魔法球の中から出て自分の部屋からリビングに行くと眷属の皆+アーシアが居た。
皆が俺に気付くと心配したぞと説教された。
「所でお兄様、お兄様の肩に乗っている鳥はもしかして…」
「俺の相棒になったフェニックスのフレアだ。フレア挨拶しろ」
「キュルル」
フレアはペコリと頭を下げお辞儀した。
「お利口だにゃ」
「だが本当に聖獣と言われてるフェニックスなのか?聖なる力のかけらも感じられ…熱ちちちち!!!この鳥髪の毛を燃やしやがった!?」
「キュル!!」
フレアの悪口を言ったシルバの髪の毛をフレアが燃やした。
「フレアは確かにフェニックスだそれは保障する。聖なる力は…元々無かったんだろう。それを不死などの力があるから周りから聖獣と言われ出したって所だろう」
「危うく髪の毛が全部燃えて禿げるところだった…それならこいつは不死の力は持っているのか」
「持っている。それも悪魔側のフェニックスの精神論みたいな不死じゃなく寿命以外じゃ死なない正真正銘の不死だ」
「すごいんですねフレア」
アーシアがそう言うとフレアは誇らしげに鳴いた。
「ヒョウガ、模擬戦まで後9日だけどどう過ごすの?」
「普通に学園に行ったりいつも道理に過ごすつもりだ。もちろん修行もするがな」
「ヒョウガ様、あの兵藤と言う者、赤龍帝が宿っていましたが大丈夫なのですか?」
「赤龍帝だと?なんであんな奴に宿っているかは知らないが、アイツは基礎が全然できていない。そんな奴がいくら赤龍帝の力を使おうが、俺に勝てるとは思えないが…念には念をいれて警戒しておこう。情報ありがとグレイフィア」
「ヒョウガさん、今日は学園には行かれるのですか?」
「行くつもりだ。一緒に行こうアーシア」
「はい!行きましょう!」
アーシアと一緒に学園に行った。
その日の放課後、オカ研でリアス達にも心配させるなと説教された。
兵藤の奴はサボリで居なかった。
そして9日経ち模擬戦の日になった。