小説『無詠唱の呪文を扱う者』
作者:あさひ(あさひの自由気ままな日記)

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第4章 

22時、世界樹前広場
なんか一杯いるな・・。しかも、ほとんどの人が俺のことを怪しげに見てるし・・
「よく来たのぅ。では、篠宮君の実力を・・」「あ、結界はどの程度の強度ですか?」
「む、上級くらいなら・・」「分かりました。で、何をすればいいんですか?」
まぁ、どうせ誰かと手合わせしろってことだろうけどさ・・
「手合わせをしてもらうのじゃが・・、誰が良いかの?」
「高畑先生以外」「・・僕は君と手合わせしてみたかったんだけどね」
いや、いくらなんでもあれくらったら多分死ぬし・・
それに・・、戦闘の面で相性が悪すぎる
「さすがに、手合わせするにはまだ実力が足りません・・」
「そうか・・。残念だな・・」「すみません・・。えっと・・そこの黒い人で・・」
「ガングロフィーニ君かの?」「ガンドルフィーニです!!」
「はい・・。その方でお願いします」
「学園長!!なぜこのような得体のしれない男を先生にしたのですか!!?」
・・確かに、得体のしれない俺を先生にしたのはどうかと思うけどさ
まぁ、でもやっぱり頭固いんだろうね・・。臨機応変って言葉が頭の中にきっとないんだな・・。んでなんか会話してるけど、めんどくさいから俺は聞き流している
しばらくして・・
「それなら、彼が勝ったらにしてください!!」
「むぅ・・まぁ、良いじゃろう。それで良いかな?篠宮くん」
・・あんま聞いてなかったけど、多分俺が勝ったら先生として認めてやるって感じか
「いいと思います。ある程度実力を見せないと、認められないのは覚悟の上なんで」
「ふぉっふぉっふぉ。では、始めるとしようかのぅ」
その言葉で俺と、ガンドルフィーニはある程度、離れた状態で構えた
「それでは・・始めじゃ!」
俺はすぐに瞬動を使い、ガンドルフィーニに近づく
「!?」
そしてそのまま無詠唱魔法の射手・雷の三矢をゼロ距離で放って、攻撃したあと・・
「ディア・レス・ティア・セ・レスティアル 来れ 虚空の雷 薙ぎ払え 雷の斧!!」
吹っ飛んだ状態の相手に、雷の斧をお見舞いした
その一撃で、ガンドルフィーニがダウンする
俺が一瞬で倒したことに、周りの皆は呆然としていた
「そこまで!見事じゃな」「ありがとうございました」
終わりの号令がかけられ、俺はその場でお辞儀する
「今のって・・」
「はい、サウザンドマスターが好んで使った戦法です」
俺の言葉に周りの皆はびっくり仰天
「どこでそんなもの・・」
タカミチが聞いてきたので、俺はこそっと耳打ちした
「エヴァがネギに教えたのを見てました」
「・・なるほど。そういうことか」
どうやらそれで納得してくれたらしい・・
「ふむ、実力は見ての通り十分じゃが・・皆はなにかあるかのぅ?」
そう言うと、学園長は見回したが、誰も異論はないらしい
まぁ、心の中じゃ色々言いたいんだろうけど・・
「そういうことじゃから、篠宮君。このことは追って連絡しよう」
「・・分かりました」
とりあえず、無事に終わったな・・
安堵のため息をつき、俺はそのまま割り当てられた部屋へと戻ったのだった

部屋
「ふぅ・・。やっと、一息つけるか・・」
俺は部屋に置いてある椅子に座って、のんびりとしていた
それにしても、俺の魔力量おかしいだろ!?
千の雷とか燃える天空とか使いまくっても、全然平気って・・
まぁその分、近接戦闘があまり強くないみたいだけどね
「・・あー、金溜まったらダイオラマ魔法球でも買うかな・・。まぁ、エヴァがほかにも持ってそうだけど・・。ダメもとで明日聞いてみるか・・」
とりあえずダイオラマ魔法球が真面目に欲しい!!新呪文開発しなくちゃ!
そんなことを考えながら、俺はくつろいでいた

次の日
現在、職員室から教室に向かって歩いている途中
「おい、ネギ。大丈夫か?」「多分・・」
このやつれた状態で、授業って・・ほんとに平気なんだろか?
とか会話しながら歩いているうちについたし・・
「じゃ、僕が・・呼んだら・・入って来て。海斗」
俺がその言葉に頷いたのを見ると、ネギはフラフラと入っていった
ん?いつの間にか海斗って呼ばれるようになったのかって?
まぁ、さっきなんだけどさ・・。ネギの丁寧口調が今更ながら気になって、楽な口調でいいって言ったらこうなった。うん・・
いや、おれもこっちのが楽だからいいんだけどね
「入ってきて」「・・おう」
声が聞こえ、俺が中に入ると・・
「「「「「「「「「「「「「おおおおおおお!!」」」」」」」」」」」
なんかよくわからない歓声をあげられた
「今日から・・このクラスの副担を務めさせてもらう篠宮海斗だ。皆よろしくな」
教室を見渡しながら俺はとりあえず、そう言っておいた
「・・で、どうすればいいんだ。ネギ」
「え、えっと・・じゃあ、海斗に質問のある方は?」
おい、それ言ったら・・
待ってましたとばかりに、クラス中から質問が上がり始める
「趣味はなんですか?」
「彼女いますか?」
「何歳ですか?」
「ネギ君とはどんな関係ですか?」
なんか最後の質問に物凄いツッコミを入れたくなったのは俺だけだろうか・・
とそこで、朝倉が周りの皆を止め、俺に一人で質問してきた




続けて更新〜♪
早すぎねぇか!?と思う方もいらっしゃry
なんでもないです。ちょっと電波を受信しただけですからお気になさらず・・(滝汗
海斗が呪文を唱えたのは、特に理由はありません
ただ、そちらのほうが魔法使いっぽいということでそうしました
命が絡んでる戦いでもないので、そういう余裕もあると言う事も示したかったのですが・・
多分、読んだだけじゃわかりませんよね・・(泣
ちなみにある方の影響を受けて、ネギまの二次創作なるものを書き始めたため
その方と微妙に文体が似てしまっているかもしれません・・(汗
もしそれで不愉快な思いをさせてしまったら、申し訳ありませんでした。
コメントを頂ければその部分は消させていただきます

次回予告
質問質問質問タイム。
明日は晴れ?飴?それとも雪?・・ああ、雨ね
っと、そんなことは置いておいて・・
朝倉からマシンガンのように質問の雨を浴びせられ、タジタジの海斗
ていうか、初対面の相手に・・いますか?(にっこり)とか無遠慮すぎじゃねえか!?
・・いや、このクラスに常識を求めてはいけないという事だな。気にしないようにしよう・・
その後・・、エヴァの家に不法侵入(ヤホーイ
って、これ犯罪じゃん!?やべぇ!
エヴァ(金髪幼女)の家に不法侵入とかロリコンの称号が付いちまう(滝汗
「・・貴様、よほど死にたいようだな。いいだろう。エクスキューショナーソード!!」
「ぎゃあああああああああ!!」

随分とふざけた次回予告だ。
まぁ、予告の方はそんな感じのテンションで適当にやっていこうと思います
それでは〜ノ

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