◆リザット視点
買い物に来たのにもう夕方になってやがる、デパートで夕飯食ってから
祭りのやってる神社まで直行しないと間に合わないかな。
あ、どうもリザットです
浴衣？買いたかったけど、シュテル、ジオ、ディアにやめさせられました
綺麗だったのに・・・・・
言い忘れたが、シュテルは料理担当、ジオは買い出し、掃除たまに料理、ディア、俺は全般的にやる、
ユーリは基本的にお手伝い、レヴィもやるが遊んでばっか、アホの子だしいいか、さて
今現在ファミレスにて夕飯を食べようってことで注文してる最中です
「御注文は決まりましたか？」
「ええ、エビピラフ、ハンバーグステーキ、ミートスパ２つ、グラタン、デラックスオムライスで」
「はい、エビピラフ、ハンバーグステーキ、ミートスパ２つ、グラタン、デラックスオムライスでよろしいですか」
「はい、お願いします」
「かしこまりました。少々お待ち下さい」
ふぅさてと、品が来るまでちょっと家計でもつけようかね
今月は後これくらいか、そこそこ余裕があるな預金に回すか
「お待たせしましたエビピラフです。」
「おお、俺んとこに置いてくれ」
「他の料理はもうしばらくお待ちください」
さてと、家計簿はもうしまうか
「ねえ、リザット何をやってたの？」
「家計簿付けてた、あと今日の祭りの一人使える金額も」
「いくら！」
一人あたりの金額を聞くあたり、レヴィお前金欠か？
お小遣いはつい先日渡したはずだぞ・・・・・・・・
「ああ、レヴィ使い切って他の奴にねだったら、２か月無しな」
こう言って釘をさしておく、まぁ皆こづかいをレヴィ以外はしっかり貯めてるはずだし大丈夫だろ
「うーむ、だいたい３０００円かな」
「わりと、大きな金額ですね。あ、オムライスは私です」
わりと大きな額か、確かに小学生じゃ大きく感じたりもするな、まぁあっとゆうまに使い切る奴もいるがな
「うん？どうしたのリザット」
「いや、なんでもない」
さて、みんな料理がそろったな
「「「「「「いただきます」」」」」」
ふむ、エビピラフいけるな、うん？レヴィその目は
「レヴィ食べるか？」
「いいの？」
「一口だけな」
そうして、スプーンですくってレヴィにあーんってさせる
レヴィはその一口を大きな口でほおばっておいしそうに租借する、うむ和む
ほかにはするときりがないからな、レヴィだけにしないと
俺の分がなくなって、みんなから貰わないといけないしそうなると皆から「あーん」てなるな
さて、みんな食い終えたし行くか
「すみません、会計お願いします」
「ハイ、５６９０円です」
財布を取り出し五千円札１枚と百円を７枚取り出す
「十円のお釣りになります」
そして、十円とレシートが帰ってくる、家計簿に書いたけど
一応貰っておくさてと、祭りの場所までバスで行くか
ついた場所はあのコミュしょ・・・・篠ノ之神社
ここで祭りをやってるらしい、確か原作でもやってたな
・・・・・・・・一夏、爆発しろもしくはもげろ、
さてと、呪いは掛けたし行こうかね
階段を登り切り目にした光景に思わず視界がぼやける
ああ、昔行った光景だ、祖父と共に歩き買ってもらったフランクフルト
遠くの祖母とやった投げ輪、母と共にかったベビーカステラ
涙が止まらない、袖でぼやける視界をどうにかしようとするが無理だ
「すまん・・・・・ジオ、財布を渡す・・から・皆と・・・先に行って・・・・くれ」
思わず涙声になりながら言う
「そうですか、財布借りてきますね」
「ああ」
そう返事をしてから一人神社の隅に行きあふれる涙をそのままに
昔を事を思い出す、ありがとうを伝えたかったな
そう思うとさらに視界がにじむ
そうしてると、そっと誰かに抱きしめられた
「リザット」
そう優しく呼ぶ声がする、俺は涙を止めることができず
しゃくれた声で「ああ」としか答えられなった
それを分かってユーリもただ俺を抱きしめるだけ
泣かないで言わないのがうれしい俺の泣き顔なんて見たくないのに
ただただ、黙って泣く
俺が生きる 今を、過去を 命を 憎しみを 優しさを 全てを背負って
俺にも弱いところはある、けど今はそれを曝け出してもいいかもしれない
――――受け止めてくれる、家族がいるから
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なぜジオじゃなくてユーリだったのかはGODやった人は分かるはず
分からない人はすみません