ーー第2章 嘘
・・・表通り
葉月「お兄ちゃん、どこに買い物行くんじゃ?」
彰「素材屋」
葉月「あのお化け屋敷か・・・」
葉月の歩みが止まった
彰「あれでも以外と品ぞろえが・・・あれ?」
時間が止まっている?
?「そこを動くな」
人混みの中うごめく陰
彰「妖狐か?」
見えてきたのは、銀髪で髪と同じ色の耳と尻尾、青い浴衣の青年だ、他に5人いる
銀「俺の名は銀、『妖狐第三部隊』の隊長だ。葉月様をこちらに引き渡せ」
彰「やだね、知らない奴に葉月をやるほど甘くはない」
すると銀は狐火を出した
銀「脅しではないぞ?この火は鉄も溶ける、人間だと・・・」
彰「く・・・!」
銀「・・・その前に良い事を教えてやろう。貴様は仕組まれていたんだ」
彰「何言ってんだ?」
銀「葉月様は狩人に何かに殺されてはいない、お前は嘘を言われていたんだ」
彰「嘘・・・だと?」
銀「ああ、そして葉月様は・・・」
葉月「しゃべりすぎじゃ・・・」
銀「すみませんでした、葉月様」
銀は葉月に謝り、葉月は銀の所に行った
彰「待てよ!葉月!」
葉月「彰、ここでお別れじゃ・・・今までありがとう、そしてすまない・・・」
葉月の目には涙が・・・