初めのころよかクォリティーが落ちてないか気にするこのごろ
もう2話ほどしたら小学校編に突入!数話で終わる予定
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◆リザット視点
「意外と様になるもんだなスーツ姿も」
ディアがデレてから数日がたった今日、いよいよ、近所の人に挨拶しようと思う
この数日間は碌な事がなかった
食材も初日に作ったチャーハンの材料と夕飯一食分しかなかったのを忘れて
二日目の朝は何も作れなくてレヴィに頭をガジガジ噛まれたし
小学生ボディで買い物すると、一週間の食料を持つのは軽く死ねるのと言うことで、
急きょ変身魔法で成人男性になって運んだりしたら、逆ナンで時間をとられて帰りが遅くなって、尋問され素直に言うとOHANASIされ
ディアのデレがすごくなって、そのことをユーリに問い詰められうっかり真実を言ったら、OHANASIされ
さらにシュテル達にもOHANASIをもらい、議論の結果、最終的に俺はみんなの物になったり
むしろ、「わ、私たちはリ、リザットの物ですからナニされても平気です///」と衝撃の事実を突きつけられたりした
うれしいこともあったが生きた心地がしねぇ・・・・
さて、過去を振り返るのはこのへんにして、行くかな 「待って下さい!」
ん、この声は・・・・・・
「私も一緒に行きます!」
ユーリか・・・・「は…一体、何が起こったどうしてユーリが大人に!?」
「ふふ、最近眠たそうにしてたのは私も変身魔法を使えるようにしたからですよ」
「なぜ考えてることがばれたし…」
「何を言ってるんですか途中からしゃべってたじゃないですか。とにかく私も付いていきますよ」
「いいが、変身魔法はどれくらい持つ?」
「だいたい、9時間ほどですね」
「そうかい、そうかい出来れば一人で行きたかったが…もう行く気満々なんだろう」
「そのためにこっそり、服屋に行ってわざわざ買ってきたんですよ」
そう言って買ってきた服をつまむ、ちなみに服は白のワンピースの上に水色のカーディガンといった感じで
ユーリの優しい雰囲気と相まってお嬢様のようだ、んいいこと思いついた
「では行きましょう。行きますかお嬢様」
「は、はい?・・・お嬢様け、けどリザットは私の夫(将来)であって決して執事とお嬢様と言う背徳的な禁断の恋とかそんなじゃなくて・・・」
お、おうこれは予想GAYです。しかしこのまま悶えるユーリの姿もなかなかふつくし、ハ!
俺はいったい何を!とにかく事態の収束を図らねば
「おーいユーリいろいろ考えてるとこ悪いが先行くぞ」
そういって玄関から出て行く
「へ、ああ待って下さい私も行きます!」
おし、慌ててついてきたかさて、気合を入れてやるぞー!
一件目
ピンポーン『はいはい今出ますよー』
「どうも、お隣に引っ越してきた、バン・ツァーデンと言います。引越しの挨拶に来ました。つまらないものですがどうぞ」
『あらあら、ご丁寧にどうも、そちらのかわいらしいお嬢さんは?』
「フィーネ・エーベルヴァインと言います、妹がお世話になるかもしれませんがお願いします」
『へえー妹さんがいらっしゃるんですかバンさんとはもしかしなくても彼氏と彼女ですか?』
「ほえ、別にそう言うわけでは……」
『いいのよ、いいのよ、そうゆうのはその内なるもんだから。まぁ頑張りなさいよ』
二件目
「でないな」「でませんね」「どうするかねー」「どうしましょうねー」
「「さすがに10分も玄関前で待つのはねー」」
「戻るか」「そうですね」
『美女とイケメン、ハァハァ。やべえ見てるだけで脳汁あふれてきた!』
『もう帰ってしまうとは!クソ!家に迎え入れてしまえばよかった!ああでも、部屋の整理がぁぁぁっぁ!』
三件目
「……なあ、フィーネ」「…なんですバン」「これどう見ても」「ええ」
「「ゴミ屋敷だよなぁ…」」
「ここはスルーで行こうか」「ちょっとまずい気もしますが…あまり行きたくないですしそうします」
「……挨拶終わったら、二人で買い物でも行こうか、ディアには外で食べるって言ってあるし」
「え、はい!楽しみにさせてもらいます!」
「ふふ、じゃあ次のところに行こうか」
九件目
「これが最後だな」「色々ありましたね」「そうだな濃い人ばかっかだった」
「近所を一周して挨拶をしたからお隣さんが一番最後なんだよな…」
「さぁちゃちゃっと、済ませて買い物に行きましょう」
「まぁ、まて最後だし気合い入れてこうぜ」
「そうですね、さぁー行きますよー」
「おうよ!」ピンポーン
『はいはい、今出ます―』ガチャ
「どうもこんにちは、ここ最近引っ越してきたものですが挨拶に来ました――――はい?」
おじぎをして、姿勢を正すと何処かで見たいや、本の挿絵にあった顔に凛々しさを無くして
子供ぽっさを付けた織斑千冬その人がいた
どうやらお隣さんは主人公とラスボスのようです