・・・前回の続き・・・
彰「お前の気持ちを聞いているんだ!」
銀「俺は・・・俺は葉月様に生きていて欲しい」
葉月「・・・銀」
銀「だとしてもだ!上には逆らえない!」
彰「・・・なら辞めちまえよ」
銀「はぁ?」
彰「そんな力のない者を捨てちまうような組辞めちまえって言ってんだ!」
銀「しかし頭領はかなりの力だぞ!?俺達なんか赤子を殺すようなもんだぞ!?」
僕は銀の胸ぐらを放した
彰「だったら戦えばいい」
二人ともえっ?って顔をした
葉月「お主今の話を聞いておらぬのか?わしらなど・・・」
彰「葉月を渡すくらいなら死んだ方がましだ、僕は葉月が殺されたら悲しいからな」
二人は顔を見合わせそして・・・
銀・葉月「あはははは・・・!!」
彰「な・・・!なに笑ってんだよ!?僕は本気だぞ!」
銀「あはは・・・彰殿、実は貴方を試していたんだ」
なに言ってんだ・・・?
銀「今までの話はほとんど本当だ」
彰「えーっと・・・どこまで?」
葉月「わしは戦争で死にかけ、そして転生し
記憶がなくなってから魔力が無くなったところまでじゃ」
彰「・・・じゃあ魔力のない者が捨てられるって言うのは・・・」
銀「ああ、嘘だ」