駒王学園に行くと学園から出てくる人が居た。授業は終わったみたいだな。
「そこの人達、ちょっと聞きたい事があるんだが良いか?」
「イケメン様が俺達に何の用だよ?なぁ松田」
「イケメンに教える事は何も無い。行こうぜ元浜」
声をかけた二人の男子生徒はそのままどこかに行ってしまった。
「無視されたわね」
「…男性に声をかけるのは止めておこう。すまない、リアス・グレモリーさんか支取蒼那さん(人間界での偽名)がどこに居るか知らないか?」
今度は女子生徒に話しかけた。
「リアスお姉さまはどこかで部活をしていると聞いた事があります。蒼那先輩は生徒会の会長なので生徒会室に居ると思います」
「教えてくれてありがとう」
教えてくれた女子生徒にお礼を言って、とりあえず(道を聞き忘れたため)魔力の反応が近いリアスの元へ向かった。
「(はじめからこうしてればよかったな)」
リアスの魔力の反応がする場所へ向かうとリアスの眷属の女王、姫島朱乃が居たので声をかけた。
「朱乃、リアスは居るか?」
「あら?ヒョウガ君、部長なら部室に居ますわ。ついでにお茶でもどうですか?」
「貰おうかな朱乃の入れたお茶は美味いからな」
「ありがとうございます///……所でヒョウガ君の後ろに居る方々は誰ですか?」
「あぁ…訳ありのシスターだ敵対する気は無いからリアスに保護してもらおうかなって思ってな。もう一人は元堕天使だ俺の眷属になった。二人を連れて来た理由は皆の前で話すから今は聞かないでくれ」
「…分かりました。案内しますのでついて来て下さい」
朱乃にリアスが居る部室まで案内してもらった。