小説『織斑さんちの隣は転生者!?』
作者:deruta11()

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今回前後篇で作りました。 

これを投稿したらちょっと更新が不安定になりそうです

コメント待ってます

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◆リザット視点

この話は、先生の一言から始まった

「今週の金曜日に遠足がありますよー皆さん準備しておいてくださいね。それは皆さんさようなら」

みんながあいさつをし、帰る準備をしながら友達と話す中、俺は自分の席に座り考える

はい?遠足まさかな、俺がプリントの確認をし忘れた訳が・・・・・・・

あった、くしゃくしゃだな、おそらく俺をよく思っていない連中がいるせいかね

自己紹介の時のユーリをお姫様だっこはよくも悪くも目立ちすぎた、いやーユーリに怪我させたくない一心で

あんなことした、自分を責めたいな、HAHAHAHA仕方なく今は目立ちにくくしているが

「リザットーーー!一緒にお菓子買いにいこーーー!」

やたら、レヴィが俺にひっついてくるのだ、昼休みは男子に交じってサッカーとかドッチボール、けいどろなんかしてるにな

おかげで男子の視線がやばい、けどまぁそう辛くない、前世じゃこれの50倍とかザラにあるしな

転生者殺しなめんな

「ああ、レヴィ悪い、買い出しがあるんだがついて「ついてく!」シュテルも一緒だぞ」

「うん、僕もシュテるんと一緒に買い物できるは久しぶりだしいいよ!!」

うん、和むさて行くか

視線が減ったのか、何故だろうな?


この情景を見た者は語る


―ああ、自然と負けたって思えたよ。だってあんな、やさしい顔で微笑んでるんだぜ―


―あのとき、私は目を疑ったわね、どうしてかってそれはね、あの二人に私の理想のカップルが見えたのよ。私もあんな風に行きたいわ―


「よう、シュテル待たせたな」

「ええ構いません、と言いたいとこですが何故レヴィがいるのですか」

「なんだよー僕も一緒じゃダメなのかよー」

「水色の物を取って積み込むことをやめたらいいですよ、そうでしょうリザット?」

「ん、ああ確かにな、アレはシャレにならん」

そうなんだよなー、レヴィのアレの癖で普通15分で済むのが、50分かかって大変だったしな

「なんだよーーーそんなに僕が悪いのかよーーー!水色が悪いのかよーーー!!」

ありゃりゃ幼児退行してるよ、どうしたもんかねぇ

とりあえず落ち着かせようか・・・むしろ怒るかもしれんが

「まあまあ、レヴィ落ち着け別に水色が悪いんじゃないんだ、水色だからって何でも持ってくるのがダメなんだよ」

5歳児に言い聞かせるくらいの優しさで言ってみる

「ホント?どれくらいならいいの」

よかった、巧く言ったなさてここが重要な選択肢だどうしよう、・・・・・・5いや3、3で行くか

「よし!3個までいいぞ!俺たちは今日の夕飯を決めるから先にお菓子のコーナーに行ってきていいよ」

「うん分かった!」

笑顔を振りまきお菓子コーナーに走っていくレヴィを見送りつつ俺とシュテルは買い物を開始した





「うーん思わぬ掘り出し物があったな」

「ええ、そうですねコレが売っていることはそうありませんし」

そう言ってシュテルの指す商品に目をやるそこには鮭のアラがある

うむ、これは脂がいいかんじに乗っていて、旨いそして、なおかつ安いのが魅力だな

焼いた後に汁物に入れてもある程度は崩れず、しっかりとした歯ごたえがあるし、最高なんだよな

「リザットーー!シュテるんーーーー!」

お、来たようだなどんなお菓子かな

ふむ、ポテチとソーダ飴それとねるねる、予想の範疇だな

俺はまた今度でいいか

「おーい!会計済ませるぞこっちに来いー!」

そのまま会計を済まし三人で荷物を分けあい帰って行く





買い物から数日経ち


今日は遠足の日なった、みんなの弁当を作るのは前日にやったから早起きはしてないが

あれだ、一つ一つ違う弁当を作るってかなりきついぞー、ハハハハハ

さてと、そろそろ学校に行くか

一人で行く方が楽だしこっそり「まってください」

「今日くらいは一緒に行ってもいいでしょう、リザット?」

なんてこったい、そこには俺の行く小学校で五大美女のうちお姉さん系にして、俺の相棒

ジオ・スイーパーがいた

「一緒に行こうよリザット・・・・それとも私が嫌い?」

涙目上目使いなんて理性崩壊なことをされた俺は「はい」と言うしかなかった

それから俺は書き手紙を残して家を出た・・・ジオと一緒に

学校に行く道のりもここ数ヶ月でかなり慣れてきたがなぁ

ざわ ざわ ざわ ざわ  ・・・・・この視線どうもなれないな

「リザットどうしたの?」

「うん?ああ、この視線がいつになったら、やむのかを考えていてな」

「ああ、それね、たぶん無理よ」

「やっぱりか・・・」

「代わりに増やす方法ならあるけど」

そう言ってひっいてくるジオ、視線が一気に増えたぞおい

「ふふふ、こうするのは何年ぶりかしらね」

「なつかしいな、確かに何年振りかな」

そう昔を懐かしんでいると、校舎が見えてくるこれ以上はやばい戦場帰りとはいえ俺の胃に穴が開く

「ジオ。もうそろそろ腕を放してくれないか?」

「ダメ?そう、ならキスしてくれたら考えてあげるわ」

そう、妖艶に微笑むジオさすがの俺も顔が赤くなるのを感じながら

「じゃあ、一回だけだぞ」そういって頬にキスをする

「ダーメ、おねいさんの指定したとこにしてないからこのままね」

今のはさすがにイラッときた

「ほう、俺の物なのにそう言うかならば、お仕置きがいるな」

そう言って、ソフトキスではなく、ディープキスを実行する

「んんーん、んーんん」

なんか言ってるようだが、スルー

「さぁ、俺の物は俺の手の内にしまっておかねばな」

そう言って、お姫様だっこを敢行する

「ふえ、あうぅぅぅぅぅぅ、その、あの」

ククク、覚悟しろよ今日は視線など気にせず、ジオにめいっぱい恥ずかしい思いをさせてやる




なんたって、俺の物だからな――――――ジオ、離しゃしないぜ


-9-
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