小説『織斑さんちの隣は転生者!?』
作者:deruta11()

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◆リザット視点

どうもリザットですIS戦だ、慣れない機体を使いてみたあの日から数日後

今回もその機体で戦うはめになる

クラウドブレイカーが使われない理由もまたおいおい語るとして・・・

じゃ、始めます



今日はみんなが浮足立っているそれもそうかも知れないなんせ、今回は男のIS乗りとイギリス代表の戦いだし

しかも俺がふっかけたセリフの性かもしれんが

「多いな」

「確かに多いですね」

そうなんか人が多い、ジオと人がどれくらいの来たの確認しに来たのだが多い

こりゃ下手に負けられないね、今日はとっとと戦いを済ませて寝たいのにな

ああ、今俺たちは一夏たちの反対のカタパルトにいる

一夏とも戦うらしいからな、手札は隠しておくものだと

そう言って追い出されちゃったよ

しかも、シュテル達と行き違いになっちゃったしついてない

・・・・うっぷん晴らしに戦いに行くか

「何処に行く気だ?」

後ろから千冬の声、興が削がれるなぁ

あと何時の間に来たんだよ

「いやぁ、これからあの機体と一戦交えてこようかと」

「するのはいいが、此方にも言えいきなり始められるとこちらも観客も困る」

「あ、はい。すいません」

「こちらの準備が済んだらブザーを鳴らす、そしたら行って来い」

「わかりました」

む、なんでジオは不思議そうな顔をしてるんだ?

「いえ、マス、リザットが謝ったので」

「おいおい、俺は自慢じゃないが悪いと思ったら謝るさ」

「そうでしたか、こんなに長く過ごしても気がつかない事はあるんですね」

「そんなもんさ、近くにあっても気付かないことは多いよ」

「逆に離れて分かることもありますからね」

シュテルがいつの間にか会話に入ってくる、それは俺とジオが前世の時の最後の戦いのことを言ってるように聞こえた

「・・・・なんだか、すまんな」

「謝るくらいならもっと私たちといて下さいそれで十分ですよ、ね シュテル」

さらにユーリが俺達の会話に入る

「まったくあの時と同じように突然いなくなりおって探すのが面倒だぞ」

ディアもいつの間にか隣にいる

「そうだぞー、いなくなるとシュテるんと王様が騒ぎ出して大変なんだぞー」

レヴィが少し疲れた顔をしながら、歩いて来る

「「レヴィ!」」

シュテルとディアが慌てたようで声を上げるそれを微笑みながら見る俺達

悪くないなこういうのもIS学園を卒業したらこんな毎日が来るといいな

ビーーーーー

お、ブザーが鳴ったな

さてといっちょやるか

頭の中のシステムを起動 SHIFT の文字が目の前に投影され

全身を作り変えるような感覚がくる

次の瞬間、俺は機械と一体化し新生する

「さてと、行くか」

「「「「「「いってらっしゃい」」」」」

いつものように一声かけてカタパルトに向かう

それじゃ、覚悟のないバカに戦う覚悟を教えてやる

カタパルトに足を付けるカウントが表示され、10秒前と表示

カウントの読みが始まり 0になった時、風を切る感覚と共に射出される

アリーナの上空にブースターを使って上がる

「やっときましたの、随分と悠長なことですわね。」

ちょっといらついた声で金髪ロールが話しかけてくる

面倒だ、スルー確定

「無視とはいい度胸してますわね!」

おーキレてる、戦いの前に冷静さを失うとはいただけないな

さすがに次も無視はかわいそうだ少し返してやるか

「言いたいことはそれだけか?」

「あなたねえ!私をコケにしたこと後悔させてやりますわ!」

「ああ、そうかい。とっと始めようぜ眠いんだ」

そう言いながらあくびするフリをやっておく

ロックオン警報が鳴り

戦いの合図

オープンコンバット!



金髪ロールが大口径レーザーライフルで先制してくる

それを身体を少し逸らすことで避け

お返しにコンテナから取り出したバズーカで撃つまぁ牽制で打ったものだから

避けられる仕方ないのでもう一丁弾速の早いバズーカを取り出して打つ

単調だがこの戦い方で生き残ってきたんだ、粗削りな戦い方というかもしれん、が潜ってきた修羅場は桁が違うのだよ!

だが、さすがにバズーカだけというのも見ている観客からすれば味気ないかな

ほかにも武器を使うかではオートキャノンとアサルトライフルでいいか

バズーカをコンテナにしまい右にオートキャノン、アサルトライフルを取り出し弾幕を張る

オートキャノンの弾幕にアサルトライフルの的確な射撃を混ぜながら撃つ

もうあちらは残り300といったところか、脆いな

こう言ってる合間も向こうも撃ってくるが

狙いが甘いというか、なんというか良くそれで代表候補生できるな

射撃が苦手なレヴィの方が強いぞ いやでもレヴィのほうが本能的な射撃のほうが厄介だしなぁ

「なんで、当たりませんの!?此方の方が全て優っているはずですのに!」

こんなものか自分の上がいることを慢心しているから認めない、やれやれだぜ

あと、俺の機体のほうが上だぞ、お前には嘘の情報をくれてやったのさ

「だから勝てんのだよルーキー」

撃つのをやめ両手の武器をしまいコンテナからムーンライトソードを取り出し回避運動をしながら距離を詰める

「お前のように人の命の重みもしらん餓鬼に、人に引き金を引くのを遊びと取っているのでは無理だな」

さらに距離を詰めムーンライトソードの間合いに入れる 

一閃

輝く刀身が日の光を浴びて煌めきながら金髪ロールのISを切り裂く

とどめに、50連ミサイルランチャーを撃つもちろん決めのセリフも共に

「アツアツのローストチキンになりなよ!」

赤い花火が青い空に咲いた

その中から青い雫が落ちて行く

まぁ大丈夫だろ、あのおもちゃ(IS)には絶対防御とか言う物が積んであるし問題ない問題ない

『勝者、リザット!』

試合終了の合図と共に俺はゆっくりジオ達のいるカタパルトに向かった

「お疲れさまでした、と言うまでもありませんか」

ジオが俺のきもちを代弁するかのような事を言う

「少し遊んだ戦い方でしたね」

俺の戦い方を簡単に評価する

「こんどは僕とマジで戦ってよリザット!」

ちょっとハイなテンションで言うレヴィ、レヴィは少し戦闘狂なとこあるなぁ

「相変わらずの戦い方だね、リザット」

ディアがいつもとは少し違う話し方でそう言う

昔このしゃべり方に矯正しようとして今の中途半端な感じになったんだよな

「お疲れ様ですリザット」

ユーリはいつもと変わらず可愛い笑顔で俺を迎えてくれる

はぁ面倒な戦いだったな〜

このあともう一回戦とかマジでダリい

一夏はブレオンだからおれもブレオンかー

近接なしでいっそのことショットガンだけでもいいなアイツもドマゾ使用だし

俺もそれで行くのはやっぱりいやだしうーむそのままでいいか

む、通信

『次はお前と一夏の番だ、やってこい』

『わかりました』

さて一夏を軽くのして次に行くか!

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