リザット・・・・・一つ我が儘を聞いてくれますか」

「なんだ?」

「キスしてください」

「ずいぶんと久しぶりにその言葉聞いたよ」

「で、してくれますか」

上目づかいで見つめる、するとリザットは観念したように唇にそっとキスをした

「ねぇ、リザット」

とりあえず名前を読んでみた、訳も理由もいらないただ呼びたかっただけ

そうこんな事は久しぶりの二人っきりの時しかできませんから

けど、強いて言うなら



――――――あなたを愛してますよ、リザット。この世界のだれよりも――――

――――――例え世界が敵になろうとも、最後まで隣にいましょう――――――

―――――――――――――――――――――――――――――――――――

・・・・・・中学でまさかのバトル予定

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