小説『織斑さんちの隣は転生者!?』
作者:deruta11()

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◆リザット視点

おはようございます メインシステムストーリーモードを起動します

さて、こんかいは雑談だな、さて始めよう

「織斑、お前のISだが準備に時間がかかる。リザット、お前のISはこの中から選べ」

「へ?」「へぇ」

一夏は間抜けな声を俺は一応渡されるのかと感心した

「予備がないだから織斑には学園から、リザットには企業から専用機を用意するそうだ」

「なぁ、リザット兄専用機ってそんなにすごいもんなのか?」

そこに金髪ロールが出で来る一夏が俺に聞いて来る

俺に聞くなと言いたくなりながらデータベースから情報を抜き出す

「そうだな、宝くじが千万分の一でコアの当選確率は約千二百分の一はだからな」

「へー割と高いな」

「あなたたちバカにしてますの!?」

「「いや全然」」

そして、その怒りがMAXになり一夏の机に衝撃が届きそうになった時

「オルコット席に就け」

千冬の威圧感ありまくり声のまえに黙るしかなかったようで

まぁ、このまま授業に入る前に俺にまで話を振ってきた

「あなたは、所詮企業の機体私の国が総力を挙げて作った機体に負けるわけがありませんわ」

ハイハイ負けフラグ乙そして残念俺の機体はもう決まっている

「企業ねぇ、そんなんよかよっぽどいい機体があるからな、使うまでもない」

「へぇ、そんなことを言う余裕があるのでしたら楽しみにしてもらいますわ」

「確固たる実力を持ってからいいなルーキー」

「ルーキーとは私を本当に馬鹿にしてますわね!」

「ハイハイ」

まだ何か言いたそうだったが計画道理だ

そうここまでず授業を妨害されると

スパァン!漫画だと思わず笑いそうになるくらいのいい音が目の前の金髪ロールからする

そうさ、千冬センセがキレるこの時を待っていたんだよ!

ざまあみやがれ! ハッ殺気!

勘で何かやばいものが飛んでくるそう理解すると俺は袖の中の腕をアームドモードの装甲を纏わせて

腕で頭を守るようにするそれに続いて何かを弾く音そして誰かが舌打ちをした

「リザット、お話をするのはいいが授業中以外にしろ」

「はい」

ここでふざけもいいがさすがに身動きの取れないところでふざけて一発はいらない、なので素直に従っておく

さてとテキトーに授業受けておきますか






◆第三者視点

――月が照らす無人のアリーナに音が聞こえた

二機のマシンが対峙している

一機は銀色を基調とし紫のラインと紫の髪が腰まである機体

もう一機は一回りほど大きくダークブルーをメインとしき赤いコンテナを背負った機体

とちらも撃ちあいに興じている

銀の機体は自分の身にあった重火器で機動力を生かした戦いを

ダークブルーの機体は自分の背丈を超える武器を軽々と振り回しながら必要最低限の回避をしかしない大胆な戦いを

戦いがかれこれ15分も続いたときに戦い方は変わった

それまでの撃ちあいとは打って変って

近接戦闘を繰り広げる

銀の機体がレーザーブレードを振ればダークブルーの機体が腕を掴みミサイルパンチを胴体に叩き込もうと振りかぶる

それを足蹴りで突き飛ばし距離を取る

その開くはずの距離を背中のブースターで追いかけ自分の間合いに入れようとする

銀の機体はレーザーブレードとは逆の腕に付いた大型の杭打ち機パイルバンカーを

そのまま直進してくるダークブルーの機体に打ち込む

杭のによる一撃を受けたダークブルーの機体はその場で動きを止め崩れ落ちた

◆リザット視点

「たーー負けたぁ!」

あ、どうもさっきまでジオと新しい機体の調整をやっていたリザットです

いやー、ジオのホワイトグリントいやジルバーグリント?は強かった

機動力高すぎだろ、メタルウルフにはちと厳しいかな、空中戦闘もやってみてもジオの戦闘スタイルとグリントがなかなか

相性がいいようで厳しいなーまったく早くメタルウルフになれないとてか起動したときのアレはなんなのさ

『この機体は厳密には動力がないぞ、この機体に必要なのは魂じゃ男ならソウルを燃やして見せい!』

どういうことだ?まあいいか

答えはいずれ見つかる

そんなことより・・・・・

「マスターどうかいました?」

「ああ、少し考え事をな・・・・」

バスタオル一枚しかつけてないジオに対して理性が振り切れそうなんだが

「マスター、イイコト二人でシちゃいましょう」

「は?ジオなんでそうなった?」

「マスターが言ったじゃないですか、勝った方は負けた方を好きにしていいって」

戦う前に負けたほうは勝ったほうの言うことを聞くとは確かに言ったが冗談・・・・・・

いや、冗談のつもりだったとは言えんし

男に二言はねぇ!

「わかったよ」

「ホントですね!」

顔をそんなに輝かせるんじゃない、ホントに理性飛ぶからここ寮だからそんなのまずいって

おい、やめろよそんなに顔を近づけないで

「−−−−−−−−−−−−−−−−−」

耳元でささやかれた後の記憶はない

ただ一つ言えるのは、気がついたら朝でした



――――クラス代表決定戦から数日前の出来事である

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