小説『ハイスクールD×D 氷の不死鳥』
作者:闘魂()

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俺が転移してやって来たのは自分の部屋だ。

自分の部屋に転移した理由はこの部屋にあるダイオラマ魔法球の中に聖獣のフェニックスが居るからだ。

何故ダイオラマ魔法球を持っているかと言うと、俺は冥界に居た時ネギまの世界のダイオラマ魔法球は理論上作れる事が分かったので時間が掛かったが何とか作り上げたのだ(設定は外の1時間が魔法球の中の1日)。

それで面白半分に魔法球の中に色々な生物を入れてみた。

中に果物などの食料も入れたり自由に過ごさせていたら、いつの間にか独自の生態系を作り上げていた。

魔法球の中にはトリコの世界の猛獣などが居るのだが、この間魔法球の中で食べれる食材を探していたら突然強烈な炎が襲いかかってきたのだ。

炎の出所を見てみると卵の殻から出て来たばかりの雛が放っていたのだ。

その雛をよく見ると聖獣フェニックスの雛だと言う事が分かった。

雛は俺を見ると泣きやんだので魔法球内の俺の家に連れて帰り巣立ちができるまで育てたのだが、冥界に戻ろうとしたら突然暴れ出した。

今度来たときは相棒として連れて行ってやると約束するとおとなしくなって甘えて来た。

別れる時にフレアと言う名前を付け俺は魔法球から出たのだ。


そして今回フレアに会いに来たのは、正式に俺の相棒として来るか聞くためだ。

来てくれるなら兵藤をボコボコにするため手伝ってもらうつもりだ。

俺はフレアに会うため魔法球に入り俺の家のある場所に向かった。

自分の家の近くに来ると炎の塊が俺目掛けて飛んできた。

「熱い!久しぶりに会えてうれしいのは分かるが炎の温度を調節してくれると助かるなフレア」

炎の塊を受け止めると俺の肩には鷹ぐらいの大きさの聖獣フェニックスのフレアが乗っていた。

「キュルルル」

「久しぶりだな。と言っても俺からしたら1カ月ぶりだがな」

魔法球の中の時間は外での1時間が1日なので1カ月経てばだいたい2年くらいだ。

「約束通り迎えに来たが俺と一緒に来るか?」

「キュル」

フレアは頷き頬ずりしてきた。

「ありがとフレア。それじゃあしばらく此処で特訓してから外の世界に出るぞ」

「キュル!」

魔法球の中で約1カ月位、フレアと一緒に猛獣と戦ったり食事したりして過ごした。

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